「ワイルド・スピード スーパーコンボ」のあらすじ
「ワイルド・スピード」の第9作目として上映された作品で、シリーズの顔と言っても過言ではないルーク・ホブスとデッカード・ショウが、いがみ合いながら強敵に立ち向かっているストーリーです。
ワイルド・スピードでお馴染みの、ドミニク・トレッドやブライアン・オコナーなどは出演していないのですが、アクションシーンが満載で見どころがたっぷりな作品です。
主な出演者
監督:デヴィッド・リーチ 出演:ドウェイン・ジョンソン(ルーク・ホブス)、ジェイソン・ステイサム(デッカード・ショウ)、イドリス・エルバ(ブリクストン)、ヴァネッサ・カービー(ハッティ)、ヘレン・ミレン(マグダレーン・ショウ)、エリアナ・スア(サム・ホブス)、クリフ・カーティス(ジョナ・ホブス)、ロリ・ペレナイス・トゥイサノ(ルークたちの母)、ほか
ホブスの元に、かつて仲間だったロックがやって来る
デッカードの妹であるハッティは、MI6でスパイとして働いていました。
しかし、任務の途中で運んでいたものをブリクストンに奪われてしまいます。
ブリクストンは7世界を滅ぼす危険性のあるウイルスを探しており、身の危険を感じたハッティは姿を隠しました。
アメリカで娘と過ごしていたホブスの元に、かつて仲間だったロックがやってきました。
彼から奪われたウイルスを奪い返すことを渋々承諾したホブスは、その相手がデッカードだと知り、頑なに拒否しました。
ロンドンで出会った二人は口論となり、お互いに単独行動をすることになります。
ホブスはハッティを見つけて保護するのですが、ハッティは逃げようとしていたところにデッカードが現れました。
ハッティがデッカードの妹だということに驚いていると、そこにウイルスを求めてやってきたブリクストンが襲い掛かってきたため、3人でその場から逃げることにしました。
ホブスとショウは指名手配犯として報道される
ニュースでは、デッカードとホブスが指名手配犯として報道されてしまいました。
この報道は世界を支配しようと目論む秘密組織エティオンの仕業で、ホブスとデッカードはハッティの体に埋め込まれたウイルスを体から抜く方法を知るために、ウイルスの開発者であるロシア人の科学者を捕まえました。
科学者によればウイルスを体から抜くためには、ハッティが死んで遺体を焼いてから抜き出すか、専用の機械で抜き出すしか方法はありません。
ウイルスを抜く専用の機械はエティオンの本部にあるため、3人はロシアの泥棒マダムMに依頼をして整備を整え、エティオンの本部に向かいました。
本部へ到着すると相手の注意を引くため、ハッティは囮となって捕まってしまいます。
ハッティが気を引いている間に、ホブスとデッカードがスカイダイビングで本部に侵入することに成功しました。
2人で敵を倒していくが、あまりにも多すぎて捕まる
ホブスとデッカードは仲は悪かったのですが、順調に敵を倒していきます。
しかし敵の多さからブリクストンに捕まってしまい、絶体絶命のピンチに陥った二人の元にハッティが現れ、2人を救出して3人で逃げ出し車を奪います。
追いかけてきたブリクストンとカーチェイスの末、窮地を脱することができたのですが、奪った装置が壊れてしまい、ウイルスを体から抜く方法がなくなってしまいました。
1度はハッティが死ぬしか方法がないと思われたのですが、装置を直せる人を求めホブスの兄を訪ねることにします。
ホブスの兄は最初は怒っていたのですが、母親の説得により装置を直すことを引き受けてくれました。
そしてホブスたちはブリクストンとの最終決戦に挑み、夜明けの急襲が好きなブリクストンに合わせ、そのときを待ちます。
ウイルスを抜き出していたハッティがブリクストンに捕まる
朝になり、ブリクストンがやってきました。
修理によって直った装置を使って、ハッティがウイルスを抜き出していると、ブリクストンが現れてハッティは捕まってしまいます。
ヘリコプターで逃げようとするブリクストンに対し、ホブスは鎖でヘリコプターを繋ぎ、車を使ってヘリコプターが浮上するのを防ぎました。
無理にでも浮上しようとするヘリコプターと、ニトロを使ってパワーアップした車の壮絶な引っ張り合いが行われ、ヘリコプターは墜落してしまいます。
その後、ホブスとデッカード、ブリクストンは最後の肉弾戦がスタートし、ウイルスを抽出したハッティも監視していた人とバトルを繰り広げました。
ホブスとデッカードはブリクストンを倒すことに成功し、ブリクストンを見限ったエティオンのボスは、ヘリコプターで去っていきました。
エティオンは「ホブス、いつかまた、再会することになるだろう」とヘリコプターから通信を残し、そのままヘリコプターで飛び去りました。
映画ライター「タイリュウ」の一言
ワイルド・スピード スーパーコンボは、ワイルド・スピードでお馴染みの主人公であるドミニクやブライアンなどは出演していないのですが、迫力満点でとても面白い作品でした。
アクションシーンの連続で、肉弾戦も凄まじく二人がかりで戦ったりと迫力のあるシーンもありました。
最後のシーンでは雨が降っていて、殴り合ったときに水がはじけ飛ぶシーンもあり、演出が面白くてお気に入りのシーンがたくさんある作品ですね。
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