「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

SF映画

「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」のあらすじ

突然現れた移動性のブラックホールによって、地球の滅亡が確実視された為に、他の天体へ移住しようとする人類を謎の敵が襲います。

古代進を艦長に迎えて、17年の時を経て復活を遂げた宇宙戦艦ヤマトです。

ヤマトは謎の敵の星間国家連合に対してどう立ち向かうのか、ブラックホールの脅威に地球の結末も掛かっています。

主な出演者

声優:山寺宏一(古代進)、伊武雅刀(ゴルイ将軍)、藤村歩(古代美雪)、由愛典子(古代雪)、茶風林(大村耕作)、古谷徹(徳川太助)、伊藤健太郎(上条了)、浪川大輔(小林淳)ほか

ヤマトの奮闘

西暦2220年になった地球では、接近するカスケードブラックホールに、飲み込まれてしまうことが判明します。

人類は別惑星のアマールの衛星に移民を開始するのですが、第1次と第2次の移民船団は連続して、正体不明の敵から大きな攻撃を受けてしまいます。

地球近傍の宇宙空間に浮かんでいる氷塊内のドッグに、宇宙戦艦ヤマトはさらに強化改修を施されていました。

 

ヤマトが第3次移民船団の旗艦となり、古代が艦長の任に就くのです。

ヤマトの率いた第3次移民船団が、過去の二つの船団が襲撃を受けた宙域に到達すると、多くの敵が出現します。

敵艦隊は、出現した地点とタイミングと艦の様式がうまく3つに分かれています。

古代は移民船団を危機からいち早く回避させる為に、付近のブラックホールの渦の流れを加速して利用した、長距離ワープを敢行する技に出ます。

 

移民艦が次々とワープに飛び出していく中で、ヤマトを筆頭とした護衛艦は必死の防衛にあたります。

敵方勢力の一つ、エトス軍の艦隊指令のゴルイは、地球から来た船団は侵略者であると聞かされての出撃でした。

ところがヤマトの奮闘を目にしていくうちに、地球船団が侵略行為を企てているとは思えなくなり、自分達こそが虐殺側に落ちぶれているんだ、とゴルイは我を省みてヤマトへの攻撃を停止させます。

ゴルイは古代に直接交信して、ヤマトに敬意を表しました。

戦闘開始

第3次移民船団は、アマールに辿りつくことに成功しました。

そして古代らはアマールが、星間国家連合に加盟していることを知ります。

星間国家連合に、ゴルイのいるエトスも加盟していますが、実質的にはSUSの単独支配にあったのでした。

アマールが、地球からの移民を受け入れていることを評価しないSUSは、アマールにさらに武力制裁を加えます。

 

古代は、星間国家連合内の紛争でヤマトが関わるべきことではないとして、忸怩たる思いを抱きついて静観します。

ところがアマールの民衆を無残に殺傷していくSUSの非道さや、ゴルイがSUSに反抗した末の特攻により命を散らした姿を見た彼は、SUSに宣戦を布告してアマールに侵攻していた敵軍を全て退けると、宇宙へ飛翔していきます。

地球とアマールの連合艦隊は、星間国家連合との戦闘を開始することになります。

 

敵軍の奥にSUSの巨大要塞が浮かんでいて、ハイパーニュートロンビームの攻撃と、鉄壁のシールドでヤマトらを圧倒していくのです。

ヤマトにも、ハイパーニュートロンビームの魔の手が襲いかかりますが、アマール軍の旗艦が壁となって、自らを犠牲にしてヤマトを守りました。

発射に関してSUSは、自軍や同盟国の艦隊が射線上にあることを厭いませんでした。

それによって敵方のSUS以外の艦隊はどんどんと撤退していったのです。

地球の危機

巨大要塞の5本のハイパーニュートロンビーム砲塔が、シールド発生の役割を担う解析結果を受けて、ヤマト艦内に収容されていた特務艇の信濃が、ヤマト副長の大村だけを乗せて出撃します。

巨大要塞の猛攻によって、信濃が壊滅的な大きなダメージを受けますが、大村は懸命に操艦していきます。

大村がヤマトの若いクルー達に、地球の将来を託す言葉を残した後で、巨大要塞の砲塔へと信濃は激突して散っていったのです。

 

大村の特攻によって、要塞はシールド機能を喪失してしまいました。

強化改修されていたヤマトに、トランジッション波動砲という名の新兵器が装備されていました。

旧波動砲が単発だったのに対して、波動エンジンの大型化により6連発を可能と言います。

ヤマトは5発で、巨大要塞の5本の砲塔を爆破することに成功します。

巨大要塞は、別の次元との間を往来して攻撃するという新たな手に出ました。

 

消えては現れる敵要塞に対してヤマトは翻弄されてしまい、攻撃に疲弊していきます。

空間の奥に見えている人工太陽が、要塞のエネルギー源であることに気づいた古代の命によって、ヤマトが残りの1発の波動砲を人工太陽へと放つと、太陽が壊滅して要塞も崩れ去りました。

戦闘が終わった後で、SUS軍を指揮していたメッツラーがヤマト艦橋内に立体映像のようにして現れます。

メッツラーは容姿を変貌させた後に、自分が人間とは全く違う異種生命体であることを明かして、古代らから姿を消します。

 

ヤマトはその後、地球に帰還しましたが、地球には刻々とカスケードブラックホールの危機が近づいていました。

そして太陽系惑星は、次々とそれらの餌食になっていました。

黒い暗雲と酷い暴風雨の中で、最後の移民が地球を離れていきます。

死を待つだけだと地球をヤマトから見つめる古代は、人類が争いと破壊を繰り返して地球を救えないことを悔やんだのです。

地球を無事救出へ

再びメッツラーがヤマト艦橋のところに現れます。

メッツラーは、自身らの存在している次元が資源枯渇していて、地球が存在する次元の有機物と無機物の全てに目をつけます。

古代らの目に、ブラックホールとして大きく見えているものは、資源を我が次元へ移す転送装置で、生きるものの全ては我がエネルギー資源になるのだと言って、メッツラーは再び姿を消したのです。

 

古代は、転送装置ということは人工物であるから破壊可能だと考えます。

カスケードブラックホールを詳しく解析すると、その内部にエネルギー放出量の大きい地点を、はっきりと特定できました。

これを破壊するには、トランジッション波動砲の6連発分のエネルギーを、1発にまとめて発射するしかないのですが、多大な負荷をヤマトにかける為に艦の安全が保証されないのです。

 

古代は生き残るのはヤマトでなく地球だとして、ヤマトをブラックホール内へどんどん進めます。

異様な状況のブラックホールに向けて、ヤマトがトランジッション波動砲を6連弾、一括発射を敢行すると地球の目の前にあったブラックホールは消滅しました。

大きな負荷によって多数の傷を負ったヤマトでしたが、滅亡寸前だった地球を何とか救うことができました。

映画ライターりょうの一言

ストーリーはすごく平凡でしたが、メカニックデザインやCG技術による、戦闘シーンのビジュアルはとても素晴らしかったです。

今回のヤマトの売りはそこだと思います。

観にいってから、一日、二日と経つにつれて、ジワジワと感動が蘇りました。

音楽もうまくマッチしていて、とても素晴らしい作品でした。

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