Skincare

「たるみ対策」で知って欲しい2つの成分 Part 1~レチノール~

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「毎日がんばってスキンケアしているのに、肌が下がっている気がする……」と鏡をのぞいてガッカリ、な方いらっしゃいませんか? しずく型にたれさがった毛穴やほうれい線、口角部分にできるマリオネットライン、頬にななめに入るゴルゴ線や二重あごなどなど、肌印象を下げてしまう原因は肌のたるみにあります。

一度できたたるみを改善するためには、美容皮膚科でのレーザー治療や表情筋を鍛えるエクササイズを取り入れたりとなかなか大変ですので、たるみ対策は予防ケアがなによりも大切です。

たるみなど、年齢を重ねるごとに増える肌悩みの予防や進行を遅らせるためには正しいお手入れが必要です。そこで今回は、肌がたるむメカニズムを解説するとともに、エイジングケアにぜひ取り入れてほしい効果的な成分“レチノール”について詳しく説明します。

 どうして肌はたるむの?

まずは3つの層から成りたつ、肌のしくみを理解しましょう。

①「表皮」皮ふの一番外側の表面の層で、肌や身体を刺激から守るバリア機能の役割をしています。

②「真皮」皮ふの真ん中の層にあり、肌のハリや弾力を維持しています。

③「皮下組織」皮ふの一番下の層で皮下脂肪などがある部分で、クッションのような役割で身体全体を外から守っています。

肌のたるみの原因は、2層めの真皮の衰えと大きく関係しています。肌のハリや弾力を保つ中心的部分の真皮には、コラーゲンが線維状の形態ではりめぐらされ、そのところどころをエラスチンという線維がつなぎとめるように支えています。鉄筋ビルならば、ビルの鉄骨がコラーゲンで、それを止めているボルトがエラスチン、と例えるとイメージしやすいのではないでしょうか。

このような構造によって肌の弾力は保たれているのですが、コラーゲンとエラスチンは年齢とともに硬くもろくなり、量も減ってしまいます。すると、表皮を支えきれなくなってしまうためシワができてしまうのです。そしてシワが進行すると、現れてくるのがたるみ。たるみは真皮の老化だけでなく、3層めの皮下組織やその下にある筋肉がたるむことも関係しています。皮膚よりも深い部分にも原因があるために、美容治療や表情筋を鍛えるエクササイズが有効といわれているのです。

しかし、日々のケアに取り入れることで、たるみを予防したり進行を遅らせる効果的な化粧品はないのでしょうか?そこでおすすめしたいのが、「レチノール」という成分です。

レチノールはコラーゲンを増やす働きがある成分

たるみの原因となる真皮のコラーゲンの減少をケアするためには、コラーゲンを増やす働きのある成分を取り入れることが必要です。レチノールはビタミンAの一種で、コラーゲンの合成を促進してくれる作用があります。美容液やクリームに配合されてエイジングケア用として売られています。さらには、ターンオーバーを促進して皮ふの細胞の活性化も促すので、ニキビ跡やシミの改善にも効果的です。

気をつけて欲しいのは、レチノールは敏感肌の方の場合は刺激が出ることもあるということ。これはビタミンAに慣れない肌の反応と言われていますので、2~3日に1度のペースでの使用で様子をみるようにしてください。

コスメコンシェルジュのポイント!

コラーゲンやエラスチンの減少は、活性酸素によっても影響されます。身体の老化を引き起こすもととなる活性酸素を除去する、抗酸化作用のあるビタミンA(にんじんやほうれん草など)やビタミンC(レモンやいちご、ブロッコリーなど)、ポリフェノール(ぶどうやココアなど)が豊富に含まれた食品も摂るようにしましょう。紫外線も活性酸素を発生させる要因のひとつですので、紫外線対策も入念にしてください!

このように、だんだんと減っていってしまう真皮内のハリや弾力を司るものを増やすケアが、たるみケアのポイントです。Part2では、コラーゲンやエラスチンを作り出す線維芽細胞というものを活性化させる成分をご紹介しますので、どうぞお楽しみに!


2015/06/21 | キーワド: , , | 記事: