Skincare

◯◯肌なんて存在しない!?今までの常識がくつがえされるようなお肌のアレコレ【肌専門家 牛田専一郎先生③】

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さて、これまでも「牛田先生の記事1・2」を通して“本当に正しいスキンケア知識”のお話や“非接触生活”のお話を、お肌のプロフェッショナル牛田専一郎先生にお伺いしてきました。今回も引き続き、みなさんが知らなかったであろうアッと驚くお話をご紹介します。

 

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乾燥肌なんて本当は存在しない!?保湿をやめよう!

この時期は手荒れが気になって、ハンドクリームが手放せない人も多いはず。でも、空気中がどんなに乾燥していても、お肌がカサつくことはないって知っていましたか?手がガサガサしているのは、肌の角質が異常剥離を起こして立ち上がっているだけ。これもまたハンドクリームなどに含まれる界面活性剤によって引き起こされているのです。

肌そのものが乾燥しているような言い方がされますが、水分の蒸散が起きることは人体の基本的メカニズムです。よくコスメショップで肌水分チェックがされ、あなたは乾燥肌です!なんて診断されることがありますが……実は肌表面がそう見えているだけなのです。

 

石けんも立派な界面活性剤!

俗にいう乾燥肌やアトピーの人にはよく「石けん」の使用が薦められています。実際に、石けんと聞くとなんだか肌にやさしいイメージがありますよね。しかし、石けんだって立派な人工物。脂肪酸とアルカリ塩を混ぜて作られているので、結局、界面活性剤を使用しているのです。よって、石けんが良いと思って使っている人はやめた方がお肌にいいかもしれません。

人は、『こうなんですよ!』と言われ続けるとついつい信じこんでしまいます。でもそれが本当に正しいものなのかどうなのかは、自分自身でしっかり確かめないといけませんよ。

 

日常生活で小まめに手洗いしていますか??

肌トラブルの原因となる一次刺激性物質は、生活のありとあらゆる所に存在しています。手洗いを小まめにすることがポイントですが、ここで石けんを使わない洗い方「非接触生活的手洗い方法」をご紹介します。

石けんを使わない代わりに使用するのが「ペーパータオル」です。このペーパータオルも何でもいいわけではありません。漂白剤や柔軟剤を使用していないうえ、水にぬれてもやぶれにくいペーパーが理想です。現在発売しているものでは、『エリエール ペーパータオル 無漂白シングル』がおすすめです。

洗い方はとても簡単。水を流しっぱなしにし、流水の下で手のひら→甲→指先をまんべんなくペーパーでぬぐいます。1分ほどかけて丁寧に洗うのがコツ!帰宅したときはもちろん、パソコンを触ったあとや、クリーニングに出した衣類を触ったときにも手を洗うのが望ましいです。もちろん顔や髪に触る前にも。

 

目もとの皮膚は丈夫な皮膚!アイクリームは不要です。

年齢を重ねると気になる目もとの小ジワ。目元ケアを念入りに行う人が多いですが、それは逆効果なのです。目もとは本来とても丈夫な皮膚で、薄く感じるのは、皮下脂肪が少ないから。アイクリームが悪い理由は、もちろん界面活性剤です。また、もともと強いはずの目もとに余計な手を加えることで、本来の強ささえも失ってしまいます。

さらに、美容の知識として何十年も前から「年齢を重ねるごとにお肌の水分量や皮脂量が減っていく」と思っている人が多いはずです。しかし、それは真っ赤なウソ!年を重ねると変化するのは“肌の弾力のみ”。それ以外は年をとっても低下しないことが立証されているのです。アンチエイジングも結局“何もしない”のが一番良いのです。

 

チョコレートを食べたからニキビができるはウソ!?

女性はとくに甘いもの好きな人が多いですよね。そんな人たちがぼやくのが「チョコレートを食べ過ぎるとニキビができちゃうからなあ」という言葉。しかし、実は、前日に食べたものはお肌に影響することはないんです。朝起きたときにニキビができていたなら、疑うべきなのは自分が寝ていた寝具です。習慣的に寝具を洗うクセをつけましょう。

また、ニキビというのは肌を傷めなければできることはまずありません。“思春期ニキビ”や“大人ニキビ”という言葉がありますが、牛田先生が行ってきた数多くの症例ではそういったニキビも本来はないという結果が出ています。つまり、ニキビができるというのは「普通」のことではないのです。できないのが当たり前という思考をもって生活しましょう。

 

花粉によって肌荒れが引き起こることはない!?

春は花粉症の人にはとてもツライ時期ですね。鼻や目がグズグズするだけじゃなく、肌荒れまで……と思いがちですが、実は、肌荒れと花粉の関係は明らかになっていません。直接の因果関係はなく、花粉症の主な症状(クシャミや目のかゆみ等)がストレスになって肌のバリア力が低下しているだけと言われています。

実際は、花粉シーズンで肌が荒れる原因は、抗菌加工されたマスクの影響が大きいのです。今や一般化している使い捨てのマスクは抗菌加工がバッチリ施されているので、昔ながらの綿100%の洗えるマスクをすれば肌荒れは解消されます。小学校の給食みたいで嫌だ!なんて思うひとは、せめて使いすてマスクのなかにガーゼを当てて使いましょう。また、鼻をかむときは先ほどおすすめしたペーパータオル(エリエール ペーパータオル 無漂白シングル)を水で軽くぬらしたものでかむと肌を傷つけずにすみます。

 

 

いかがでしたでしょうか?牛田先生にインタビューしていると、自分の身の回りにある製品のほとんどがお肌に悪いものだったんだな……と強く感じました。「今まで病院に通ってもなんだか治りが悪いな」「無添加素材の製品を使っているのにどうして治らないんだろう?」と感じている人は、今日からでも”非接触生活”をはじめてみてください。今まで自分のお肌が好きになれなかった人も、きっと好きな自分になれるはずです。

 

★今回お話を伺った方

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牛田専一郎先生

化粧品の専門家であると同時に、肌の専門家。約30年にわたり、化粧品の研究・開発に携わってきた経験をもつ。「肌の本当の健康について知ってほしい」という思いから、2004年にメールマガジン「秘密の化粧品」の配信を開始。同時期より一般用化粧品の開発を離れ、医療用化粧品のみを手がけるようになる。読者モニターとともに、4500件以上に及ぶ事例を蓄積し、化粧品などの刺激物質にいっさいふれない「非接触生活」の理論・方法を確立。2012年には非接触生活研究会を立ち上げ、医療機関を含めた非接触生活の普及に力を尽くす。

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「何もつけない」美肌術 主婦と生活社 1,300円(税抜)


2015/01/10 | キーワド: , , | 記事: