Skincare

気になる「美白」のおはなし Part 1 ~メラニンのできるしくみと美白有効成分~

bam2015050501

ぽかぽか陽気の春はもうすぐ!待ち遠しいと同時に、一段と増える紫外線量の対策に、そろそろ美白コスメにシフトしなければ・・・とお考えではないですか?美白化粧品を選ぶ際、各メーカーから様々な美白成分が配合されたものが売られていて何が良いのか迷ってしまいますよね?

そこでコスメコンシェルジュが、効果的な美白ケアに役立つ、美白成分の特徴と肌にどのように作用するのか、詳しく解説します。これを読めば、成分で美白化粧品を選ぶことができますよ。

美白に有効な成分がきちんと含まれているか確認することが、美白ケアの1番のポイントです。「薬用」と表示されているものは医薬部外品です。医薬部外品として認可を受けた美白有効成分が配合されたものを選ぶと安心ですし、効果も期待できます。

今回は、その美白有効成分を詳しく解説する前に、なぜシミの原因・メラニンができてしまうのか?そのメカニズムが、美白有効成分を知る上で大切ですので説明していきます。

メラニンのできるメカニズム

Step 1 「メラニンを作れ!」という指令

紫外線を浴びると、肌の内部を守ろうとする防御機能が働き、表皮細胞から情報伝達物質が分泌されます。この情報伝達物質がメラニンを作る工場・メラノサイトに対して「メラニンを作れ!」という指令を出します。

Step 2 メラニンが生成される

指令がメラニンを作る工場・メラノサイトに届くと、メラノサイトが働きだし、メラノサイト内でメラニンを生成する酵素・チロシナーゼが活性化します。メラニンはもともとはチロシンというアミノ酸なのですが、チロシナーゼが酸化させることによってメラニンへと変化します。

 Step 3 メラニンが蓄積される

できてしまったメラニンは、通常は肌表面に移動し、ターンオーバーとともにアカとなってはがれおちます。しかし、様々な影響でメラノサイトが刺激されて過剰に作りだされたメラニンは、ターンオーバーで排出しきれずシミとなって残ってしまいます。

美白有効成分の働き

美白化粧品は、シミを消したり、シミのもととなるメラニンを消すものではなく、肌の中でメラニンが作られるのを防ぐ作用があります。つまり美白有効成分は、メラニンができるメカニズムのステップのどこかを邪魔するという働きをするわけです。医薬部外品として認定された、代表的な美白における有効成分がどのように働くのか解説します。

①指令をストップさせる働きの成分

メラノサイトに「メラニンを作れ!」と指令を出す情報伝達物質の働きを抑制します。

・カモミラET

・トラネキサム酸

②チロシナーゼの活性をブロックさせる働きの成分

メラニンに変換させる酵素・チロシナーゼの活性を抑える働きをします。

・アルブチン

・エラグ酸

・コウジ酸

・ビタミンC誘導体

・プラセンタエキス

・ルシノール

・4MSK

・マグノリグナン

・リノール酸S

③メラニンの蓄積を抑える働きの成分

メラニン色素の還元作用や、メラニンの排出を促す働きをします。

・ビタミンC誘導体

・エナジーシグナルAMP

・リノール酸S

 

このように美白有効成分は、メラニンが作られる過程にアプローチして、メラニンの生成を防ぎます。美白有効成分の種類によって、働きかける過程に違いがあるということです。

コスメコンシェルジュのポイント!

美白化粧品の作用は、メラニンが作られるのを防ぐもの。つまり、本来はシミの予防として使うものです。できてしまったシミにあわてないように、陽射しが強い時期だけでなく、基本的に1年中使用することが大切です!

それぞれの詳しい成分については、働き別にPart2でご紹介いたします。お楽しみに!


2015/04/18 | キーワド: , , | 記事: