Lifestyle

腸内に太る原因「デブ菌」が存在していた!?【内科専門医 大竹真一郎先生3】

bam2015022707

前回までの「大竹先生の記事1・2」に続き、今回は皆が気になるダイエットのお話です!腸内環境で“太りやすい・やせやすい”が左右されるというまさか!なお話を大竹先生に伺ったので紹介します。

 

本当の「健康」って何か知っている?【内科専門医 大竹真一郎先生1】

ついに発覚!腸内環境が不調や病気の原因だった【内科専門医 大竹真一郎先生2】

 

腸内環境が悪いと太りやすいという事実!?

「便秘がよくなって体重が2~3kg減った!」なんて言う女性、たくさんいるかと思います。数字が減るのは嬉しいことですが、「結局便の重さだけどね……」なんて今までは嘆いていたかもしれません。しかし、これからはそんな必要もうありません!便秘が良くなって体重が減るのは、便の重さという理由だけではないのです。

実は、腸内環境が悪くなると、栄養の吸収の効率が悪くなる⇒栄養がちゃんと使われないため、皮下脂肪や内臓脂肪がつきやすくなる⇒さらに、栄養の吸収率が悪いのでエネルギーを不必要に摂らなければならなくなる⇒結果的に太る、というメカニズムになっています。

つまり、腸内環境をよくすればこの負のメカニズムから脱出することができ、ちゃんとやせやすい身体になるということです。

 

太っている人・やせてる人の腸内環境は違う!?

最近の研究では、人間の腸内環境つまり腸内細菌バランスが、太っている人とやせている人で違うということがわかりました。「え?それって太ったから腸内環境が変わったんじゃないの?」と思うかもしれませんが、マウス実験により、それが違うということがわかったのです。

腸内が無菌のマウスに太ったマウスの腸内細菌を入れると、なんと体脂肪率が増えました。もともと太っていないマウスが太った原因に“腸内環境が変わったから”ということが言えます。つまり、腸内環境をコントロールすれば、人間もやせやすい体質になることができるかもしれないのです!

 

「デブ菌」なるものが存在するかもしれない!?

先ほどの話しから、つまりは「デブ菌」なるものが存在するかもしれないということが、おわかりいただけたでしょうか?「しょせんマウス実験でしょ」な~んて軽くとらえた人もいるかもしれません。しかし、ついこの間、2015年2月に米国の研究グループが“肥満の人の腸からとった腸内細菌を移植された人が、急激に太る”という現象を発表したのです。

 

研究成果としては、最近注目を浴びている糞便移植(健康な人の糞便をカプセルにして飲んだり、腸内に直接注入する)がことの発端でした。とある感染症の治療のために、肥満である意外は健康状態が良好な人の便を糞便移植しました。すると、それまで生涯を通じて正常体重だった女性が、移植の16ヶ月後にはなんと体重が15kgも増加。BIMも26から33へ。さらに、その3年後には減量の努力や運動をしたにもかかわらず、その体重が定着してしまい、なんと肥満体質になってしまったのです。

 

 

いかがでしたか?マウス実験の結果が、人間にも同様の結果を残すことがわかりました。これからやせようと思っている人、腸内環境がいかに大切かわかったかと思います。

さて、そんな腸ですが、多くの人がとあることに悩まされているんじゃないでしょうか。次回は、国民病ともいわれる「便秘」についていろいろ聞いてきました。お楽しみに!

 

*今回お話を伺った方

bam2015022701大竹真一郎先生

日本内科学会総合内科専門医。日本消化器病学会専門医。

1968年兵庫県生まれ。神戸大学医学部医学科を卒業。

TBS『駆け込みドクター!運命を変える健康診断』にレギュラー出演の他、『あのニュースで得する人損する人』(日本テレビ)、『お試しかっ!』(テレビ朝日)、『ペケポン』(フジテレビ)などに出演。

腸内環境からきれいになるスッキリ美人ダイエット 1,300円(税抜) ぱる出版

腸内環境からきれいになるスッキリ美人ダイエット 1,300円(税抜) ぱる出版


2015/03/11 | キーワド: , , | 記事: