「スーパーマンII 冒険篇」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

SF映画

「スーパーマンII 冒険篇」のあらすじ

前作が世界的なヒットを記録した「スーパーマン」の2作目です。

前作のリチャード・ドナー監督から、リチャード・レスターへと変更され、スラップスティック色が強まっています。

前作の制作と同時期に撮影された部分もあり、謎などが解明される痛快作です。

主な出演者

クリストファー・リーヴ(スーパーマン/クラーク・ケント)、マーゴット・キダー(ロイス・レーン)、ジーン・ハックマン(レックス・ルーサー)、テレンス・スタンプ(ゾッド将軍)

スーパーマン登場

前作の最初の場面から始まり、惑星クリプトンで3人の悪党が犯罪を行いました。

しかし警備に捕まり、ゾッド将軍と側近はファントムゾーンという世界に閉じ込められ、宇宙に放出されます。

ゾッド将軍はジョー=エルへの恨みを言いながら、宇宙の彼方へ飛ばされました。

 

時が経ち、スーパーマンが活躍している地球では、エッフェル塔で大事件が発生していました。

テロリストが水素爆弾を持って、塔の内部に立てこもっています。

水爆が爆発すれば、パリの街は消滅する中で、警察は対応に苦慮していました。

アメリカのデイリープラネットの女性記者、ロイス・レーンはそんな中で突撃取材を敢行します。

エッフェル塔のエレベーターの下に張り付くとい無謀な行動を行い、スクープを狙います。

 

エレベーター内には水爆がセットされていましたが、警察の作戦でエレベーターが落下します。

このまま落ちれば水爆が爆発し、下に張り付いているロイスも命はありません。

あわやというところに登場したのが、スーパーマンでした。

ロイスを助け出し、水爆を積んだエレベーターをそのまま宇宙まで運んで爆発させました。

スーパーマンの正体

パリ滅亡の危機は何とか回避できましたが、宇宙で水爆が爆発したことによって、危機を産み出しました。

滅亡前のクリプトンから追放され、ファントムゾーンに閉じ込められ宇宙を彷徨っていたゾッド将軍たちが、爆発によって自由を取り戻します。

ゾッド将軍たちは月に辿り着き、そこで調査をしていた宇宙飛行士を殺害します。

人間の脆さを知り、通信を聞いていた彼らは、支配をするために地球を目指します。

 

スーパーマンと同じクリプトン人のゾッド将軍達は、地球に着いたときに超人的な力を発揮できることを知りました。

そして人間のいるであろう街を目指します。

その頃、スーパーマンによって刑務所に送られたレックス・ルーサーは、仲間の手引によって気球に乗って脱獄することに成功しました。

そのまま北極へ向かい、スーパーマンの秘密基地へ辿り着き、クリプトン人の正体を知ることになります。

 

日を置いて、クラークはロイスと一緒にナイアガラへ取材に行きました。

滝に落ちそうになった少年を助けたスーパーマンを見て、ロイスはクラークが怪しいと気づき始めます。

ロイスのことを愛しているクラークは、スーパーマンのことを気にしているロイスに、自分の正体を告白することになります。

彼女を北極の秘密基地に連れて行き、全ての事情を打ち明けることにしました。

クラークはロイスとの生涯を望み、スーパーマンとしての能力を捨てることを決意して装置に入り、人間になりました。

クラークの決心

人間になったクラークがロイスと幸せを感じていたとき、絶大な能力を持つゾッド将軍達はやりたい放題の悪事を行いました。

小さな街は、あっという間に蹂躙され、この世界のトップは誰かを尋ね、ホワイトハウスでアメリカ大統領を屈服させることに成功します。

 

たまたま立ち寄ったドライブインで、クラークは荒くれ者の客と乱闘をしてケガをします。

そこでケガの具合を見ていると、テレビでゾッド将軍が挑発をしていました。

大統領のスーパーマンを求める懇願と、ゾッド将軍が地球にいることを知り、クラークは再びスーパーマンへ戻ることを決意します。

 

そしてゾッド将軍と、その部下になったレックス・ルーサーと、メトロポリスで対決が始まります。

街中では長い死闘を演じ、スーパーマンは窮地に落とされます。

そして三度目の北極へと向かうことになります。

そこでゾッド将軍たちは、ロイスを人質に取りました。

スーパーマンの活躍

クリスタルの神殿で、スーパーマンはゾッドたちと対峙します。

ルーサーに裏切りにより、ロイスの命を守るため、ゾッド将軍に言われるままにスーパーマンは能力を奪う装置へ入ります。

能力を失くしたスーパーマンが外に出てきて、ゾッドに忠誠を誓うように見せますが、逆にゾッドの手を握りつぶします。

 

実は能力を奪う装置の機能を逆転させていて、装置の外にいたゾッド将軍たちの能力を奪ったのでした。

地球人と同じ力になったゾッドたちは、スーパーマンによって倒されてしまいました。

ルーサーも再び刑務所に逆戻りになりました。

スーパーマンはロイスの記憶を全て消し去り、以前のような生活へ戻ります。

破壊されたホワイトハウスへ旗を持ってきて大統領に遅くなったことを詫び、スーパーマンは飛び立っていきました。

映画ライターりょうの一言

日夜悪と戦う正義のヒーローのスーパーマンの同僚の女性記者で想いを寄せていたロイス・レーンとのロマンスと、彼の故郷の惑星のクリプトンから追放され宇宙を彷徨いながら、復活した将軍ゾット一味との戦いをふんだんに描いた、アメコミヒーロー映画シリーズの第二弾でした。

時々シリアスなのかコメディなのかが、はっきりと徹底しきれていない不安定さを感じさせるところがあるものの、前作に引き続いて陽性のヒーローらしい快活さがあるヒーロー映画です。


1980年のテクノロジーによるアクションの限界があるものの、最愛の人により、その正体を勘ぐられて、はぐらかしていくコメディの展開も面白いです。

無二の力を持つ者だからこその迷いがあり、初めて現れた自分と同じ力を持つ悪との戦いといったお約束が抜かりなく詰め込まれています。

古き良きヒーロー映画ですね。

クラーク・ケントの恋も描かれていて、とても良かったです。

相変わらずに真面目で優しいクラーク・ケントと、同僚で恋の相手となるロイスのコンビがいい感じでした。

衣装も、クラーク・ケントの変装用の眼鏡や、ロイスのファッションには、一周廻ってみて、今観てみると、とてもオシャレに見えました。

でも、1つ疑問に感じたのは、スーパーマンが最強ヒーローなのは間違いないのだから、ヒーローとしてどうあるかが主題の一つなのかな、と思いました。

音楽はいつもながら、ぴったりとマッチしていて、前作よりもまた別の角度のスーパーマンを見ることができて最高でした。

いつ見ても格好いいです。

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