「日本沈没」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

SF映画

「日本沈没」のあらすじ

「日本沈没」は2006年に公開された映画で、小松左京によるSF小説を原作として製作された映画です。

SMAPの草彅剛や柴咲コウなど人気キャストが出演しており、33年ぶりにリメイクした迫力あるCGで描かれています。

主な出演者

監督:樋口真嗣 原作:小松左京 出演:草なぎ剛(小野寺俊夫)、柴咲コウ(阿部玲子)、豊川悦司(田所雄介)、大地真央(鷹森沙織)、及川光博(結城慎司)ほか

沙織は危機管理担当大臣に任命される

日本列島では自然災害が相次いでおり、静岡県駿河湾沖で発生した地震によって、横転した車から這い出た俊夫は、少女がガソリンスタンドの過疎林が漏れているところを歩いている姿を見て、大声を上げ助けに行こうとしました。

その瞬間、火花を散らした電柱がガソリンスタンドに倒れたことで大爆発を起こし、絶体絶命の中にヘリコプターが現れます。

 

ヘリコプターから1人のハイパーレスキュー隊が現れ、間一髪のところで少女を救出しました。

この時、出会ったハイパーレスキュー隊員は阿部玲子で、「ケガはありませんか」と尋ねられました。

俊夫は潜水艇「わだつみ6500」の操縦士で、同僚の結城と共に地球科博士の田所の指導の下、自然災害の原因を探るため深海調査に向かいました。

深海調査では海底プレートが急激に沈降していて、あらゆるデータを試算した結果、約1年後に日本列島が沈没するという結論に達します。

 

しかし、世間や学会では田所の主張は聞き入れてもらえず、内閣総理大臣の山本だけは田所の学説を深く受け止めてくれました。

山本は閣僚内部に危機管理担当大臣を配置して、田所の妻である沙織が大臣として任命されました。

その後、俊夫は被災地で玲子と再会し、急速に惹かれていきます。

野崎は国民に対して、嘘の発令を発表する

自然災害が激化していき、危機管理担当大臣の沙織は非常事態宣言を発令しました。

しかし首相臨時代理である野崎は、国民のパニックを避けるため「5年以内に日本は沈没する」と嘘の発令を発表します。

沙織は解決策がないかと田所に問いかけると、プレートに強力な爆薬を仕掛け、プレートを切断する方法を提案しました。

 

沙織は田所の提案に乗り、奔走しました。

沙織がプレートに強力な爆薬を仕掛ける準備をしていたとき、静岡と長野、新潟で複数の巨大地震が発生します。

巨大な津波が発生して、主要都市は次々と水没していきました。

山道が崖崩れにより寸断されて動けなくなる

沙織は最終的に富士山の噴火が引き金となり、本州が真っ二つになって日本が水没すると予測します。

結城は「わだつみ6500」で地下のプレートを切断するため海に潜るのですが、爆発は失敗に終わり、結城は乱泥流に巻き込まれてしまいました。

その頃、火山灰が降る中、美咲たちは次の避難地に向けてリアカーを引きながら山道をひたすら歩いていました。

 

自衛官も必死に避難民たちを元気づけながら先導していますが、山道の地割れにメンバーが引いていたリアカーが車輪を取られてしまいました。

それを見た自衛官は、美咲たちを手助けしてくれます。

 

美咲たちがリアカーを引き上げようとしたとき、崖崩れが発生してしまい、美咲を乗せたリアカーが崖に落ちそうになりました。

珠江や寺島たちはリアカーを支え、落ちそうになっている美咲を安川が抱きかかえて救出します。

しかし、美咲たちが通っている山道は崖崩れで寸断されてしまい、孤立して動けなくなってしまいました。

爆薬を仕掛けプレートを断列させることに成功

ある日の夜、俊夫は玲子に会うため、彼女が所属しているハイパーレスキュー隊が駐屯している場所に行きました。

そこで「明日イギリスに出発する前に、どうしても玲子に会いたい」と言います。

玲子はその言葉に対し、茶化すような言葉を返しました。

 

玲子は俊夫に本心を告白し、阪神淡路大震災で愛する人を失った悲しみを二度と体験したくないと話し、「私はもう誰も好きにならない」と誓っていました。

しかし、俊夫と出会ったことで彼を好きになってしまい、気持ちをどう表現したらいいのか分からなくなっていました。

それを聞いた俊夫は玲子にキスをして、テントの中で抱きしめ合います。

 

玲子は俊夫に「抱いて」というのですが、俊夫はすすり泣きをしながら玲子から離れ、「今は出来ない」と言いました。

夜が明け始め、俊夫は自分の膝の上で寝ている玲子を見て、そっと立ち上がります。

玲子が目覚めると俊夫の姿はなく、置手紙が置いてありました。

それを読んだ玲子は俊夫を探し回り、バイクで彼を追いかけました。

 

俊夫が玲子に会う前、国際海洋開発センターで旧式の潜水調査艇「わだつみ2000」の整備をしました。

俊夫は田所の計画を成功させようとしたのですが、実際それは死にに行くようなものでした。

田所は「爆発でお前まで死なせるわけにはいかない」と言ったのですが、俊夫は決意を固くしていました。

俊夫は結城の死を受け、旧式の「わだつみ2000」で爆発物を設置しに行くことにします。

 

俊夫は起爆地点に到着し、自分の命と引き換えにN2爆薬を起爆させました。

プレートに仕掛けた爆薬は田所の計算通りで、プレートを断列させることに成功して日本は救われます。

俊夫の実家がある福島県の会津では、母の道子がツバメの鳴き声を耳にしていました。

ふとそちらの方を見ると、2~3年戻ってこなかったツバメが戻ってきていて、道子は息子が帰ってきたかのように思いました。

 

一方の山道で足止めをくらっていた美咲たちは、白い火山灰が吹く中、じっと救助を待っていました。

そこにヘリコプターが現れ、ハイパーレスキュー隊の玲子がヘリから降りてきました。

美咲は玲子に抱きつき、皆も無事に救出されました。

映画ライタータイリュウの一言

日本沈没に登場する俊夫はとても勇敢で、好きな人を思いやる優しい心の持ち主ではないかと思いました。

自分であれば好きだという気持ちを伝えたいと思ってしまうものなのに、自分が死んでしまうことを予測し、相手に自分の気持ちを伝えないというのは凄いと思います。

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