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『歯』がキャラ演出に多用される理由まとめ

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☑『アグリー・ベティ』/アカ抜けない主人公、ベティ・スアレス

☑『パイレーツ・オブ・カリビアン』/ジョニー・デップが演じる海賊、ジャック・スパロウ

☑『チャーリーとチョコレート工場』/変人ショコラティエ、ウィリー・ウォンカ(こちらも演じたのはジョニー・デップ)

☑『モンスターズ・ユニバーシティ』/お調子者のひとつ目モンスター、マイク

☑『ディボース・ショウ』/離婚訴訟専門の辣腕弁護士をジョージ・クルーニーが演じた

☑『バニラ・スカイ』/トム・クルーズ演じる富豪で若き実力者でプレーボーイの主人公

☑『マイノリティ・リポート』トム・クルーズ演じる犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートン

☑『踊る大捜査線 THE MOVIE3ヤツらを解放せよ!』/猟奇的殺人鬼を小泉今日子が演じた

☑『劇場版ATARU』/堀北真希演じる特殊能力を持つ指名手配犯

 

上に挙げた個性あふれるキャラクターたち。このすべてのキャラクターに共通する特長、それは『歯』。矯正器具の装着、虫歯の治療痕、真っ白にホワイトニングが施されたものなど、その手法はさまざま。以前、“インビザライン”で有名なトルナーレ歯科・矯正歯科の龍理事長にお伺いしたお話(「脱・恋愛圏外女子」)をもとに、『歯』がもたらす印象コントロール力と、『歯』がキャラ演出に多用される理由をまとめました。

 理由①キャラクターのコンプレックスを表現するため

『歯』をクローズアップした演出は、そのほとんどがキャラクターのコンプレックスを表現するために用いられているようです。歯並びが悪い、矯正器具をつけていてうまく笑えないといった外見的な自信のなさはもちろん、内向的な性格を暗に示しているケースも。その多くがストーリー展開次第でキャラクターが変貌していく前振りだったりもしますよね。特に主人公の回想シーンだったりした場合、キャラ変の可能性大!

理由②人生の勝ち組、自信家アピール

理由①と真逆に使われるケースが多いのがこちら。法廷に行く前にホワイトニングをしてアピール力をダメ押しする(『ディボース・ショウ』)、事故に遭う前の輝いていた主人公像を印象づける(『バニラ・スカイ』)など。“キレイな歯=勝ち組”の図式はハリウッド映画では鉄板のようです。

理由③キャラクターの生い立ちを想像させる

アメリカにおける歯科診療はほとんどが実費でかつ高額。治療内容次第では虫歯1本20万円なんて請求がくることも!!そんな医療制度の側面も多いに影響して、アメリカの親たちは子供の歯列矯正や虫歯を事前に防ぐための歯のメンテナンスに熱心。よって歯がボロボロだったり(『パイレーツ・オブ・カリビアン』)、大人になってからはじめた歯列矯正(『アグリー・ベティ』)といった演出には、そのキャラクターの境遇を描くひとつの要素になっているように感じます。

理由④キャラクターの狂気を表現

日本では往年の人気アイドルのチャームポイントだったこともあって、可愛らしいとされる八重歯ですが、欧米ではまったく逆のイメージ。ドラキュラの牙を彷彿とさせることから“悪魔の落とし子”などと呼ばれ激しく敬遠されるのだとか。そのためかどうか真偽は定かではありませんが、猟奇的な悪人像を描くにあたって八重歯や、ワイヤーでガチガチの歯列矯正を小道具として使うケースが多いような気がします(『踊る大捜査線 THE MOVIE3ヤツらを解放せよ!』、『劇場版ATARU』など)。

番外編『マイノリティ・リポート』における歯磨きシーン

『マイノリティ・リポート』の舞台は2054年。犯罪予測ができるほど科学技術が進む未来を描いた作品にも関わらず、歯磨きシーンは存在します。龍センセイいわく「スピルバークの脳内でさえ、50年後も歯を磨くという行為は変わらないんだなぁと。あんな超未来の設定でも歯磨きや虫歯がなくなるという余地はできていないということが、歯科医的に興味深く感じました」とのこと。

龍先生の講習会も開催されます!

映画と“歯”の演出の関係性いかがでしたか?昔観た映画を見直す時など、気にしてみると案外視点が変わっておもしろいかもしれませんね。

アーテリジェントスクール 第二回「世界基準の笑顔®」を作ろう!講習会トニータナカ氏と話す笑顔、口元の印象が人に与える驚くべき影響!

ゲスト講師:トニータナカ氏

日時:2015年3月22日 (日) 13:30-15:30

会場:六本木アカデミーヒルズ49(六本木ヒルズ森タワー49階)

http://www.academyhills.com/artelli/

 

【PROFELE】 ●トニータナカ:株式会社トニーズコレクション代表取締役社長・メイクアップアーティスト。20歳の時日米合作映画でメイクを担当。その後、本場ハリウッドでビューティメイクアップとスペシャルメイクアップを学ぶ。 帰国後、TV、雑誌、CF等メディアで活躍。現在は、総合的な美容法・健康法の普及に努める。また、東洋医学やナチュロバシー(自然治癒)等、世界の美容・健康体験を通して心と体の癒しの集大成であるHOLISTIC BEAUTY(全体論的な美)を確立し普及活動も行う。
◆今回お話を伺った方◆

龍信之助先生

医療法人社団RMDCC理事長/虎ノ門ヒルズトルナーレ歯科・矯正歯科龍醫院、日本橋浜町トルナーレデンタルクリニック院長。日本歯科人間ドック学会認定医。笑顔を作るスマイルワークアウトプロジェクトプロジェクトリーダー。表情筋の訓練法としてのスマイルワークアウト(登録商標取得)と社会問題解決のスマイルワークアウトムーブメントを実施中。『若返りあごトレ: 顔の下半分に年齢がでる! 』(小学館)をはじめとする執筆活動のかたわら、多数雑誌掲載実績を持つ。また、テレビ・ラジオにも第一線を走る歯科医として活躍の場を広げている。

ホームページ http://www.rmdcc.com/

twitter:@smileworkout、公式blog トルナーレデンタルクリニック・インビザライン矯正歯科