「トモダチゲーム 劇場版」のあらすじ
高校の修学旅行費用の200万円が盗まれてしまい、片切友一達の5人の男女の親友の中に、犯人がいるという事になり、「トモダチゲーム」へ参加しました。
2,000万円の借金を課せられゲームを見事にクリアすれば、借金がゼロになるというゲームでした。
人気アニメを映画化した作品です。
主な出演者
吉沢亮(片切友一)、内田理央(沢良宜志法)、山田裕貴(美笠天智)、大倉士門(四部誠)、根本凪(心木ゆとり)、ほか
修学旅行費強奪事件
片切、沢良宜、美笠、四部、心木の計男女5人が屋上で目覚めていました。
彼らは高校の同級生で、親友でした。
ある日、修学旅行費の200万円が盗まれてしまい、犯人は5人の中の一人だとわかったのでした。
そしてその責任を取るために、5人は「トモダチゲーム」というゲームに参加することになりました。
第1ゲームの「こっくりさんゲーム」は、片切友一の力もあって見事にクリアしました。
そして彼らは、次の屋上での第2ゲーム「陰口すごろく」をスタートさせようとしていました。
表面上では、とても仲のいい5人ですが、それぞれが疑心暗鬼となっていました。
そして、ゲームはマナブくんの説明があって、スタートしました。
最終に、ゴールをした人が借金をすべて背負って、次へと進むというものです。
ゲームの展開
一人ずつボックスの中に入り、陰口ペーパーに誰かの秘密の暴露を詳しく書いて提出して、それを神様が審判していき、順位を決めてコマをどんどん進めるというものでした。
そして、ゲームが始まりました。
1回目は全員とも白紙でした。
結果敵に、全員一マス進むことになりますが、マイナス10万円が加算されました。
そして、3回目に1枚の陰口が提出されました。
昔、沢良宜志法と美笠天智が、長く付き合っていたということでした。
皆の前で、美笠天智は真相を詳しく話しました。
しかし、沢良宜志法は全く恋愛感情は無かったと強く反論します。
採点は沢良宜志法がトップでマスを進めていきました。
この回以降で、暴露合戦が始まっていきます。
そして、沢良宜志法と心木ゆとりが援助交際の暴露で対立してしまい、心木ゆとりと片切友一、沢良宜志法と美笠天智、さらに四部誠が一人で孤立してしまうという、3つのグループに別れることになりました。
すごろくの行方
ゲームが終盤へと近づいたとき、モニターで見ていた運営者が、何かどこかがおかしいことに気づきました。
ゲームは、片切友一によってうまく仕切られていることを、見抜いてしまったのです。
そして、全て片切友一の仕組んだ通りに動いていたのでした。
片切友一が陰口ペーパーなどをうまく使って、沢良宜志法と心木ゆとりに指示を出していたのでした。
指示通りに動いた二人のおかげで、裏切り者が美笠天智だったことも判明しました。
沢良宜志法のことをすべて知りたい美笠天智がプレゼントしたお守りには、盗聴器が仕組まれていたのです。
普段の生活の会話を、全て盗聴していました。
何もかも壊したいと思っていました。
皆に責められながら、このままいけば「陰口スゴロク」のゴールは、沢良宜志法となってしまいます。
真実の行方
片切友一が奇策に出てきました。
片切友一は過去に人殺しをしたと言いました。
これは「陰口スゴロク」で、四部誠は過去に人を殺したという大きな暴露がありました。
つまりこれは大きな嘘でした。
嘘を書いた場合は、先頭者の一つ前へと進めるのです。
その時に、美笠天智が、片切友一のことが好きだったと言って熱いキスをしました。
美笠天智が沢良宜志法のことが好きだったと、大きく書いていたことが嘘だったという事でした。
美笠天智も片切友一と同じように先頭に立って、二人で無事にゴールしました。
そして賞金の600万円を手にしました。
片切友一と美笠天智が、目覚めてみると森の中でした。
美笠天智が片切友一のことが好きだったという事は、第3ゲームに進むための、大きな嘘だったと言います。
そして他のメンバーと合流してから、次の第3ゲームが始まりました。
映画ライターりょうの一言
とても冷たい目をしながら、冷静に突き進んでいった吉沢亮さんの演技がとても見事でした。
爽快感がとても得られた作品でした。
トリックを見破るシーンもとても素敵でした。
ドキドキハラハラさせられた部分もあり、とてもよかったです。
でも、色々なゲームをして犯人を特定していくというのが、この映画の一番面白いところだと思います。
普通なら、自白させたり、アリバイを調べたりして警察を呼ぶのが自然なのですが、それがないのが、なかなか現実ではありえないことで驚かされます。
何百万の大金ですよ。
そこが意外性があり、普段では考えられないところに、この映画の面白さと、とても興味を引くような映画です。
もし本当に可能ならば、いつかゲームにも参加してみたいと思いました。
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