「プロメテウス」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

SF映画

「プロメテウス」のあらすじ

「プロメテウス」は2012年に公開されたアメリカ映画で、リドリー・スコット氏が監督を務めた『エイリアン』の原型になったSF作品です。

舞台は西暦2089年、考古学者エリザベス・ショウとチャーリー・ホロウェイは、とある古代遺跡で人類の起源に関する発見をしました。

その手掛かりは知られざる惑星で、調査チームを組み宇宙船プロメテウス号で未知の惑星を目指します。

しかし、宇宙の果てのその星で彼らが見つけたのは、人類にとって禁断とも言える真実でした。

主な出演者

監督:リドリー・スコット 出演者:ノオミ・ラパス(エリザベス・ショウ)、シャーリーズ・セロン(メレディス・ヴィッカーズ)、マイケル・ファスベンダー(デイビッド)ほか

古代遺跡に描かれた異星人の調査へ

時は2089年、考古学者のエリザベス・ショウとチャーリー・ホロウェイは、新しく古代遺跡を発見しました。

その遺跡の中に描かれた壁画は、各地にある他の古代遺跡のそれと共通しており、地球に他の星から宇宙人が来ていたことを示唆していたのです。

人類の起源を探るため、ウェイランド社から選抜された各分野の科学者でチームを組み、宇宙船のプロメテウス号で未知の惑星を目指すのでした。

 

メンバーは、エリザベスとチャーリーをはじめ、ウェイランド社の役員であるメレディスや地質学が専門のファイフィールド、生物学者のミルバーンなどで構成されていました。

遠くの星へ旅するため、クルーは冷凍睡眠状態となり、アンドロイドのデヴィッドが船の操作を担当します。

目的地の星へ差し掛かると、大気圏からいくつもの人工的なドームが見えました。

考古学者のエリザベスは、「エンジニア」という宇宙人が現在の人類を作った創造主ではないかと話します。

エンジニアのDNAが人間と一致する

調査チームは宇宙人との意思疎通を図ることも目的としていましたが、チームの責任者であるメレディスは反対していました。

彼女はクルーに、宇宙人と出会ったら話をせずに、すぐ知らせるように主張するのでした。

宇宙船は星に着陸しましたが、科学者たちは船長の忠告を聞かず、独断で建造物の調査へ乗り出します。

 

別行動していたアンドロイドのデヴィッドは壁にある記録装置を作動させ、エンジニアらしき宇宙人のホログラム映像を発見します。

科学者たちは映像の先へ進み、約2000年経過したと思われるエンジニアの巨大な死体を見つけるのでした。

エンジニアの頭部や謎の容器、ミミズに似た小生物なども発見されましたが、ファイフィールドとミルバーンは不安を感じたため、船へ戻ろうと別行動を始めます。

 

チャーリーたちは調査を続けますが、途中で外に嵐が迫ってきたため、エンジニアの頭部を持って一旦船に戻ることにします。

その際にデヴィッドは、黒い液体が湧いた謎の容器を密かに持ち出しました。

宇宙船の中でエンジニアの頭部を調べると、DNAが人間のそれと完全に一致することが分かりました。

命を落とす調査チームのメンバー

デヴィッドは、持ち帰った謎の円筒形の容器を調べていました。

彼は容器から湧いていた黒い液体の正体を探ろうとして、液体をこっそりシャンパンに混ぜてチャーリーに飲ませます。

さらにチャーリーはエリザベスの部屋へ行き、2人は一夜を共にしました。

 

その頃、先に船に向かったはずのファイフィールドとミルバーンは道に迷い、建造物に取り残されていました。

彼らは、黒い液体の湧き出した容器がたくさん置かれた部屋へ来てしまいました。

液体からはコブラのような形に変化した生物が飛び出して、ミルバーンに貼り付きます。

格闘の末、ミルバーンは口から生物に入られて絶命し、ファイフィールドは液体の溜まり場へと倒れました。

 

翌日、調査チームはミルバーンらを探しに行きますが、発見できたのはミルバーンの死体のみでした。

またも別行動を取っていたデヴィッドは、エンジニアの宇宙船や操縦法、冷凍睡眠で生きているエンジニアの存在を発見します。

一方のチャーリーは体調が悪化し、船内感染を恐れたメレディスの火炎放射器で焼死してしまうのでした。

新たな謎の生物「エイリアン」の誕生

チャーリーと関係を持ったエリザベスの胎内では、昨晩できた筈の胎児が既に3ヶ月の大きさになっており、デヴィッドが体内スキャンをすると未知の姿をしていました。

エリザベスは、そのまま冷凍保存しようとするデヴィッドやクルーから逃げ、自動手術装置を使って胎児を取り出し、それを手術装置に閉じ込めてから船内を逃げ回ります。

 

その後、顔が溶け化け物に変貌したファイフィールドが船に乗り込んできて、クルーを襲った後に船長に焼き殺されました。

一方のエリザベスは、亡きウェイランド社長が実は生きていて、この船に乗っていたことを知ります。

社長は自分の命を延ばすためにエンジニアの技術を探ろうとしており、これまでのデヴィッドの単独行動も彼の命令によるものでした。

 

デヴィッドと社長は冷凍睡眠されているエンジニアを起こし、延命について尋ねますが社長は殺され、デヴィッドの頭をもぎ取られます。

エンジニアはそのまま宇宙船で地球へ行き、黒い生物で侵略しようとしますが、デヴィッドの通信でそれを知った船長は、命懸けで自分の船をエンジニアの船にぶつけました。

 

メレディスはその際に巻き込まれて命を落とし、生存者はエリザベスだけになります。

彼女は、エンジニアと閉じ込めていた胎児を相打ちさせ、デヴィッドと共に宇宙船でエンジニアの住む星を目指すのでした。

しかし、新たな謎の生物がエンジニアの体から誕生していました。

映画ライターもじゃの一言

本作はエイリアンが誕生するまでの物語、という感じでしょうか。

正直に言って、私には人類の起源とエイリアンの関係がよく分かりませんでした。

途中まで、アンドロイドのデヴィッドがなぜクルーを陥れるような行動を取るのかが分からず、「暴走したのか?」と不気味です。

その理由は最後の方で判明して、納得のいく理由でした。

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