「寄生獣」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

アクション映画

「寄生獣」のあらすじ

岩明均氏の漫画『寄生獣』を映画化した作品となっています。人間に寄生し襲い、捕食する謎の生命体パラサイトたち、パラサイトを殺そうと奮闘する人間たち、そしてそのパラサイトに寄生され、共存することになった少年の物語です。

主人公泉新一はある時パラサイト、ミギーに寄生されかけますが、何とか右腕までに寄生を押しとどめることに成功します。もはや出ていく事も、脳も支配することが出来なくなったミギーははやむなく新一と共生していくという選択をとるのですが…。

主な出演者

監督:山崎貴 脚本:古沢良太、山崎貴 出演:染谷将太、阿部サダヲ、深津絵里、橋本愛、大森南朋、余貴美子、國村隼、浅野忠信ほか

人間に寄生し人間を捕食するパラサイトと少年の出会い

ある日パラサイト(寄生生物)の卵が深海から地上へと上がってきます。

そしてそれぞれのパラサイトが自らの意思で各地に散らばっていく場面から映画がスタートします。

パラサイトは人間の体内に侵入し脳へ到達、人間の頭部を乗っ取ることで完全な支配を得る生物でした。

そしてその生物は人間を捕食する性質を持っていました。

 

ある日、一般的な学生であった泉新一の元にもパラサイトが奇襲をかけてきます。

新一は辛くもその時にヘッドホンを付けていた事からパラサイトの攻撃が弱化、なんとか頭部への寄生を押しとどめることに成功しました。

しかし右腕は完全にパラサイトの支配下に置かれてしまいます。

新一は何とかパラサイトを追い出そうとしますが、パラサイトの方が戦闘能力が高かったために断念する事になりました。

そしてパラサイトも、新一には話していませんが宿主である新一が死ぬと自らも死ぬ事から二人の奇妙な共生生活が始まる事になります。

  

パラサイトにはミギーという名前が付けられました。

ミギーは新一の右腕を彼の意思とは関係なく操ったり、勝手な行動をとり始めます。

ミギーと共生していく事を決めた新一、彼の前に現れるパラサイト達

ミギーと共生していく事になった新一、ミギーは映画の中ではよりコミカルな性格で見た目とは反して可愛らしい性格で描かれています。

特に新一に死なれては困る事から二人の共依存的な関係性はこのパラサイトがはびこる時代においてはある意味では良い変化をもたらしたのかもしれません。

 

新一は寄生された後も今までの通りの生活を送っていましたが、ある日他にも仲間はいるのかというミギーの好奇心から中華料理店の主人に擬態をしたパラサイトに会いに行くことになります。

しかし、新一を警戒した店の主人は新一を殺害しようとしてきました。

中華料理店主人から新一を守るために、ミギーはその体を変形させて中華料理店の主人を殺害してしまいました。

このことはパラサイト側からするとミギーの裏切り行為に映りました。

 

そんなある日、新一の通う高校に新任教師、パラサイトに寄生されている田宮良子が赴任してきました。

彼女はパラサイトの中でも珍しく生殖能力を持たないパラサイトと人間が融合する事によって生殖が可能になるかどうか、共生は可能かどうか…という点に興味を抱いているパラサイトでした。

彼女から見ると新一とミギーの関係は目新しく、彼女は二人をパラサイト側のネットワークに来るように誘いをかけてきました。

気づき始めた人類と人類へ干渉を続けるパラサイト、母親の死

一方世間では次々と捕食された死体についての報道が上がってきていました。

人間側にもパラサイトの存在に気付き始めた者が出始めていました。

そして又、人間に寄生したパラサイトも人間世界にうまくなじめるように政治活動を行うなどの様々な攻勢を仕掛けてきていました。

 

田宮良子から誘いを受けた新一はパラサイトネットワークから来たAと島田英雄と出会います。

しかし、Aは中華料理店の主人を殺した新一をひどく恨んでいました。

Aは新一の自宅付近で奇襲し殺そうとしましたが、ミギーが新一を守ることで返り討ちに合います。

しかし、Aはその時たまたま居合わせた新一の母親を殺害し寄生することに成功しました。

目の前で母親を殺され、そしてその体を使って自らを殺そうとしてくるAに混乱します。

一瞬の隙をつきAは新一の心臓を貫く事に成功しました。

 

心臓を貫かれた新一ですがミギーが蘇生を行う事でなんとか一命をとりとめました。

そしてその作用によって全身にパラサイトの影響がいきわたり新一は図らずも超人的なパワーを手に入れる事になります。

何とか生き延びる事に成功した二人ですがその時にはAは行方をくらました後でした。

母親を殺したAへの復讐と変化していく世界

新一は母親の仇であるAの行方を捜しつつ、又パラサイトに関する人物としてマークしてくる警察の追跡を躱しながら日常生活を送っていました。

一方世間では、パラサイトこそが人類にもたらされた世界の救世主であるといった過激な思想を持つ広川剛志という人物が現れ始めていました。

彼はパラサイトに寄生され洗脳されている訳ではありませんでしたが、パラサイト達の擁護派として市長選挙に立候補しています。

 

反対に人間との共存を望むパラサイトである田宮は改めて新一の観察を続ける為に学校に島田を呼び寄せていました。

しかしある時一般生徒に正体がばれ、島田は目に薬品を投げつけられてしまいます。

島田は錯乱状態に陥り周りの生徒たちを襲い始めました。

田宮と新一は協力し島田を殺すことに成功しますが、田宮は諸々の責任問題から教師を続けることが難しくなりました。

そしてお腹にAの子供を抱えたまま、新一にAの居場所を告げた後に学校を去っていきました。

 

新一は母親の仇を打つためにAの元を訪れます。

その時ミギーは休息期間に入っていましたが、新一はミギーから受けた影響で手に入れた超人的な力を使い辛くもAを倒し復讐を果たすことが出来ました。

改めてパラサイトの殲滅を心に誓う新一、一方で警察やパラサイトも次の計画に向けて行動を開始しているのでした。

映画ライターhatiの一言

原作に比べるとやはり書ききれない部分があり大きく改変等も行われていましたが映画としてはうまく纏められていたかと思います。

ただ、ミギーが可愛すぎたのが少し違和感を感じました。原作を知らない場合には丁寧に作られた映画だったという印象です。

戦闘シーンなども迫力を感じられましたし、寄生獣の漫画のイメージ映像としては良い作品でした。

コメント