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見落としがち!シャンプー&トリートメント見なおしてみませんか?【美髪アドバイザー 田村マナ先生③】

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前回、前々回の「田村マナ先生の記事1・2」に引き続き、美髪アドバイザーである田村マナさんにヘアケアについてお届けします!
そこで、今回はみんなが絶対している行動「シャンプー」に注目!美髪アドバイザー田村さんの著書である「頭皮ケアで始める 美髪バイブル」で紹介もされている正しいシャンプー&トリートメントについて解説!あなたの普段のシャンプーの仕方に見直すべき点がみつかるかもしれませんよ♪

 誰もが振り返る美髪は、頭皮でつくられる。【美髪アドバイザー 田村マナ先生①】

“パサパサ”“ゴワゴワ” 夏髪のトラブルは、夏のうちに。【美髪アドバイザー 田村マナ先生②】

シャンプーといえば、「洗髪」は間違い!?

シャンプーは髪を洗う=洗髪と思いがちですが、実はちがうようです。シャンプーという言葉はサンスクリット語の「champ(マッサージ)」からきています。意味的には、頭皮をマッサージするためのものといいます。昔は、この意味合いのとおり、「頭皮をケアする」という目的でシャンプーをされていたんだそう。ただ、「髪を濡らして、泡立てて流して終了!」というシャンプーでは頭皮がまったく洗われていなく、意味があまりないのです!頭皮に潜んでいる皮脂もしっかり落とすことができなければ、シャンプーの効果が発揮されることは難しいのです。

そこで、正しいシャンプーの選び方&方法が重要になってきます!

シャンプー選びの基本

「指通りや洗い上がりでシャンプーを選ぶ」なんて方……。前でも、解説しましたがシャンプーは洗髪ではなく、頭皮に残っている汚れを取り除くことを目的としています。なので、ハリのアップ、しっとり“さらさら”などの“与えるケア”をシャンプーで目的にするのは間違いなのです!

簡単に説明すると、シャンプーで頭皮の汚れをきちんと落とすことに専念して、その後トリートメントで“与えるケア”をしてあげることがベスト!なのです。

選ぶときのポイントとしては、泡立ちの良さに注目するといいそうです。泡立ちの良さ=洗浄力の目安となっています。汗や皮脂が目立つ夏の頭皮をシャンプーしてあげるには、洗浄力高めなものがいいかも。また、髪や頭皮の乾燥が目立つ方は、反対にあまり泡立たないシャンプーを選ぶのがオススメですよ!

ノンシリコンシャンプーは頭皮に良いの?

最近、店頭でよく見かけるノンシリコンシャンプー。実際に使っている人でも、「他のシャンプーと違いがわからない」「シリコンってない方がいいの?」という方が多くいるのでは?

シリコンとは、手ざわりや表面をなめらかにしてくれ、ツルンとした髪にしてくれる優秀な成分といわれています。シリコンが入っていることに関しては、問題はないんだそう。

前回、記事でも髪は死んだ細胞、自己修正ができないものとしていましたが、シリコンならその表面をキレイに見せてくれることは可能です。

ただ、シャンプーが汚れを落とすものとして考えた時はときは、シリコンがなくても平気ともいえます。

正しいシャンプーの洗い方とは?

まず、はじめに、ありがちな間違えとして例をあげると、「シャンプー剤を手で泡立ててから、地肌につけること」。手のひらで泡を立ててしまうと、地肌にまで届かないんだそう。

正解は、「手のひらに適量のシャンプー剤をとり、倍量くらいの水を加えてうすめる」です!伸びが良くなったシャンプー剤を指にとって、それを髪の間から頭皮につけてアプローチしていきます。このとき、「下から上へと指を差し入れる」ことがポイント!髪の生え方の反対からつけるようにすると、髪の根元までしっかり洗うことができるんだそう!洗う前に見直すべきことですね。はじめのアプローチが肝心!

効果が期待できる正しいシャンプーは2ステップ!

 「なで洗い」

頭皮にシャンプーをなじませることを目的としたもの。汚れや角質を浮かせ、肌表面を清潔にすることが可能です!つい手に力が入ってしまうかもしれませんが、「ごしごしこする」は絶対にだめ。指の腹を使いながら、細かく振動させながら、頭皮を刺激していきましょう。表面をやさしくなでてあげるイメージで。

 「揉み出し洗い」

頭皮、毛穴まわりにこびりついた皮脂汚れを浮かせるための、「なで洗い」よりも強い洗い方となります。

頭皮の毛穴のサイズは、実は顔の毛穴の7倍ものサイズがあるんだそう!その毛穴の中には、奥まで汚れや皮脂がたっぷり溜まっているのです……。

1    両手の指の腹を頭皮に密着させます。左右の指先が軽く交差するくらいの近さに両手をおきます。

2    皮脂をギュッと絞りだすように、頭皮を寄せていきます。このとき、頭皮をこするのではなく、指と一緒に頭皮を動かしていきます。

日々パソコンやスマホなどで、目や頭を使っている現代人は、頭皮がカチカチな人が多くなってきています。この洗い方なら、頭皮マッサージの効果もあり、血行促進にもつながるので改善策としてもオススメ!

与えるケア”トリートメントの選び方

傷んでスカスカになっている髪はタンパク質が失われている可能性が第一に考えられます。なので、アミノ酸やプロテイン、ケラチンなどの成分で補ってあげることが基本といえますね。また、補った成分を中にとどめておくためにシリコンでコートしたり、ホホバオイルなどで表面を守るのも正解。お使いのトリートメント剤の成分表をチェックしてみてください。

 

トリートメントの効果的なつけ方

 温める

あたたかいと毛穴が開く、寒ければ閉じると基本的に髪はこんな動きをしています。また、ぬれると開き、乾くと閉じるという性質も。この性質をうまく活用することがポイント!トリートメントは手のひらで少し温めてから使うと浸透しやすくなります。

 時間を置く

ある程度の時間を置くことで、成分がしっかり浸透していきます。理想は5分。最低でも、2~3分でも置いてみるようにしてみてください。毎日、続ければ成果はみえてきます。

 密閉する

髪に、トリートメントをした後、シャワーキャップなどをかぶって密閉するといい。原理としては、顔にシートマスクをしている状態と一緒です。時間に余裕がある日は、ホットタオルを作って頭に巻くと、スチーム効果でキューティクルが開くので奥まで成分が浸透してくれます。

 

いかがでしたか。いままでのシャンプー&トリートメントを見直すきっかけになったのでは?

次回は、いよいよみなさんが気になる頭皮ケアのクライマックスともいえる「頭皮保湿」をご紹介!髪にばかり、目を向けていたけどこれを知れば、きっと頭皮のことも大切にしたくなるかと思います。

次回、最終記事となります!お楽しみに♪

 

*今回、お話を伺った方

田村マナさん

prfile

美髪アドバイザーであり、スキンケアブランド「エル・ド・ボーテ」の代表。国際線のCA時代に、機内の過酷な環境による髪のトラブルに悩み、同僚とオリジナル化粧品「CA101(シーエーイチマルイチ)」を開発して悩みを克服。その経験を元に現在は美容メソッドの情報発信や商品開発など幅広く活動中。美容家として活躍している山本未奈子さんとの共著「頭皮ケアで始める美髪バイブル」(講談社)を執筆。


2014/08/25 | キーワド: , , , | 記事: