「BRAVE HEARTS 海猿」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

ヒューマンドラマ

「BRAVE HEARTS 海猿」のあらすじ

2012年に公開された映画で、「海猿シリーズ」の第4作目にあたり、ファンから熱望を受けた最終話として描かれました。

海上保安庁の中でも最も能力の高い特殊救難隊に配属された仙崎と吉岡は、吉岡の恋人の美香が搭乗するジャンボジェット機の海上着水によって救助を実施します。

ジャンボジェット機が海中に沈む前までに、全ての要救助者を助け出せるのかが最大のシーンになり、吉岡にも危機が訪れます。

主な出演者

監督: 羽住 英一郎 出演:伊藤英明(仙崎大輔)、加藤あい(仙崎環菜)、佐藤隆太(吉岡哲也)、仲里依紗(矢部美香)、三浦翔平(服部拓也)、平山浩行(村松貴史)、伊原剛志(嶋一彦)、時任三郎(下川いわお)、ほか

特殊救難隊に配属された仙崎と吉岡

天然ガスプラントの爆発事故から2年が過ぎ、仙崎と吉岡は海上保安官の精鋭のみが入隊できる特殊救難隊へ志願して、厳しい訓練の日々を送っていました。

配属先では、過去のトラウマから後輩に必要以上に厳しい先輩の長嶋に仕事に対する姿勢を否定され、全てにおいて順風とは言えませんでした。

 

一方で仙崎の妻である環菜は2人目を妊娠していて、吉岡にはキャビンアテンダントの美香という恋人がいました。

吉岡は美香と愛を育み、プロポーズするのですが断られてしまいます。

 

そんなある日、美香が搭乗する乗員乗客346人を乗せたジャンボジェット機206便で、飛行中にエンジン火災が起きたという一報が入ります。

206便は羽田空港への緊急着陸を試みたのですが、火災の影響で機体が損傷し、車輪が降りないことが判明しました。

そこで、すぐさま海上保安庁を含め、関係省庁による対策本部が立ち上げられます。

海上着水するため、特殊救難隊の仙崎たちは海上でスタンバイ

対策本部では様々な救助案が提案されますが、下川が提案した海上着水案が採用され、緊急着水させることに決まりました。

しかし既に陽が落ち始めているため、海上に着水させるのが困難な状況になり、待機していた仙崎や吉岡を含めた特殊救難隊、警察関係の船員で海上に誘導灯を整えます。

 

ジャンボジェット機は着水後、20分しか浮いていられないことが分かり、364名の乗客乗員を救助する船が足りず、一般船も救助活動に加わってもらうことにしました。

海保と一般船との共同で万全の体制を整えた後、ジャンボジェット機は何とか海上に着水することに成功します。

 

ところがその直後にエンジンが爆発し、救助活動が難しい状況となりました。

さらに追い打ちをかけるように機体は大きく前後に分断され、浸水が始まり要救助者を非難させるのが一層難しくなってしまいます。

期待と共に海底に沈んでいく仲間

救助に向かった仙崎と特殊救難隊副部長の長嶋は、コックピットに動けなくなったパイロットを見つけるのですが、体が機体に挟まっていてなかなか救助することができません。

そんな中で本部隊は安全確保のため現場を離れるように命令されることになります。

しかし仙崎と長嶋はその命令を無視して救助を続行し、沈みかけた機首からパイロットたちを救出することに成功しました。

 

一方の吉岡は機内に取り残された乗客100名余りと、恋人の美香の救出を開始し、要救助者と美香を救出することに成功しました。

しかし水没の揺れや散乱した荷物、崩れた天井などに挟まれ、吉岡は身動きが取れない状態に陥ります。

 

ボンベを外していた吉岡は、身動きが取れなくなったことから助かることを諦めてしまい、酸素ボンベなしで機体と共に海の底へ沈んでいきました。

関係者たちが落胆する中、仙崎と長嶋は吉岡が生きているという希望を持っており、潜水許可を得て吉岡を救出に向かうのでした。

酸素マスクを使ってかろうじて生還した吉岡

仙崎はジャンボジェット機の中で吉岡を発見します。

絶望的だと思っていた吉岡は、ジャンボジェット機に備え付けられていた酸素マスクを利用して、何とか生き延びていました。

それを発見した仙崎は吉岡を救出し、仙崎たちの救助活動を見守っていた関係者たちも吉岡の生還を喜びました。

 

仙崎の救助活動は勇気ある行動だったとして称えられ、長嶋は仙崎の仕事にかける思いを理解してくれました。

一方の美香は無事に救助された吉岡に、プロポーズを断った本当の理由を話し始めました。

美香はバツイチで、結婚にも自信がなかったことを知った吉岡は、美香に改めて幸せにすると伝え、やっと2人の思いが通じます。

 

任務が無事に完了した後、仙崎と環菜は家族では川べりを歩きながら、2人目の子供も連れて、新たに家族が増える喜びを感じていました。

映画ライター「タイリュウ」の一言

海猿シリーズは仙崎のストーリーが多かったのが印象的でした。

でも今回の映画は吉岡がメインのようなストーリーとなっていて、吉岡の恋愛模様や大切な人を思う気持ちが鮮明に描かれていました。

大切な人を何としてでも助けたいという思いから、自分が身動きが取れない状態になっても生きる術を見つけ、機体が海中に沈んでも生き延びていた姿には感動しました。
海猿シリーズはこれで本当にラストとなってしまったのですが、これからも観たいと思えるほど熱い作品ばかりですし、大切な人を思う気持ちと仲間を信じる気持ちを教えられました。
とても面白かったです。

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