「バタフライ・エフェクト」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

サスペンス映画

「バタフライ・エフェクト」のあらすじ

「バタフライ・エフェクト」という、ある物に蝶が羽ばたく程度のわずかな変化を与えると、その変化がなかった場合とその後の状態が大きく変わってしまう、というカオス理論をモチーフに作られたSF映画です。

大切な人を守るために、自分の過去を周りの人を巻き込みながらも変えようとする一人の男の物語です。

しっかりと作り込まれたストーリーへの賞賛は高く、公開後も高い評価を得ています。

主な出演者

監督:エリック・ブレス、J.マッキー・グラバー 出演者:アシュトン・カッチャー(エヴァン)、エイミー・スマート(ケイリー)、ウィリアム・リー・スコット(トミー)、エルデン・ヘンソン(レニー)、メローラ・ウォルターズ(アンドレア / エヴァンの母)、エリック・ストルツ(ジョージ)ほか

エヴァンの不可解な行動

ある日、7歳の少年エヴァンの母アンドレアは担任から呼び出されました。

将来の夢を描く授業で、2人の人物をナイフで刺し殺す絵を描いたというのです。

しかし、エヴァンはその事を全く覚えていませんでした。

アンドレアは心配になり、彼を精神病院へ連れて行きます。

 

検査をしてみるのですが、脳に異常は見当たりませんでした。

何かの治療になれば、との医師の勧めで日記を書き始めるエヴァンですが、その日以降も彼は包丁を持つなどの不可解な行動をとり、やはり覚えていませんでした。

エヴァンには、記憶喪失で入院をしている父親がいました。

アンドレアは治療のために、初めてエヴァンと父親を対面させました。

 

しかし次の瞬間、父が突然エヴァンの首を絞めて暴れ出したのです。

父は暴れた末に、看守に頭を殴られて死亡してしまいました。

エヴァンには、トミーとケイリーという友人がいました。

二人は兄妹です。

しかし、兄のトミーは父親の影響で危険な考えを持つ子供だったのです。

エヴァンとケイリーの恋の行方

エヴァンは13歳になっていました。

彼はトミーとケイリー、レニーと4人でよく遊んでいました。

ある日、トミーは家で爆弾を見つけます。

そしてレニーに、近所のポストにその爆弾を仕掛けてくるように言うのです。

 

エヴァンとケイリーは、その様子を見ていました。

その時、突然レニーが倒れて動かなくなってしまいました。

そして彼は病院へと搬送されます。

その後、エヴァンとトミー、ケイリーは3人で映画を観に行きました。

 

エヴァンとケイリーは恋をしています。

そのことが気に食わないトミーは、映画館で暴れ出します。

レニーが退院すると聞き、エヴァンとケイリーは迎えに行きました。

そして3人で廃品置場へ行くと、そこにはトミーがいました。

なんとトミーは、エヴァンの犬を袋に入れて燃やそうとしていたのです。

 

トミーは落ちていた薪で、エヴァンとケイリーに殴りかかってきました。

気絶をしてしまうエヴァンですが、目を覚ますとそこには灰になった飼い犬がいました。

アンドレアは心配になり、引越しをすることを決めます。

そしてエヴァンとケイリーは離れることになります。

「必ず迎えに来る」とケイリーに伝え、エヴァンは引っ越しました。

記憶喪失の秘密

エヴァンは20歳になっていました。

彼は記憶について、大学で研究をしています。

エヴァンは引っ越した後の7年間、記憶を失うことはありませんでした。

ある日、久々に日記を取り出し読み返すエヴァンですが、その途端に失われていた記憶の一部が蘇ったのです。

エヴァンは、自分がその日記に書かれている過去に戻れる能力があることに気がつきました。

 

アンドレアは、父親は記憶を戻す方法を見つけたようでしたが、その後に病気が悪化して入院した、とエヴァンに告げます。

エヴァンはケイリーに会いに行きました。

しかしケイリーは迎えに来なかったエヴァンを責め、自殺してしまいました。

それを知ったエヴァンは失望します。

そして再び日記を取り出し、記憶を蘇らせるのです。

 

その瞬間、エヴァンが目を開くとケイリーが生きています。

驚くエヴァンですが、二人はデートを重ねました。

ある日、トミーが二人の前に現れました。

そして金属バッドで襲いかかってきたのです。

その時、エヴァンはかつて愛犬を殺されたことを思い出し、トミーを殺してしまいました。

その結果、エヴァンは刑務所へと送られます。

最後の修正

刑務所でのルームメイト、カルロスの助けを借り、エヴァンは徐々に記憶をとり戻していきます。

その過程で、自らの過去を変えれば現在は良くなるのだ、と考えるようになりました。

しかし、ケイリーは結果的にストリッパーとしてすさんだ生活を送ることになり、爆弾から赤ちゃんと母親を守りましたが、両腕を失い車椅子生活になるなど、なかなか全てがうまくは進みませんでした。

誰かを救おうとすると、他の誰かに歪がいくことになります。

 

こんなことを繰り返しているうちに、エヴァンは父親も同じ能力を有していたことに気がつきました。

この行為をやめさせようとしたが聞かなかったので首を絞めたことや、問題児になるために人を殺す絵を描いたことなどを思い出したのです。

エヴァンが誰かを救おうとすれば、誰かが不幸になるのです。

幼い頃、ケイリーの両親が離婚をするときに、母親ではなく父親の元に残った理由がケイリーがエヴァンを慕っていたからだと知りました。

 

エヴァンはケイリーとの出会いの時まで戻り、彼女を遠ざけました。

そうすることで、ケイリーが父親の元に残らないようにしたのです。

ケイリーは母親と共に街を出て行き、結果エヴァンとケイリーは幼馴染ではなくなり、赤の他人となったのです。

エヴァンは日記を焼き捨て、過去の修正をやめました。

映画ライターkokoの一言

タイムリープ系の映画は真剣に見ないとよく分からなくなってくるので、少し疲れました。

内容的には単純で、良くないことがあると過去に戻って修正する、の繰り返しです。

そして過去を修正すると現代に歪が生じるのも、おきまりのパターンですね。

ただ過去に戻るタイミングが記憶喪失を取り戻したところ、というか失った過去というか、そこが新しいのかと思いますね。

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