「LIMIT OF LOVE 海猿」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

ヒューマンドラマ

「LIMIT OF LOVE 海猿」のあらすじ

2005年に公開された映画になり、映画版「海猿シリーズ」の第2作目となります。

主人公の仙崎大輔が潜水士として、さらなる成長を遂げるストーリーです。

大輔は環菜との遠距離恋愛による心のすれ違いや障害を乗り越え、結婚の決意を固めます。

海猿の見せ場となる、浸水していくフェリーから仙崎が要救助者を連れて無事に脱出できるか、が見どころになり、片時も目が離せません。

主な出演者

監督: 羽住英一郎 出演:伊藤英明(仙崎大輔)、加藤あい(仙崎環菜)、佐藤隆太(吉岡哲也)、本間恵(大塚寧々)、吹越満(海老原真一)、石黒堅(北尾勇)、浅見れいな(乙部志保里)、下川嵓 (時任三郎)ほか

鹿児島の機動救難隊として勤務する仙崎

潜水士2年目に入った仙崎は、鹿児島の機動救難隊へ配属されることになり、環菜と遠距離恋愛になってしまいます。

結婚を目前に控えた2人は順風満帆に見えていたのですが、遠距離恋愛となってからはすれ違うようになり、不穏な空気になっていました。

 

環菜は仙崎にウエディングドレス姿を見せようと横浜からやってきたのですが、あまり喜んでくれない仙崎との間に温度差を感じてしまいます。

ショックを隠し切れず、車で鹿児島まで来ていた環奈は、フェリーに乗って横浜に帰ることにしました。

 

そんなときに大型フェリーが座礁したとの一報が入り、仙崎と吉岡は大型フェリーに向かうことになります。

船内には多くの車両が積載されていて、火災が起きれば大災害になるということから、速やかに乗客を非難させることにしました。

 

既に大型フェリーは浸水していて、水没までは4時間しか残されていないということから、仙崎と吉岡は急いで救助を開始します。

大型フェリーの中には環菜の姿もあり、手荷物は置いて非難するように言われてしまいます。

 

環菜は手作りで作ったウエディングドレスが入ったカバンを見て、「これだけは置いていけない」と懇願しますが、特別扱いで非難をすることはできず、仙崎は「置いて行くんだ」と強く突き放してしまいます。

 

その後、仙崎と吉岡は任務を遂行するため、逃げ遅れた人や船内に動けなくなった人がいないかチェックしに行きます。

環菜は任務に向かう仙崎を見て「また会えるよね」と言うと、仙崎は「当たり前だろ」と微笑んで任務に向かうのでした。

要救助者を非難させようとする仙崎と吉岡

大型フェリーが水没するまでのタイムリミットが迫る中、船内では非難が進められていて、妊娠5ヶ月の女性・本間さんを支えながら避難場所に誘導されていました。

そんなときにフェリーニ積載されていた車にエンジンをかけていた男性・海老原さんを発見し、すぐにフェリーから避難するように伝えます。

 

海老原は愛車を手放したくない一心だったのですが、何とか海老原さんを説得し、4人で避難を開始しました。

そんなとき船内で火災が発生し、仙崎を含めた4人は避難できなくなってしまいます。

そこで仙崎はかつての上司、現在は本庁救難部専門官となった下川の指示で、右舷船尾まで移動することになりました。

 

しかし、その避難経路は長時間潜水をして移動する必要があり、妊娠中の本間さんのことも気遣いながら進むことになります。

この方法は仙崎や下川にとっても大きな賭けで、潜水して浮上した場所のスプリンクラーが作動していなかったら、火の海に浮上することになる可能性もありました。

困難を乗り越えながら、改めて環菜の存在に気付く仙崎

幸いスプリンクラーは作動しており、何とか長時間の潜水を無事に乗り越えた4人は、フェリーから脱出するためのルートを探しながら、先へ先へと進んでいきます。

船内では再び爆発が起こり、下川との連絡が途絶えてしまったため、仙崎は要救助者の2人を吉岡に託し、自力で脱出ルートを探すことにしました。

 

時間が経っても仙崎が戻ってこないと感じた海老原は、自分だけ逃げたのではないかと言い始め、本間さんと口論になります。

吉岡は2人をなだめるように仙崎は絶対に戻って来ると言っていたところに、仙崎が酸素ボンベを持って戻ってきました。

 

仙崎が見つけた脱出ルートを進んでいる最中、予期せぬ事態が起こり吉岡は身動きが取れない状態に陥ってしまいます。

仙崎は持っていた酸素ボンベを吉岡に手渡し、船が沈んだらお前も一緒に沈む、でもきっと助けに来ると言って吉岡を置いて3人で脱出ルートを進んでいきました。

沈んだフェリーの中から見事生還した仙崎

3人は船の外まで続く長い梯子の下までたどり着き、少し休憩を取ってから一気に登ることを決意しました。

仙崎は机の引き出しの中に携帯を見つけると、環菜に電話を掛けます。

 

環菜は本庁救難部専門官の下川に電話を渡し、仙崎が長い梯子を上ることや、上空で救助する人を手配してもらうように伝えました。

仙崎は環菜に電話を替わってもらい、電話越しにプロポーズします。

電話は外部に全て音声が漏れていたので、初めは恥ずかしそうにしていた環菜だったのですが、仙崎の素直な言葉に涙があふれて止まらなくなりました。

 

仙崎は「もう少ししたら俺、帰るからさ」という言葉を最後に、環菜との電話を切って梯子を上る用意をし始めます。

本間さん、仙崎という順で梯子を上っていき、足にケガをした海老原さんは自力で梯子を上ることができないため、仙崎がおんぶして梯子を少しずつ上っていきます。

 

しかしフェリーの水没が進み、外へと続いていた梯子から大量の水が流れ込んできて、仙崎たちは梯子から手を放してしまいます。

外では環菜や下川たちが無事に浮上してほしいと願っていたのですが、モニター越しにフェリーが沈んでいくのを見ていました。

 

下川はフェリーが沈んでも4人は絶対に生きていると信じ、4人を救出するため待機していた潜水士たちに救助を指示します。

それに賛同した大勢の潜水士が一斉に救助を開始して、水をせき止める場所に逃げ込んでいた仙崎と本間さん、海老原さんは救助されました。

 

仙崎は吉岡の居る場所や酸素ボンベも残りわずかということもあり、自分が先導して居場所を教えることにしました。

吉岡は仙崎が置いて行った酸素ボンベを使って何とか生き延びていました。

無事に生きて帰ることができた仙崎は、環菜と涙の再会を果たし、改めて結婚することになりました。

映画ライター「タイリュウ」の一言

海猿シリーズは最初の映画やドラマもすべて見ていたのですが、この作品は鳥肌が経つほど、仙崎や環菜の1つ1つの言葉に重みがあり、涙なしには見られない作品でした。

最後の仙崎が環菜に電話を掛けてプロポーズするシーンが一番感動し、生きて帰れるのかハラハラしました。

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