「ドラゴン・タトゥーの女」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

アクション映画

「ドラゴン・タトゥーの女」のあらすじ

「ドラゴン・タトゥーの女」は2011年に公開されたアメリカ映画です。

スウェーデンのベストセラー作家スティーグ・ラーソンのミステリー小説、『ミレニアムドラゴンタトゥーの女』を原作とした映画のリメイク作品です。

経済専門のジャーナリスト・ミカエルは、ある時資産家のヘンリック・バンゲルから、40年前の少女失踪事件の謎を解いてほしいと頼まれます。

彼は背中にドラゴンの刺青を入れた天才ハッカー・リスベットと協力しながら、事件の真相解明に乗り出しました。

しかし調査を進める中で、バンゲル一族の秘密が明らかになっていくのでした。

主な出演者

監督 :デヴィッド・フィンチャー 出演:ダニエル・クレイグ(ミカエル・ブルムクヴィスト)、ルーニー・マーラ(リスベット・サランデル)、クリストファー・プラマー(ヘンリック・ヴァンゲル)ほか

ミカエルが失踪事件の解明を依頼される

『ミレニアム』という経済誌を発行しているジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストは、スウェーデンの企業家ヴェンネルストレムが裏で武器密売を働いているという記事を書きましたが、名誉棄損だとして彼から訴えられてしまいます。

ミカエルは、裁判所から多額の賠償金を支払うよう命じられてしまうのでした。

そんな彼を、実業家のヘンリック・バンゲルに依頼された弁護士が、密かに調べ上げていました。

 

弁護士は、リスベットという体じゅうにドラゴンの刺青を入れた天才ハッカーに調べさせ、ミカエルが信頼に足る人物かを見極めていました。

調査の結果、弁護士から認められたミカエルは賠償でお金に困っていたこともあり、ヘンリックと会うことを了承します。

 

ヘンリックがミカエルを呼んだ目的は、ミカエルに失踪した姪のハリエットの事件を調査してほしい、と考えたためでした。

彼は、ハリエットが自分の身内に殺害されたのではないかと疑っていたのです。

ヘンリックが魅力的な報酬を用意していることもあり、ミカエルはこの依頼を受けました。

ハリエットのメモに書かれた5人

ヘンリックの姪・ハリエットは、1966年9月24日に失踪してしまいました。

彼女は、街にヨットクラブのパレードを友人と共に見に行った後、屋敷で開かれた晩餐会の前に姿を消したのです。

この日は屋敷のある島と街に架かる橋の事故があり、その1時間後まではハリエットの姿が目撃されているとのことでした。

 

ミカエルは謎の解明の間、島のコテージに滞在することになりましたが、バンゲル一族の人間関係は複雑でした。

ハリエットとその兄・マルティンは、父親の死や母親の育児放棄のため、ヘンリックが引き取って面倒を見ていました。

ミカエルはハリエットの失踪事件を担当した刑事に話を聞き、彼女のメモ帳からある5人が浮上しました。

 

一部にイニシャルや数字が書かれており、謎は深まるばかりです。

刑事の話によれば、ハリエットの事件に似たレベッカという少女の未解決失踪事件があったとのことでした。

その頃、精神病院に入院歴のあるリスベットは、新しい後見人からの酷い仕打ちに悩まされていました。

彼女は父親から性的虐待を受け、彼を焼き殺そうとしたために精神科へ入れられた過去があります。

大人になってからも後見人が必要だとされていますが、今度のビュルマンという男は、彼女に性的暴行を加えるのでした。

しかし、ついにリスベットはビュルマンに反撃し、暴行の一部始終を映した動画で彼を脅します。

浮かび上がるバンゲル一族の闇

ヘンリックとマルティン以外のバンゲル一族の者は、ミカエルを嫌っているようで非協力的でした。

一族を嫌ってロンドンに移住したアニタにも会いましたが、収穫はありません。

彼の調査は思うように進みませんでしたが、ようやくハリエットのメモ帳に書かれた「R.Y」のイニシャルがレベッカ・ヤコブソンのことだと分かりました。

 

レベッカは刑事から聞いた未解決の失踪事件の被害者で、1940年に遺体が見つかっていたのです。

その後、ヘンリックが倒れてしまいます。

早く真相を究明するために、ミカエルはリスベットのことを彼を調査した弁護士から聞き、彼女に協力を依頼しました。

 

リスベットはミカエルの助手として、ハリエットのメモ帳に書かれた他の4人について調べ始めます。

警察のデータベースをハッキングすると、未解決の殺人事件の被害者である女性たちの存在が浮かび上がりました。

レベッカも含めた5人には、ユダヤ人という共通点がありました。

実はバンゲル一族の中には、ナチ信仰者やユダヤ人嫌いの者が多くいたのです。

そしてついにミカエルは、彼を快く思っていない一族から襲撃され、負傷してしまいました。
リスベットは彼を優しく介抱して、いつしか彼を愛するようになるのでした。

ハリエットがアニタだった

調査を進めるうちに、ハリエットが兄のマルティンを恐れていたことが分かりました。

さらに5件目の未解決事件の被害者レーナ・アデンションとマルティンが、同じ高校に通っていたことも判明しました。

マルティンの家に忍び込んだミカエルは、彼に見つかり地下室に拘束されてしまいます。

 

実はマルティンは、家の地下室で女性を殺害していたことを告白したものの、ハリエットの事件だけは否定します。

ミカエルはマルティンに殺されそうになりますが、リスベットに助けられます。

マルティンは車で逃げる途中で事故死しました。

 

ミカエルは再度アニタと会い、彼女から衝撃の事実を聞かされるのでした。

アニタはハリエットその人であり、彼女は兄であるマルティンの性的虐待から逃れるため、従姉妹のアニタの手を借りて自ら失踪したのです。

ハリエットは父親からも性的虐待を受けており、殺されそうになったので反撃したところ、逆に彼を死なせてしまったのでした。

 

5件の未解決事件の犯人は、ハリエットの父親とマルティンだったのです。

その後、ヘンリックの体調は戻りハリエットと再会でき、ミカエルはリスベットの陰の助けでヴェンネルストレムの悪事を暴くことができました。

リスベットはミカエルにクリスマスプレゼントを渡そうとしましたが、彼が恋人と過ごしているのを見て、独り姿を消すのでした。

映画ライターもじゃの一言

悲しく壮絶な過去を持つヒロイン・リスベットの精神的な危うさや暴力性、その反面恋愛に積極的になりきれないところが魅力的でした。

ストーリー展開もよくできていて徐々に謎が明らかになっていくのに、どんどん引き込まれて面白かったです。

小説には続編があるので、そちらも観てみたいですね。

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