「赤ずきん」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

アクション映画

「赤ずきん」のあらすじ

こちらの作品は童話赤ずきんの物語を元にして描かれた映画です。

血の月の晩に、村を再び狼が襲います。

ハンターの神父の元へ、人狼狩りが行われますが次々と犠牲者が出ます。

村人の中に潜んでいる人狼の正体、そしてその目的といったいどのようなものなのでしょうか。

主な出演者

アマンダ・サイフリッド(ヴァレリー)、ゲイリー・オールドマン(ソロモン神父)、ビリー・バーク(セザール)、シャイロー・フェルナンデス(ピーター)、マックス・アイアンズ(ヘンリー)ほか

赤ずきん

森の奥深くにある村がありました。

少女のヴァレリーと男の子のピーターは、近く森でウサギを罠にかけて捕らえようとします。

そして罠にかかったウサギを、ナイフで仕留めようとしていました。

十年後、すっかり大人になったヴァレリーとピーターは森で落ち合います。

ピーターは「ヴァレリーがヘンリーと結婚することに決まったことを知っているか?」と問いました。

 

ピーターはここから一緒に逃げ出そうと言います。

それに対してヴァレリーがOKと返事をすると、森に鐘の音が響きます。

ヴァレリーが急いで駆け付けると、姉のルーシーが倒れていました。

そして家でルーシーを弔います。

ヘンリーも弔問に訪れますが、ヴァレリーは部屋の奥にこもりきり、ぜんぜん出てきません。

ピーターもまた訪れますが、母スゼットが中に入れませんでした。

 

ヴァレリーのことは諦めて、と追い返してしまいます。

酒場では男達が「狼が裏切った、狼を殺そう」と、大きな気勢を挙げていました。

村のオーガスト神父は、ソロモン神父を呼んだので到着まで待つべきだと伝えます。
男達は言うことを聞かずに、出発の準備を整えました。

その中にはピーターとヘンリーの姿もありました。

 

ヴァレリーはピーターに気を付けてと優しく話しかけますが、ピーターはもうやめようと突き放します。

鍛冶職人であるヘンリーは、自身が制作した腕輪をヴァレリーに渡します。

出発した男達の後を、ヴァレリーはつけていきます。

途中で、おばあちゃんの小屋へ寄り、そこで赤いずきんを受け取ります。

おばあちゃんは結婚祝いだと言いますが、ヴァレリーはまるで売られるようだと思い、喜べません。

 

男達はどんどん山の深い道を行き、洞窟へとたどり着きます。

奥へと入っていくと二つに分かれていて、男たちは二手に分かれます。

さらに分岐点で二手に分かれて、ヘンリーと父のエイドリアンの二人だけになりました。

そして突然たいまつが消えて、狼に襲われてしまいます。

酒場で男たちが狼の首を掲げて、大きな気勢をあげています。

荷車に乗せられた、動かないエイドリアンが運ばれてきます。

 

ヘンリーはヴァレリーに隠れていて何も攻撃できなかった、とくやみます。

運ばれていくエイドリアンを、ヴァレリーの母スゼットが見送ります。

母の目に深い涙を見たヴァレリーは、「何故だ」と問います。

姉ルーシーは、母のスゼットとヘンリーの父のエイドリアンの間に生まれた子供だと告白します。

父親のセザールは知らないから秘密にしていてくれ、と母のスゼットは頼みます。

狼との闘い

ソロモン神父が村に無事に到着します。

狼の首を掲げている村人に違うと告げます。

「私の妻も人狼だった。血の月の時に人狼に噛まれると、死なずに新たな人狼となる。今も君たちの中に、人の姿で潜んでいる」と告げたのです。

村人は全く聞き入れずに宴を開きます。

宴をしている中で、ピーターは自分には資格がないとヴァレリーに告げますが、別に構わないと言うヴァレリーと愛し合います。

 

宴が盛り上がる中で、ヴァレリーは何か異変を感じます。

そして急に狼が飛び込んできて、村人をたった一打で跳ね飛ばしてしまいます。

教会へと促しながら、ソロモン神父と部下は戦いますが、弾き飛ばされてしまいます。

「強い」と呟く兵士に対して、「神の方が強い」とソロモン神父は立ち向かっていきます。

狼はソロモン神父を突き飛ばして、どこかへ消えてしまいます。

ヴァレリーは友人のロクサーヌと村の中をあちこち逃げていました。

 

狼の荒い息遣いが、どんどん近づいてきます。

そして目の前に狼が現れたのです。

狼はヴァレリーに一緒に行こうと誘います。

ロクサーヌに、その声は全く聞こえません。

ソロモン神父が来て、すぐに矢を放ちますが、狼は避けて退散してしまいます。

ロクサーヌは「狼と話をしていた、魔女と疑われる」とヴァレリーに伝えます。

 

そして夜が明けると、ソロモン神父は「この人狼は強いので、人の姿で見つけるしかない。村人の中から怪しい者や、独特の臭いのする者を探し出せ」と告げます。

人狼に噛まれた兵士は生きていましたが、ソロモン神父は血の月の最中は、噛まれたものは人狼になる仕方がないと、とどめを刺したのです。

ピーターは今すぐにここから逃げようとヴァレリーに告げますが、ヴァレリーはすぐに断ります。

ヴァレリーが自宅に戻ると、母のスゼットが顔に引っかき傷を負い、横になっていました。

おばあちゃんが看病していました。

 

ヴァレリーは狼に話しかけられたことをおばあちゃんへ伝えます。

村中の家を兵士が調べています。

ソロモン神父は、屋根裏にずっと隠れていたヴァレリーの友人のロクサーヌの弟クロードを捕まえます。

少し障害があって喋れませんが、言葉がおかしいと象の檻の中に入れて、火にかけてしまいます。

ソロモン神父の元へロクサーヌが訪れて魔女の情報を与えるので、今すぐクロードを開放してくれと懇願します。

ヴァレリー救出作戦

酒場にヴァレリーと多くの村人が集められました。

ソロモン神父に「狼と話せるのか」と問われますが、ヴァレリーは否定しませんでした。

人狼はヴァレリーを必要としている者で、ヴァレリーを餌にして人狼をうまくおびき出すことを提案します。

ロクサーヌの弟であるクロードは無事に開放されることとなりましたが、その時にはすでに息をしていませんでした。

ピーターとヘンリーは、ヴァレリーを救出するためにともに戦うことを決意しました。

牢に閉じ込められていたヴァレリーの元へ、おばあちゃんが現れて人狼の正体を突き止めると告げます。

 

おばあちゃんは、すぐにヘンリーのことを疑いますが、洞窟で狼に襲われた時にあなたと同じ香りがしたと問い詰められてしまいます。

ヴァレリーは仮面をつけられて広場へ連行されて、柱に括り付けられてしまいます。

ソロモン神父と兵士は、その陰から人狼を待ち構えています。

ピーターが火をつけます。

「火事だ」との叫び声で、兵士が消火にあたります。

煙が立ち込めている中で、ヴァレリーの後ろからヘンリーが近づいて、錠を外し始めます。

 

ピーターは兵士と戦いになります。

ヴァレリーとヘンリーを撃てと言うソロモン神父を村の神父がうまく止めますが、ソロモン神父によって刺殺されてしまいます。

ヴァレリーとヘンリーが、すぐにそこから逃げ出します。

ピーターは象の中に閉じ込められてしまいます。

ヴァレリーとヘンリーは教会へと向かいますが、ソロモン神父の前に立ちはだかります。

そして狼が現れます。

 

ソロモン神父が立ち向かっていきますが、腕を噛みちぎられてしまいます。

教会の敷地内へ入ったヴァレリーのところへ狼が近づいてきますが、前足が敷地内に入ると火傷を負ってしまいます。

中に入れない狼は、一緒に来なければ村人を皆殺しにすると告げます。

分かったと答えるヴァレリーを、友人をはじめとする多くの村人が絶対に渡さないと庇います。

日の出が近づいて、狼はその場を立ち去りました。

人狼の正体は

ヴァレリーは気を失ってしまいました。

悪夢で目覚めたヴァレリーは、おばあちゃんが危ないと思い、森へ向かいます。

途中で教会へ寄り、雪に包まれていた地面から何かを取り出しました。

森の中を進んでいくとピーターが現れます。

近づいてくるピーターに、ヴァレリーはナイフを突きつけて逃げ出します。

ヴァレリーは、おばあちゃんの家に駆けこみました。

 

おばあちゃんに声をかけると、奥の方から返事がありました。

そしてそこから姿を現したのは、父親のセザールでした。

なんと人狼の正体はセザールだったのです。

手に大きな火傷を負っています。

「おばあちゃんは?」と問うヴァレリーに対して、仕方がなかった正体を知られたから、と返します。

村を離れて町へ行きたかった娘たちも一緒に連れて行きたかった、と話します。

 

「血の月を待って、まずは姉ルーシーへ語り掛けたが、狼の子のはずなのに言葉が通じなかった。子供じゃないと分かって、思わず手にかけてしまった。おじいさんも人狼だった。染みついていた臭いに、おばあちゃんは気が付いてしまった。今ならひと噛みで俺と同じになれる、一緒に来い」と話します。

そしてピーターが手斧を持って飛び込んできて、セザールに飛び掛かりますが、すぐに吹き飛ばされてしまいます。

 

ヴァエリーはピーターに迫ってくるセザールに声を掛け、渡すものがあると言います。
手には布に包まれた手提げカゴがありました。

ゆっくりとセザールが近づいてきます。

ヴァレリーの前にセザールが立った瞬間に、ピーターの投げた手斧が、セザールの背中に突き刺さります。

ヴァレリーが何か持っていました。

それは噛みち切られていたソロモン神父の片腕でした。

爪には人狼を仕留める銀が、仕込んでありました。

 

そしてセザールに突き刺します。

セザールはその場へ倒れてしまいました。

ピーターはセザールに噛まれていたのでした。

立ち去るピーターをヴァレリーが追いかけます。

そして自分が疑ったことを謝罪します。

その後、セザールの死体を湖へ運んでいき沈めます。

 

ヴァレリーを桟橋に残して、ピーターは小舟で去っていきました。

去り際で、ヴァレリーは待っていると告げました。

村は無事に平穏を取り戻しました。

ヴァレリーは村を去っていき、おばあちゃんの家で過ごしました。

ある夜にヴァレリーの前に狼が姿を現しました。

映画ライターりょうの一言

終始怪しげな雰囲気を感じる作品でした。

アクションシーンも多く、ハラハラする展開の多い映画と感じています。

ヴァレリーとピーターの関係、ヴァレリーに対して恋心を持つヘンリーとの三角関係も展開が気になりました。

ピンチになったヴァレリーを助けるために、それぞれ協力して戦うピーターとヘンリーが、とても格好良く見えました。

人狼の正体が後半の焦点となっていますが、意外な人物でした。

ピーターが人狼じゃないかなと、ずっと疑っていました。

ミステリアスで、クラシカルな雰囲気が好きな方に特にオススメです。

美男美女が織り成していた恋愛物語も、とても素敵で最高でした。

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