Diet

ヤセてる人の脳の使い方はこうだった。【奥田弘美さん3】

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前回、前々回【奥田弘美さんの記事1・2】と、精神科医の奥田弘美さんに「脳ダイエット」でヤセるコツをお伺いしてきましたが、最終回となる今回は具体的に”一生スリムでいるための脳の使い方”をお伝えしていきます。みなさん、とりあえずメモメモ!

リバウンド続きだったダイエットに終止符!脳ダイエットでスリムな体に。【奥田弘美さん】

ヤセてる人と一緒に過ごして愕然!これがデブとヤセの違い…【奥田弘美さん2】

 

 

 

まず、ちょっとおさらいです。「一生スリムでいる」ためにはどうしたらいいのか? 答えは簡単、「お腹が減ったら食べる」でしたね。でも子供の頃はできていた「お腹が減ったら食べる」。そんな簡単なことがいつのまにか出来なくなってしまっているんです。理由は”頭で考えて食べる”から。「3食しっかり食べなければいけない」「残さずに食べないと勿体ない」そんなことを考えているうちに、お腹が減っていないのに食べ、栄養を必要以上に摂っている生活に…。実は、ヤセている人は「お腹がすいたら食べる」生活をしているんです。あなたもここで切り替えれば、苦しむことなく”一生スリムな体”を手に入れることができるんです。

 

 

一生スリムでいるための脳の使い方…の前に、ヤセるために絶対必要な栄養素をおさえておきましょう。なぜなら、やみくもに「お腹が減ったら食べればいいや」と思っていては、キレイにヤセることは難しいからです。どうせならキレイにヤセないと勿体無い! では奥田先生から教えていただいた栄養素のわかりやすい分類方法で知っていきましょう。

 

大切な3つの栄養グループ

栄養素を大きく色分けすると、黄色・赤・緑の3つにわけられます。

 

体のガソリンになるエネルギー源…黄色グループ

【炭水化物】

ごはん、パン。パスタ、うどん、ラーメンなどの麺類。小麦粉、米粉から作られるもの。イモ、トウモロコシ、かぼちゃなども。

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体の組織や筋肉、血液などをつくるエネルギー源…赤グループ

【タンパク質】

肉の赤身、レバー、卵、大豆類など

★1日に手のひらサイズで3~4つ分が理想

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さまざまな体の働きを調節するエネルギー源…緑グループ

【ビタミン・ミネラル】

野菜類(イモ類、カボチャ類、コーン、アボカドなどは炭水化物を多く含む野菜なので、炭水化物として捉えるべき)、海藻類、果物類(果物類は糖質が多量に含まれるので黄色グループと緑グループのミックス食品だと考えるべき)など

★1日に手のひらサイズで3~4つ分以上

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「食事をかなり減らしているのにヤセない…」という人はたいていが赤グループ摂取不足。すなわちタンパク質不足らしいのです。そのため、代謝が下がってしまって、かなり低カロリーな食事をしていてもヤセなくなってしまう。赤グループと緑グループは体そのものを作る目的の栄養素なので、体の健康や美容を保つために不可欠な食べ物たち。そのために、ある程度の目安をもって食べたほうがいいのだとか。

また食べる順序も、緑→赤→黄色の順に食べる癖をつけると、自然に低糖質になるため痩せやすく太りにくくなるそう。

その点をふまえた上で、いざ、一生スリムでいるための脳の使い方の箇条書きっ!

 

空腹を長時間ガマンしない。

(あれっ?お腹が減ったら食べるのが◎なんだから、空腹はいいんじゃないの?)

代謝を落とさない&ドカ食いを防ぐには、「お腹が減ったら食べる」を1日に2~3回(基本は3食、最低でも2食)にわけて食べるのが理想。長時間空腹を我慢すると、飢餓本能が働きドカ食いしてしまいます。また同じカロリーの食料を1回でドカ食いするより分割食べした方が圧倒的に脂肪化しにくいのです。ただしあくまでお腹がすいたら食べること。

 

 

20分以上はかけて血糖値上昇による満腹感を得る

20分以内の超早食いは血糖値が上がり切らないために満腹感も得にくく、健康のためにもよくありません。よく噛んで最低20分以上かけて食べるのは基本!

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30分以内に食べきり、胃に空きスペースをつくらない

フルコース料理のような時間をかけながらダラダラ食べはしてはいけません。血糖値が上がったとしても、胃に空きスペースができてしまうため、目の前にあると惰性で口に入れたくなります。また別の食べ物を余計に食べてしまうもと。

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食べるものはすべて目の前に並べる

コース料理や懐石料理のように一皿ずつ時間差で食卓に出さないようにします。1食に食べる料理は、一気に食卓に並べましょう。1皿ずつ出してしまうと、トータルでどれだけたべたかわからなくなり、ついつい食べ過ぎてしまいます。また、一気にバーンと並べたほうが、目で見た満腹感も得られます。

 

満腹感が得られたら食事を潔く終わらす。

空腹感にとともに大切なポイントがココ。いわゆる腹八分目レベルの満腹感で潔く食事は終えましょう。本来、健康スリムグループの人の満腹感はそのレベルなのです。太っている方は、満腹感の設定レベルが知らないうちにズレてしまっているのです。「まだ食べようと思ったら入るけど、もう空腹感はまったくない」というのが、本来の人間の満腹レベル。そのレベルで食事を終えると、自然に食べ過ぎが減り脂肪合成が起こりにくくなります。

 

ふむふむ。「良い」と信じきっていた食事のとり方が、ダイエットのためにはこんなに間違いだらけだったなんて! これからは思考をシンプルにして、脳ダイエット開始だ!

 

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今回お話をお伺いした方

奥田弘美さん

奥田弘美2014

 

「何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから」著者

「脳ダイエット」表紙写真

精神科医師(精神保健指定医)、日本医師会認定産業医、作家。

1992年山口大学医学部卒

精神科医・産業医として都内20ヶ所の企業にて、日々多数のビジネスパーソンの心身のトータルケアを行うほか、銀座スキンクリニックではカウンセリングルームを持ち、メンタルケアコーチングやダイエットコーチングを実施。心のストレスケアとともに行う安全で実施しやすいダイエット法には定評があり、ビジネスパーソンのメタボ解消や女性の健康ダイエットを日々サポートしている。著書に「何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから」(扶桑社)「働く男の怒りと疲れをパワーに変える処方箋」(メディカルトリビューン)などほか多数。

 


2014/10/21 | キーワド: , , | 記事: