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もう便秘薬に頼らない! お通じが良くなる【真野わか先生2】

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前回の「真野わか先生の記事1」で本当に腸の事を知らなかったなあと反省しているツボユリです。今回お送りする腸のおはなしは、みんなきになる”宿便”についてもきいてきちゃいました♪ ホントのところ、”宿便”ってあるんですか?

腸の声をきいて体をケアしよう【腸セラピスト真野わか先生1】

 

人それぞれに違う“腸の硬さ”。

老廃物以外にも、血行不良、食生活によって違います。腸に老廃物が溜まったままだと、腸の壁から老廃物が吸収されてしまうことも。特に“小腸”は私たちの食べたもの(栄養素)を血管を通じて細胞の隅々にまで送り届け、新陳代謝をおこします。このとき腸が汚れていると腸壁の汚れも一緒に吸収してしまうこともあるんです。つまり栄養素も入っているけど汚れも入った血液が全身を巡るようになったら、日頃血行不良で肩こりや腰痛に悩まされている人は、より血行不良を起こしやすくなって、肩こりや腰痛が悪化することにもなりかねないってこと。血管というネットワーク網で全身が繋がっているからこそ腸壁の汚れがあらゆる体調不良の原因にもなるわけです。もちろん、プラスなこともありますよ。悩んでいる人も多い花粉症などのアレルギー症状が改善されたりします。腸は免疫細胞がたくさんありますから、腸がキレイになって本来の動きを取り戻し、免疫細胞がちゃんと発動すれば、過剰反応が減って正常な状態に導かれるんです。

 

“何年も溜まった宿便”は存在しない。

最近巷でよく耳にする“宿便”。よく広告で「溜まっていた宿便がドッサリ!」なんてものがありますが、そもそも「宿便」ってなんでしょう? 小腸の内側には短い毛がビッシリ生えているので、そこに汚れがつくことはあります。しかし、その毛のターンオーバーは早く、約1日~3日ほど。ですから、ここに何年も汚れがついている…というのは不可能です。 大腸は? というと、内側はツルツル。しかも便が腸内こびりつかないようにするために粘液がたくさん出ています。長年出ていない“宿便”というものは…ありません。3日以上便が出ないことを“宿便”と定義づけするなら、「ない」とは言いませんけれど、ね。

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真野さんの、昔のこと。

腸の状態? ほめられたものではなかったです。そもそも良くないということに気づいてなかったんです。私もみなさんと同じように会社勤めをしていました。腸に関しては「1日一回排便があるからいいや」程度の認識だけ。ストレスが溜まったら食べ過ぎてしまうし、冷え満載で運動嫌い…という日々の繰り返しでした。でもこの仕事につき、腸のことを知り、自分の腸を揉むようになってから「よくないこと」がわかるようになったんです。口に入る食べ物が自分になるんだ! と気づいたし、明日明後日、十年後の自分は今の自分を積み重ねた結果でしかないんですよ。そのために、気をつけられるところは気をつけよう。と腸もみと食や生活の見直しを始めました。腸をもんで快便になるのはもちろんのこと、リラックスできて過食が収まったので、一石二腸(鳥)のいい事づくめ(笑)ほかにも肌荒れや生理痛、アレルギー、イライラ・・・これまで抱えていた不調がどんどん解消していって。それで、みなさんにも知って実践してほしくて、本を書いたり、こういう場を通してお伝えしているんです。

 

便秘薬で動かなくなった腸も復活可能

そんな人の腸はきっと、動くことを忘れちゃったんですね。自分の力以外の方法で出すことを覚えちゃったから。でも本来動いていたんだから、自分の腸を100%信じることから始めれば大丈夫。ただし、自分で“便秘薬を飲まないと私の腸は動かない”って暗示をかけてしまうと腸は動かない傾向に拍車がかかります。例えば、熱があるときに体温計で熱をはかってしまうと「うわあ、こんなに高い!もうだめだ」ってなりがちですが、熱をはからなければ結構動けたりしますよね。 “病は気から”の考えは腸でも同じ。想い(自己暗示)の強さで腸の状態は変わっちゃうんです。「コレ食べたら下痢するかも…」って食べてすぐに下痢する人がそのタイプ。メンタルとの関わりが強い臓器だから「私、なにやっても便秘なの…。」って思い込みすぎが強すぎるのは腸にとっても自分にとってもマイナス。でも、想いのチカラを上手に使って、「私は快便人間に変わるの!」とプラスのイメージでしかるべき対応をしていけば、腸はがぜん動きやすくなります。

最近、私のサロンにお越しいただいているお客様で、下剤に近いお茶が何年も手放せない方がいらっしゃるんですが、お茶をいきなり断つことは難しくても、薄めたり飲む頻度を減らしつつ、サロンでの施術と自分で腸もみを続けるうちに、3回目の施術後からお茶を飲まなくても自力でいい便が出せるようになったんです。「これからも自分の腸を信じて腸もみを続けます」とおっしゃってくれました。この方のように自分の腸を信じてやるべきことをすれば大丈夫!

クララが立ったのは愛のムチ。

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私は便秘薬などで動にくくなった大腸のことを、アルプスの少女ハイジに出てくるクララに例えて“大腸のクララ状態”って呼んでいます。クララったら、ほとんど歩く練習もせずに「ハイジみたいになれないわ!」って。それってムシがよすぎます(笑)車椅子生活を長く続けてきて、練習もしないで歩けるようになるわけないじゃん!ってツッコミどころ満載です。まず、立つことからでしょう? クララが立った!に始まり、つかまり立ちから自力で立つに変わり、ここからここまで、と少しずつ歩く距離を延ばし、…走れるようになるのはその後。ハイジ(=健康な大腸)のようになるには時間がかかるんです。歩行訓練も便秘解消も一朝一夕にはいかないってこと。便秘薬はハイジの登場人物に例えるとセバスチャンなんですよ。車椅子を行きたい場所まで押してくれる、心優しきセバスチャン。でも、自分の足で歩くために必要なのはロッテンマイヤーさんのような存在。本当に困らないために何が必要なのか、厳しさの中にあるやさしさ。いわば愛のムチ。私たちの腸においては食事だったり腸をもむことがそれにあたります。腸の場合は優しくするから、決してムチじゃないんですけどね。ほどよい刺激と正しい食事で薬を使わなくても出せる腸になっていきますから。ただし、腸もみは魔法じゃないから1回でよくなるというより、継続することで良くなっていくもの。この間、自分の腸を信じきれるか。自分の腸を散々薬漬けにしてきて、3日もんでも変わらないから「もういいや」って、病み上がりの人に100メートルを20秒以内で走れって言っているようなものです(笑) 薬漬けの腸には薬断ちとリハビリ(腸もみの継続)、そして時間が必要。でも、信じてあげれば年齢関係なく回復してくれますよ。

 

ウンチくさい人

食生活の乱れや、ストレスによって悪玉菌が増えると「ウンチくさい人」になってしまっている可能性も。なにしろ悪玉菌はストレスが大好き。そして腸内の細菌は悪玉菌が増えるとそのぶん善玉菌は減ります。逆に言えば善玉菌が増えると悪玉菌が減るから、ニオイが出なくなる。自分が“ウンチくさい”なんてサイアク。「もしかして、わたしウンチくさい?」と思ったら、すぐに消臭スプレー…ではなくて、内側を変えていくことから。食べることでストレスの発散、ではなく腸をもんでストレスを発散して、腸からリラックスさせてあげましょうね。そうしたら臭いもなくなっていきますよ。

 

 

うむむ、、今回も勉強になることをたくさん教えていただきました! 次回は最終回…腸も私たちと同じように残業をしたりミスをしたりするらしい!?  お楽しみに♪

 

chonoohanashi (1)

 


2014/06/25 | キーワド: , , , | 記事: