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意外と多い!?「人見知り」克服法教えます!

覗く女性

「友達ができない」「会社になじめない」…。なんだか最近、「私、人見知りなんです」というコが急増していると思いませんか? その原因と克服方法を専門家にリサーチしてみました。

「人見知り」は自分を守るための防衛本能

近年、増加しているのは「万能感」ゆえの人見知り。「自分は人よりも優れているはずだ」という現実的な努力が伴わない自信や万能感があり、それを否定しそうな人に対して無自覚の自己防衛が働くのか、傷つく前にそういった人を排除すべく「私は人見知りだから」と予防線を張るのが、現在多く見られる人見知りです。

通常、人見知りは幼少期にはほとんどの人に見られ、成長することで起こる失敗経験や客観視の芽生えとともに自然とおさまっていくものです。しかし、競争を過剰に避ける教育の弊害などによって、いつまでたっても万能感がぬぐえない人が多いための、人見知りを克服できないまま、大人になる人が多いのが現状です。

人見知りを克服するには、まずは自分がなぜ人見知りになったのか、自身の心の奥底に潜む原因を探る必要があります。また、その原因はいくつかのタイプに分類されるので、自分がどのタイプか知ることが大切です。

まずはあなたの「人見知りタイプ」を判断

以下の悩みや不満について、それが自分に「すごくよくあてはまる」=5、「ややあてはまる」=4、「どちらともいえない」=3、「ややあてはまらない」=2、「全くあてはまらない」=1点とします。

A

①他人が自分をどのように思っているのかとても不安になる

②自分が人にどう見られているのかクヨクヨ考えてしまう

③自分が相手の人にイヤな感じを与えているように思ってしまう

④自分の内心がほかの人に知られるのではないかとよく気にする

⑤人と会うとき、自分の顔つきが気になる

B

⑥知らない集団の中にとけ込めない

⑦3人以上の会合が苦手である

⑧知っている仲間といても、とけ込めていない感覚がよくある

⑨一対一では会話が弾んでも、大勢いると会話がうまくいかなくなる

⑩基本的にひとりでいるほうが好き

C

⑪授業中や会議のとき、みんなの前で発表は失敗することが多い

⑫人前に出るとオドオドしてしまう

⑬人がたくさんいるところでは気恥ずかしくて話せない

⑭大勢の人の中で向い合って話すのが苦手である

⑮引っ込み思案である

D

⑯人と目を合わせている状態がつらい

⑰会議中、相手の目を見ることができない

⑱会議中、目線をどこに持っていけばいいかわからず挙動不審になる

⑲人に顔をジーっと見られるのがつらい

⑳人と向かいあっているポジションがつらい

E

㉑根気がなく、何事も最後まで続かない

㉒ひとつのことに集中できない

㉓自分は意志が弱いと思う

㉔計画を立てても実行がともなわない

㉕すぐにあきらめたり、気持ちがくじけたりしがち

 

*A~Eそれぞれの点数を合計し、一番点数が高かったのがあなたのタイプになります。

A=空気読みすぎタイプ

B=一匹狼タイプ

C=ノミの心臓タイプ

D=目線過剰反応タイプ

E=完璧主義タイプ

 

タイプ別の特徴克服法を紹介

A:空気読みすぎタイプ

・・・こんな経験がある人はこのタイプかも?

・褒められるのが苦手

・すごい人だと思われたい

・相手の言葉を信用できない

人からの評価を気にしすぎていませんか? このタイプの人は、人と会話をするときに、その会話の内容よりも、相手が自分をどう思っているのか、どう評価を下しているのかに気をとられがち。空気を読むのが得意で、気が回るタイプではあるけれど、それが行き過ぎると人からの評価にとらわれすぎて、人とうまく会話できなくなったり、会話自体は成立しても、人といることが苦痛に。

<克服法>

頭の中に2つのBOXをイメージしながら会話を!

ひとつめのBOXをは、相手が自分をどう思っているのかを考えるBOX、もうひとつは相手の言葉を言葉通りの意味で受けとるBOXです。両者を持ちながらも、後者のBOXをだけを受け止めて会話を進める訓練をするうちに、前者のBOXが小さく、後者のBOXが大きくなります。次第に自己愛の大きさに気付かされ、自我肥大が改善され、人づき合いのバランスが整っていくはずです。

 

B:一匹狼タイプ

・・・こんな経験がある人はこのタイプかも?

・大人数での合コンが苦手

・3人以上だとつまらない

・実は目立ちたがり屋

一対一の関係では初対面でもわりと得意なのに、なぜか合コンやパーティーなど、人数が増えたシチュエーションだと急に居心地が悪くなったり、苦手意識が芽生えてしまう人がこのタイプ。人数が多いと、自分をよく見せるための努力や自分の万能感を守るための行動を、全員に行き届かせることが難しくなり、全員によく見られたい、すごいと思われたいけど、それができないジレンマの板挟みに。もともとは社交的な気質をもつ人が多いので、人数にとらわれることをやめ、あくまでもそのときの状況を楽しもうとすることで、徐々に苦手意識を克服してくことが可能なはずです。

<克服法>

大人数と思わずに、一対一の応用と思うこと!

人数が何人になろうと、誰かが話し、誰かがその流れに乗るという会話の仕組みは結局同じ。自分をどう見せようではなく、いろんな人の会話の流れを、1人の人との会話のように受け答えし、あせらないのがポイント。引いてしまいがちな人は、うなづきや相づちだけでも会話に参加して慣れることから始めて。段々と苦手意識が薄れて、大人数でも楽しめるようになります。

 

C:ノミの心臓タイプ

・・・こんな経験がある人はこのタイプかも?

・スピーチなどで頭が真っ白

・みんなの前に立つのが嫌い

・すぐに心臓がバクバクする

成功を求めるあまり、過度な緊張で結局失敗してしまう悪循環に。とにかく人前に出るとアガってしまい、緊張のために普段の自分が出せなくなってしまうタイプ。学校や会社での発表やスピーチ、プレゼン、面接など、いわゆる社会的な場面や人前で注目を集めるシュチュエーションにめっぽう弱いのが特徴です。人は、高い目標を設定するべき、かつ絶対に失敗してはならないという自己ルールを持っています。そのため、自分のミスや不完全さを隠すことに必死になる深層心理が働きます。その上、人からの評価も気になり、自己採点する心理も働くので身動きがとれなくなって、結果失敗して一番隠したい不完全さを人前にさらすことになり、さらに恐怖心を募らせるという悪循環に。

<克服法>

小さな成功体験を積み重ねましょう!

まずは自分は苦手であるという認識を持つのが第一歩。そのうえで、無理に緊張をとろうとしないで、「今日は3分間うつむかない」「大きな声で聞こえるように話す」など、完璧を求めるのではなく、現段階でクリアできそうな小さな目標を掲げ、それをクリアすることで次の目標をつくり、そしてまたクリアといった成功体験の積み重ねをしてくことが大事。克服したい気持ちがあるのなら、逃げずに練習あるのみ!です。

 

D:目線過剰反応タイプ

・・・こんな経験がある人はこのタイプかも?

・知らない人に笑われている感覚

・人と目を合わせられない

・向い合って座れない

自分に自信をもつことで回復可能な症状。 たとえば電車の中で、知らない人と目が合っただけで「笑われてるのかもしれない」と、目線がきっかけでマイナス思考に陥ってしまうことはありませんか? また人と目が合うと、緊張で心臓がバクバクしたり、落ち着かなくなってしまったりするので、できる限り人と目を合わせないようにしていませんか? そういった目線に過剰に反応してしまう人は、「視線恐怖症」かもしれませんので、専門的なカウンセリングを受けることも視野に入れてみてください。 視線恐怖症の原因となっているのは、自分への自信のなさです。ただでさえ自信がない状況が、目線によって悪い想像力が働いてしまい、さらなるマイナス思考に陥らせてしまうのです。その根本となっている“自信のなさ”を改善することで、自然と視線恐怖からも脱出することができますので、まずは自信を回復させ、ポジティブな思考になる訓練が必要です。

<克服法>

自分に自信をもち自然と回復を待ちましょう!

視線恐怖ゆえの人見知りは、無理に治そうとしないのが正解。根本にある自信のなさを解決するのが先決です。たとえば女性なら髪型を変えたりダイエットしたり、ネイルをキレイにしてみたり、美容面で変化をつけることで手軽に自信をもつことができるのでオススメ。また何か資格をとったり、自分磨きをするのも◎。小さな自信の積み重ねにより、現実を伴った有能感をもつことができるようになってきます。そうなれば視線恐怖も徐々に軽減していきます。

 

E:完璧主義タイプ

・・・こんな経験がある人はこのタイプかも?

・やる気はあるのにできない

・失敗を忘れることができない

・人間関係での失敗がある

過去に人間関係でのトラブルを抱えたことがあったり、初対面の相手との会話で失敗経験があったりなど、人見知りに発展するような過去はありませんか? 過去の失敗に捉われるがゆえ臆病になってしまうこのタイプの人はある種、完璧主義者でもあるので、過去の失敗の記憶をなかなかぬぐうことができず、失敗するくらいならもう二度と同じことはしないほうがいいと、人見知りを克服したい気持ちをもちつつも、保守的になったり人間関係に臆病になってしまいがちです。また完璧主義者ゆえに、克服しようと頑張ってみても、途中でうまくいかなくなりそうだったり、相手のリアクションがいまいちだったりすると、自分がこれ以上傷つかないように、すぐに諦める傾向にあります。克服するためには人間関係うんぬんではなく、まずは過去にこだわりやすい性格や、失敗を恐れる心、最後までやり通すことができない意志の弱さを見直すところに焦点を当てることが先決のようです。

<克服法>

いつもよりも少しだけ無理をする訓練を!

完璧主義かつ諦めの早いこのタイプの人見知りを克服するには、完璧であり続けることは不可能であることと、諦めないで頑張ることの大切さ、また失敗は怖くないという3つのことを悟る必要があります。そのためにはいつもの一歩先の行動をとること。たとえばいつもは連絡がないと2回までしか送らなかったメールを3度まで送ってみたり、そういう小さなことでかまいません。そんな体験を通じ、ほどよい諦めやほどよい成功&失敗体験が自然と身につき、対人関係にもよい影響を及ぼすようになります。

 

いかがでしたか?

これを読んで、少しでも人見知りが改善されるといいですね!

詳しくは、Ray9月号に掲載しているので、気になる人はチェックしてみてください。

 

■出典:Ray9月号「『人見知り』克服講座」より

(監修:塚越友子先生(東京中央カウンセリング))

 


2014/08/16 | キーワド: | 記事: