「彼岸島」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

サスペンス映画

「彼岸島」のあらすじ

2年間行方不明で会うことのできない宮本明の兄、篤。

謎の美女レイに篤の居場所を知っていると告げられ、向かった先は吸血鬼の支配下にある彼岸島でした。

男子高校生の明は、兄のため意を決して学校の仲間たちと共に吸血鬼と戦うことを決意します。

主な出演者

宮本明(石黒英雄)、宮本篤(渡辺大)、青山レイ(水川あさみ)、雅(山本耕史)、ケンちゃん(弓削智久)、ユキ(瀧本美織)、ポン(森脇史登)、西山(足立理)、加藤(半田晶也)、涼子(大村彩子)、師匠(阿見201)、五十嵐(山本龍二)

謎の女レイから篤の居場所を明かされる

男子高校生の宮本明には兄の篤がいましたが、2年前に失踪して以来、行方不明のままです。

篤には2年前に結婚を決めた女性がいましたが、挨拶をしに行ったきり帰ってくることはありませんでした。

宮本家の両親は仲が悪く、明は篤が戻ってきたら状態が少しは良くなるのでは、と期待をしていました。

そのため彼は兄に会いたくて仕方なかったのです。

 

そんなある日、明は女子の告白を断ったせいで、ある男に脅されます。

逃げる彼を謎の美女レイが助け、彼女は篤がまだ生きていることを明に伝えました。

明は優しい友人ポン、兄貴のような存在のケン、知的な西山、体格のいい加藤、そして女子高生のユキに相談して、皆でレイに会いに行くことにしました。

 

しかし、レイがあの脅迫男と繋がっていることを知り、明は警戒し始めます。

気になった彼らがレイを尾行すると、ある倉庫に辿り着き、女子高生の血を吸う吸血鬼がいました。

襲われそうになった明たちをレイが助けると、真実を話し始めました。

彼岸島の過去を知った明は行動に出る

レイが住む彼岸島では、2年前に吸血鬼が現れて以来、多くの人が犠牲となり吸血鬼が増えました。

そんな状況を変えたいレイでしたが、地図には存在しない彼岸島を警察は相手にしてくれません。

そこで島に残り、抵抗し続ける篤の弟である明なら助けてくれるのでは、と考えたのです。

お願いされた明は島で戦う兄の篤を思い、仲間たちと共に協力することに決めます。

 

翌日の朝、明を含めた6人は小型ボートでレイと島へ渡りました。

携帯の電波も届かない静まり返った薄暗い島で、老女の吸血鬼が現れました。

レイの企みがバレたせいで、吸血鬼の頭領である雅に6人の忠告がされていたのです。

レイが雅に反抗するのには理由がありました。

 

昔、レイの母親は雅に殺されていたので、復讐を企んでいたのです。

そして彼らは老女によって監禁されてしまいます。

ケンがその老婆の餌にされようとした時、明とユキが助け、無事に6人は逃げます。

しかし、ポンは仲間を信用できず、一人で逃げてしまいます。

再会した篤は変わり果てていた

逃走中、明は兄の篤と再会し、他のメンバーとも合流しましたが、ポンの姿がありませんでした。

一方で昔は好青年だった篤は、無愛想な少年に変貌していました。

明たちを旧日本軍の要塞へ案内した篤は、どこかへと去って行きました。

そこへ吸血鬼に変わり果ててしまったポンがやってきて、なぜ探してくれなかったのかと明に詰め寄りました。

 

明がポンとの戦いに苦戦していると篤が現れ、ポンを刺殺しました。

その隙に逃げようとしますが、反対側にも吸血鬼が現れて危機的状況に陥ってしまいます。

そんな中で、ユキは翼を持つ吸血鬼に連れ去られます。

ユキを助ける方法が一つだけあると篤は明たちに伝えると、その夜に2年前のことを打ち明けました。

 

彼岸島は篤の婚約相手の故郷であり、挨拶に出向いた篤は進入禁止と言われる神社に入ってしまいました。

そして神殿の奥の扉を開けてしまい、何十年も監禁されていた雅を解放してしまったのです。

その後に篤の恋人は殺され、雅が島を支配することになりました。

篤を残し大事な仲間を連れ明は島を去る

その頃、雅の専属の医者は雅を最強にする薬を開発し、日本刀を作っていました。

翌日、篤は明たちを数少ない人間の生き残りが集まるアジトに連れて行き、師匠を紹介します。

そこで明は、師匠に吸血鬼の倒し方を教えて欲しいと頼みます。

その夜、明は目隠しをして気配を感じた方に剣を振る訓練を続けました。

 

一方でユキをさらった雅はユキを人質とし、明たちを待ち構えていました。

特訓を終えた明は雅の元へ向かいます。

一足早く着いた篤は雅の手下を倒し、雅隊と対面するところでした。

篤はあの翼を持つ吸血鬼に捕まりますが、レイが助けます。

馬で逃げ去る雅を篤とレイが追いかけると、地下室にたどり着きました。

 

そこにはトカゲのような巨大な怪物と、吊るされたユキの姿がありました。

明と師匠は怪物と必死に戦い、なんとか倒すことに成功します。

明が篤の元へ駆けつけると、雅と戦っていました。

篤は剣で雅と自分を刺し、二人同時に斬れと明に頼みますが、明は雅を倒します。

雅に噛みつかれた篤は、明に近づかないよう注意します。

 

その後、篤は自ら爆発を起こして死にました。

明は師匠と抵抗軍に篤を頼み、仲間たちと合流して島を去る準備をしました。

船に乗っている最中、明の脳内では雅の復活が浮かびました。

同じことを直感したレイは、明と目を合わせます。

立ち去る彼岸島には暗雲が覆い、戦いは終わりではなかったことを示していました。

映画ライターななの一言

不思議な世界観の中に、兄弟の絆や友情が描かれている物語ですね。

最後に完全な勝利を収めエンディングを迎えるのかと思いきや、戦いには続きがあると知り、少し複雑な気持ちです。

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