Skincare

「ニキビ対策」で知って欲しい3つの成分 Part 2~グリチルリチン酸2K~

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皮脂分泌が活発な思春期のティーンニキビや年間を通してできる大人ニキビに悩む人へ、ニキビ対策に役立ててほしい、コスメコンシェルジュおすすめの成分を紹介するこのシリーズ。夏に向けて気温も上がるにつれ、皮脂のベタつきが気になり、ニキビの悩みも深刻になっていませんか?

Part2の今回ご紹介する成分は、ニキビが炎症し赤ニキビと悪化してしまった場合におすすめの、強力な消炎作用をもつ「グリチルリチン酸2K」という成分です。グリチルリチン酸2Kも、Part1でご紹介したサリチル酸と同様に、医薬部外品として認可を受けた有効成分です。ニキビ用(またはアクネ用との表記の場合もあり)の「薬用化粧品」と表示されているものは医薬部外品ですので、有効性が高いと言われ、効果が期待できます。

それでは、このグリチルリチン酸2Kはどのように肌に作用するのか、詳しく説明していきましょう。

赤ニキビってどんな状態?

Part1で、ニキビのできるメカニズムを詳しく説明しましたが、赤ニキビとは白ニキビが成長してしまったもの。皮脂などの影響で角質が厚くなり、出口部分がふさがってしまった毛穴の中に皮脂がたまり、そこに雑菌であるアクネ菌が繁殖し、ニキビとなってしまうのです。その増えたアクネ菌を撃退しようと白血球が集まって働くのですが、その際に炎症が起こり、赤く腫れてしまった状態が赤ニキビなのです。赤ニキビが悪化すると、ニキビ痕が炎症後色素沈着というシミになって残ってしまったり、クレーター状の陥没が残ってしまうので、しっかりとしたケアが必要です。

この状態は炎症を起こしてしまっているので、抗炎症成分が配合された化粧品を使用するとよいでしょう。そこで、おすすめなのがグリチルリチン酸2Kという成分です。

強力な消炎効果をもつグリチルリチン酸2K

グリチルリチン酸2Kは、マメ科植物甘草(カンゾウ)由来の成分で、ニキビの炎症や赤みを抑える強力な消炎効果があります。ニキビ予防化粧品においては医薬部外品の成分ですが、その消炎剤としての働きにより、肌荒れ予防や、健康的な肌を維持する目的の化粧品に広く使われている成分です。

この成分の成分表示名はグリチルリチン酸2Kの他、グリチルリチン酸二カリウムやグリチルリチン酸ジカリウムとも表記されますので、購入の際は成分表示をしっかり確認しましょう。

コスメコンシェルジュのポイント!

ニキビが赤く腫れあがってしまうと、清潔に保つために洗顔の回数を増やす人が多いと思います。しかし、これは良いこととは言えません。余分な皮脂をしっかり洗い流すことは大切ですが、過度な洗顔は肌のバリア機能としての役割のある皮脂膜を奪ってしまい、肌は敏感になり、かえって炎症が悪化してしまう恐れがあるからです。ニキビ予防用の洗顔料を使用し、基本的には1日2回で十分です。また、手には見えない雑菌がいっぱいです。化膿する可能性もあるので気にしすぎて触ったり、また髪がニキビにふれないように気をつけましょう。

次回のPart3の最終回では、同様に消炎効果をもつ他のおすすめ成分をご紹介いたしますので、赤ニキビにお悩みの方は、引き続きお付き合いくださいね!


2015/06/17 | キーワド: , , | 記事: