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もっと知りたい! 新『機能性表示食品』【後編】

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前回に続き、2015年春にスタートする新『機能性表示食品』制度についてレポート。この制度で私たちの食品選びはどう変わる?

 Q.『機能性表示』の対象になる食品は?

栄養機能食品やアルコール飲料を除く食品全般で、脂質や糖、ナトリウムなどの過剰摂取につながる危険性のないものが対象。この条件を満たせば、肉や魚、野菜、果物といった生鮮食品まで『機能性表示』が広がることになりそうです。

 Q.どんな成分や食品に適用される見込みなの?

すでに一部で販売されている“高リコピントマト(リコピンには活性酸素を除去する働きがある)”や“さらさらレッドたまねぎ(抗酸化作用がある高ケルセチンを多く含む)”など。こういった野菜は私たちに浸透しつつあることもあって新制度が適用される可能性が高いです。また、ヒアルロン酸やコエンザイムQ10、グルコサミンといった美容分野でよく知られている成分を含む食品も今後増えてくるかもしれません。

 Q.同じ食品でも表示があるものとないものの違いは?

表示について事前に国の審査は必要ありません。ただし機能性を表示するためには、製品発売の60日前までに消費者庁に対して、機能性関与成分の働きや有効な量などについてのデータを提出。さらにその情報を消費者にわかりやすく公開する必要があります。よって『機能性表示食品』は、表示された効果が期待出来るだけの量の成分が配合されていて、表示に足るだけの根拠があるということが言えます。

 Q.『トクホ』と『機能性表示食品』W表示の食品も出てくるの?

『トクホ』と『機能性表示食品』の両方を表示することはできません。ただし、『トクホ』の関与成分を配合した商品が『機能性表示食品』の表示をすることは可能です。新制度後は、時間とお金がネックだった『トクホ』にこだわらず、『機能性表示食品』を選択する企業が増えると予想されます。

 Q.コンビニやスーパーの弁当にも表示される?

いわゆる“中食”は『機能性表示食品』の対象外ですが、『健康な食事』認証マークの表示がされる見込み。このマークは2015年春に厚生労働省がスタートさせる表示制度で、栄養バランスのとれた調理済み弁当や惣菜が対象になります。来春以降は“中食”選びもよりわかりやすく、健康維持に配慮したものになりそうですね。


2014/12/16 | キーワド: , | 記事: