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思わず「へぇ~」な、世界の伝統と伝説の美容法!<第3回>~美女はナイルの賜物の国・エジプト編~

3回目となるこのシリーズ!前回は~極寒と色白美女の国・ロシア~をお送りしましたが、そこから今度は中東へ飛んでエジプトへ!エジプトと言えば、「ピラミッド」!「クレオパトラ」!「砂漠」!などなど、まさにエキゾチックムード満点なイメージですよね。

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ご存じ世界遺産の『ピラミッド』。“後世に末永く残る優れた業績”の意味で使われる「金字塔」という言葉は、このピラミッドが由来なのだとか。

 

また、町を行き交う女性も、黒いベールで身を覆っていることがほとんどという、依然神秘のベールに包まれた国でもあります。世界三大美女の一人・クレオパトラを生みだしたこの地で今なお受け継がれている美容法はどういったものなのでしょう?クレオパトラが実践していた美容法は??

気になるエジプトの伝統と伝説の美容法をお届け!

とにもかくにもこの人から!
世紀の美女・クレオパトラの伝説の美容法

美貌を武器に、激動の時代を生きた古代エジプトの女王クレオパトラ。みなさんもご存じのように、世界3大美人に挙げられるうちの1人でもあります。ローマ軍率いる二人の男を翻弄したことでも有名ですが、そこまでの傾城傾国の美女は、いったいどのようにその美を磨き続けていたのでしょうか!?

【信頼度 ★★★★☆】

【挑戦しやすい度 ★★★☆☆】

【歴史のビューティーリーダー度 ★★★★★】

1.ハチミツ×アロエで全身ローションに!

肌や髪、爪に塗って全身のケアを行っていたそう。今でこそスキンケア効果が高いことで一般的に知られているこの2つの天然素材ですが、紀元前からその薬効に注目してしまうあたり、さすがはクレオパトラと言えそう。さらに料理にも使用していたのだとか。美への執念はハンパじゃありません。

2.メイクにアイシャドウを導入!

メイクもカリスマ的に上手だったクレオパトラ。古代エジプト女性の研究によって生みだされた「コール」と呼ばれるアイシャドウを使用して、上まぶたと下まぶたのアイシャドウを変えたり、特徴的なキャットラインをつくっていたと言われます。ちなみにこの「コール」、当初の使用目的は、魔除けのため、強い日差しから目を守るため、目の病気対策としての虫除けのため、など美容とは関係のないことだったそう。「マラカイト」(孔雀石)や「ラピスラズリ」を砕いた粉を使っていたというのだから、贅沢な話ですよね。

ちなみに「ラピスラズリ」ってこんな石。古代エジプトでは魔よけの石とされていたとか。

3.真珠×酢でスペシャル美容ドリンク

当サイト内でも以前にご紹介した「真珠」と「」の美容効果。いったいどうしてそんな発想になったのか、クレオパトラは、真珠を酢に溶かして飲んでいたんだそう。確かに肌に効きそうではあるけど……恐ろしいくらい美への「先見の明」がハンパないですね。

4.死海風呂で全身ボディケア

普通の海の7倍の塩を含有することで知られる死海。マグネシウムやカルシウム、ナトリウムといった有効成分が世界最高レベルで含まれているのだそう。新陳代謝をアップする働きをもつミネラルがたっぷりの海水に全身浸かれば、きっと生まれ変わったような真新しい肌になったはず。大自然の環境すら美の為に有効活用するクレオパトラ、やっぱりタダ者ではありません!

神秘のベールに包まれた現代エジプト人女性!
その美容事情って、一体??

宗教上の都合から、黒いベールで全身を覆い隠していることの多いエジプト人女性。ミステリアスである反面、“実はベールを脱ぐとお手入れをさぼりまくった姿だったりして……”なんて邪推をしてしまうほど、女性にとっては怠け癖スイッチがオンになりそうな格好ですよね。しかし、実際のエジプト現地事情を聞くと、意外や意外!エジプト人女性たちは、肌の露出をする機会がなくとも、しっかりとお肌のお手入れに気を配っているのだそう。その中でも、脱毛ケアと保湿ケアには特に敏感

ここではボディの脱毛法と、顔の産毛脱毛法を公開!

【信頼度 ★★★★★】

【材料の素朴度 ★★★★☆】

【痛み耐性が必要度 ★★★★★】

ボディの脱毛には……

<ハチミツ×砂糖のワックス>

古代エジプトでも流行した「脱毛」。もちろんクレオパトラも、砂糖とハチミツを練ってつくられたワックスで脱毛をしていたそう。このワックス脱毛法、実は現代でもまだまだポピュラーな脱毛法のひとつ。ハチミツと砂糖をかけあわせたもののほか、様々な天然由来成分を混ぜあわせてつくったワックスを自分でつくり、塗って→待って→剥がすというスリーステップをエジプト人女性は全て自分で行っているそう。手間がかかりそうな上に、すごく痛そうだけど、エジプト人女性にとってはそれが普通なのでしょうか。

顔の産毛脱毛には……

<一本の糸>

材料のシンプルさと同様に、やり方も至極シンプルなこの脱毛法。1本の糸を八の字にして、産毛をはさんでぬいていくアレです。みなさんも世界の文化を紹介するテレビ番組などで見たことがあるのではないでしょうか?エジプトでは、顔の産毛脱毛はこの方法が主流なんです。

1.30cmほどの糸を結んで輪をつくり、数回ねじって八の字にする

2.両側にできたループにそれぞれ親指と人差し指を入れて、糸のねじれた部分を脱毛したい箇所にあてる

3.指を動かしながら、ねじった部分で産毛をからめとる

これだけ!もちろん、慣れるまでは少し痛いそうですが、カミソリと違って、剃り跡が残らずきれいに剃れるんだそう。

外出先で残り毛を見つけた時にも、その場で対処。(イメージです)  イラスト/大坪ゆり

外出先で残り毛を見つけた時にも、その場で対処。(イメージです)  イラスト/大坪ゆり

 

 

地理的にも乾燥が激しいエジプト。一般的に肌の色素が濃いエジプト人女性は、白人女性に比べ、シワができにくいそうですが、それでも保湿ケアは絶対なんだそう。

以下でエジプト人女性の中でメジャーな保湿クリーム(の作り方)をご紹介!

乾燥するエジプトでのとっておき保湿コスメとは!?

ニベアクリーム×グリセリン×レモン果汁

エジプト人女性が毎日のお手入れに使うものが、コレ。日本のみならず世界各国で、保湿クリームの代名詞となっているといっても過言ではない「ニベアクリーム」。日本ではそのまま使う場合がほとんどだと思いますが、どういうわけか、エジプトではそこに、材料をプラスしてオリジナルの保湿クリームを作っちゃうんです。足すのは、純粋なグリセリンとレモンの絞り汁。夜用ニベアクリームと混ぜあわせたものを、夜寝る時にたっぷり肌につけるのが主流の保湿ケアなんだとか。

<ここが効くと予想>

ニベアクリーム……保湿効果、肌のキメを整える効果

グリセリン……高い保湿効果

レモンの絞り汁……ビタミンCによる美肌効果/クエン酸による新陳代謝アップ効果/リモネンによるリラクゼーション効果

→グリセリンとニベアクリームで肌に水分を閉じ込めながら、肌のキメを整え、レモンの絞り汁の新陳代謝アップ効果で肌色を明るくしてくれるから、ふっくら水分が入ったみずみずしく明るい肌になると予想!

ここが違った!!エジプト人女性の美容観

ここまでで、エジプト人女性が、たとえベールを全身にかぶっていたとしても、美には気を抜かない「女性の鑑」のような存在であることがご理解頂けたと思います。美しくなりたいのは世界の女性共通の普遍的な願いということですよね。けれども、やっぱり日本人女性と違うのは、宗教上に基づくその価値観。

エジプト人女性は、外出先で肌や髪の毛を隠すことが、生涯のパートナーに対してのエチケット。

そのようにビューティー市場も大々的に発展しない閉ざされた空間からこそ、素朴な伝統美容が今も受け継がれているのかもしれません。うーん、考えると、深い。

 

シリーズ第3回目となる今回、調査を進めるうち、歴史的・宗教的な成り立ちと美容事情は切っても切り離せないことを再確認させられました!クレオパトラのカリスマ感際立つド派手な美容法と、エジプト人女性に代々受け継がれてきた素朴な美容法、あなたはどちらに興味を惹かれましたか?

次回は、~美肌と唐辛子の国・韓国編~をお送りします!お楽しみに♡♡