「夏の夜の夢」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

コメディ映画

「夏の夜の夢」のあらすじ

「夏の夜の夢」は1999年に公開された映画で、シェイクスピアの戯曲を豪華俳優人で映画化した、ファンタジック・コメディーとなっています。

ある日、父親が決めた相手と結婚することになったハーミアですが、彼女には愛する若者がいたため結婚を拒否しました。

結婚を拒否すると法律によって裁かれることを知っていたハーミアは、若者と一緒に駆け落ちをすることを決意します。

森ではイタズラ好きの妖精たちと出会い、妖精が媚薬を塗り間違えてしまったことで大騒動に発展します。

主な出演者

監督:マイケル・ホフマン 出演:ケヴィン・クライン(ニック・ボトム)、ミシェル・ファイファー(タイタニア )、ルパート・エヴェレット(オベロン)、キャリスタ・フロックハート(ヘレナ)、スタンリー・トゥッチ(パック)、アンナ・フリエル(ハーミア)、クリスチャン・ベイル(ディミトリアス)、ソフィー・マルソー(ヒポリタ)、ドミニク・ウェスト(ライサンダー)、デヴィッド・ストラザーン(シーシアス)、サム・ロックウェル(フランシス・フルート)ほか

父が決めた結婚を拒み、愛する人と駆け落ちを決意する

19世紀初頭のイタリアのモンテ・アテナで、貴族の娘であるハーミアには父が決めた婚約者のディミトリアスがいました。

しかし、ハーミアは別の若者ライサンダーと愛し合っていて、ディミトリアスとの結婚を拒んでいました。

この国では父に従わない娘は処刑に処せられるか、一生独身で月の女神ダイアナの祭壇に仕えるかの、どちらかを選ぶしかありません。

ハーミアはライサンダーを心から愛していると言い、彼以外とは結婚を考えられないと申し出ました。

 

父のイジアスは公爵の娘の裁きを訴え、アマゾン国の女王ヒポリタとの婚礼を控えていたシーシアスは、4日を期限にハーミアに決断させるように言い渡します。

追い詰められてしまったハーミアは、ライサンダーと駆け落ちをすると友人のヘレナに打ちあけます。

しかし、ハーミアと婚約したディミトリアスを愛していたヘレナは、ハーミアへの嫉妬心からディミトリアスに2人が駆け落ちしようとしていることを教えました。

2人は明日の晩を決行の日と決め、町から数キロ離れた大公の森で待ち合わせることにします。

駆け落ちを知ったディミトリアスは、ヘレンと共に町はずれの森を訪れる

夜が老けた町はずれの森の中では、妖精の王であるオベロンと女王タイタニアが養子にした少年を巡り、夫婦喧嘩が勃発していました。

そこでオベロンは媚薬を使い、タイタニアを翻弄している隙に少年を取り上げようとしました。

オベロンはイタズラ好きの妖精パックに、目が覚めて最初に見たものに恋をするという媚薬の花を摘んでくるように命じます。

 

するとハーミアの駆け落ちを知り、彼女を追ってきたディミトリアスとヘレンが現れました。

必死に恋心を訴えるヘレナに、冷たい態度を示すディミトリアスを見たオベロンは、2人と入れ違いに花を持って帰ってきたパックに、「アテナの若者の瞼に媚薬を塗れ」と命じるのでした。

パックは眠りについたタイタニアに忍び寄り、彼女の瞼に媚薬を塗りました。

ライサンダーはヘレンを見て、一瞬で恋をしてしまう

パックは媚薬を塗る相手を間違えてしまい、ライサンダーの瞼に媚薬を塗ってしまいます。

彼は通りかかったヘレンを見ると、たちまち彼女に恋をしてしまいました。

間違いに気づいたオベロンは、再びパックにディミトリアスの瞼に媚薬を塗り、ディミトリアスとヘレナが恋をするように仕向けます。

ハーミアはヘレナがライサンダーを奪ったと思い込み、一方のヘレナは3人がグルになって自分をからかっていると思い込み、大混乱となりました。

 

パックはオベロンの元に向かう途中、劇の稽古に現れた職人たちと出くわし、妖精王女の麗しい寝床の側で馬鹿丸出しの稽古を始めました。

パックの目を引いたのは熱演する色男・ピラマス役のボトムで、イタズラ好きのパックはボトムにロバの頭をかぶせて鳥羽の化け物に変えてしまいました。

変わり果てたボトムの姿を見た職人たちは、ビックリ仰天して逃げていきます。

愛する人と結婚をすることが出来た2組のカップル

朝になり、目を覚ましたタイタニアは自分の横で眠っているロバに驚き、オベロンとは仲直りをして昼の姿で飛び立って行きました。

正しい組み合わせに落ち着いた2組のカップルは、シーシアスとヒポリタの婚礼の場で無事愛する人と結婚することができました。

人間の姿に戻ったボトムも、仲間と共に婚礼の場で芝居を披露しました。

 

芝居は口が裂けても上手いとは言えない程のできだったのですが、これがかえって幸いし、彼らの存在そのものが立派な余興となって、見事に退屈しのぎの役割を果たしました。

ハーミアやライサンダー、ヘレナたちは夢のような不思議な体験に戸惑ったのですが、初夜の時間となったため、3組の新しい夫婦は仲良く寝室へと消えていきました。

その頃、誰もいなくなった大広間にオベロンとタイタニアを始め、たくさんの妖精が現れました。

一旦暗くなった広間には不思議な光で煌々と輝き、夜空を見上げるボトムの手にはオウゴンの指輪が残されていました。

映画ライタータイリュウの一言

親が決めた結婚を嫌がるのは当然ですが、この映画では親が決めた婚約者を否定した場合、法律によって裁かれてしまうのが可哀そうだと思いました。

誰もが考える「愛する人と結ばれたい」という思いを伝えただけで、大問題にまで発展し、騒動に巻き込まれていく様が新鮮で面白かったです。

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