「若草物語」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

ヒューマンドラマ

「若草物語」のあらすじ

南北戦争の最中、アメリカに住むマーチー家には4姉妹が暮らしています。

仲の良い4人でしたが、それぞれの夢や恋、死によって離れ離れになってしまいます。

次女のジョーはニューヨークでオペラや哲学を学び、4姉妹の生活を「若草物語」として作品に綴りました。

主な出演者

ウィノナ・ライダー(ジョー)、クリスチャン・ベール(ローリー)、スーザン・サランドン(母)、ほか

マーチー家の4女と隣人

南北戦争勃発中のアメリカが舞台です。

マーチー家には長女のメグ、次女のジョー、三女のベスと四女のエイミーがいました。

父親は戦争で外に出かけたまま、家には帰ってこない日々が続きます。

4姉妹は戦争の暗さを感じさせないほど、毎日歌を歌ったり演劇をしたりして、日々を楽しく幸せに過ごしていました。

そんな彼女たちを母親はとても可愛がり、優しく接します。

 

時には厳しくすることも忘れず、彼女たちは母親の愛情を受けながらすくすくと育ちます。

ある日、マーチー家の隣に裕福なローレンスと、その息子のローリーが引っ越してきました。

ローレンスとローリーは、マーチー家が気高く生きる様を見て、好印象を持ちはじめました。

その後、ローレンスたちとマーチー家は家族間での交流を深め、仲良くなりました。

特に次女のジョーとローリーは、お互いを親友と呼び合うほどに仲を深めていきます。

ベスの体調不良と父親の帰還

マーチー家は、父親が戦争の最中に負傷したという報告を受けます。

母親はその知らせを聞いて、急いで父親の元へと駆けつけました。

その頃、三女のベスが猩紅熱にかかってしまいます。

心優しいベスは、貧しい環境で暮らす子供たちと接したときに感染してしまったのです。

 

その時、まだ幼い四女のエイミーは、一時的に大叔母の元へと移動して一緒に暮らします。

次女のジョーは以前大叔母の世話をしていたこともあり、彼女は密かに裕福な大叔母がヨーロッパへと連れて行ってくれることを、ずっと願っていました。

一方でベスの体調は優れることはありませんでしたが、母親が父親の元から帰ってきて、必死にベスの看病をすると、なんとか一命を取り止め生きることができている状態になります。

 

その後ベスは徐々に回復して、マーチー家はクリスマスを迎えます。

その頃になると、父親も無事に戦場から帰ってきました。

ベスの回復と父親の帰還によって、マーチー家は幸せいっぱいに包まれます。

ニューヨークでのジョーの恋

4年後、ローリーはロンドンの大学へと進学します。

ロンドンへと移動する前、ローリーはジョーにプロポーズをして、一緒についてきて欲しいと言います。

しかし、兄のような存在であるローリーと付き合うことを考えられなかったジョーは、ローリーのプロポーズを断りました。

 

同じ頃、大叔母はエイミーを連れてヨーロッパへと出かけようとしていました。

大叔母と一緒にヨーロッパへ行くことを幼い頃から望んでいたジョーは、エイミーを連れて行ったことを知り少しショックを受けます。

しかし、これを機にジョーはニューヨークへ移動して、作家としての夢を追いかける決意をしました。

 

その後、ジョーはドイツ人のベア教授に出会い、オペラや哲学を学んで吸収していきます。

ジョーは、ベア教授に密かに恋をしていました。

しかし、ジョーの書くメロドラマを指摘して、より内容の深い作品を書くようにと注意されてしまいます。

恋する人からの指摘を受け、ジョーはショックを受けます。

ジョーの傑作品「若草物語」が完成

一方で、ベスの体は弱っていきました。

そのことを知らされたジョーは、急いで実家に戻ります。

ジョーがベスの看病をしていると、屋根裏部屋で思い出の品を見つけました。

そして昔の姉妹の幸せな暮らしを思い出した彼女は、突然執筆し始めました。

 

懸命に書き続け、やっとのことで完成した作品には「若草物語」と名前がつけられました。

そしてその作品は、ジョーの望みと共にベア教授へと渡ります。

その後間もなく、悲しいことにベスは息を引き取ります。

ベスの死の知らせを受け、エイミーとローリーがヨーロッパから帰ってきました。

そして二人は結婚したことを家族に伝えます。

その時、マーチー家にベア教授が訪れたのです。

 

しかし、そこでジョーとローリーが結婚したと勘違いしたベア教授は、出版予定だった「若草物語」を置き、立ち去ってしまいました。

ジョーはベア教授の後を追いかけ、必死に説明します。

そしてジョーは、ベア教授のプロポーズを受けるのでした。

映画ライターななの一言

いつも一緒にいると思われた4姉妹が、それぞれの決断をして別々の道を歩んだり、恋をしたりすることで離れてしまう切なさが描かれていますね。

それと同時に、お互いを思う彼女たちの優しさが伝わってきます。

何より若くして亡くなったベスが可哀想ですが、それも含めて全てを若草物語にしたジョーに、姉妹の愛を感じます。

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