「時をかける少女」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

アニメ映画

「時をかける少女」のあらすじ

筒井康隆の同名の小説を原作としたアニメ映画です。

「待ってられない未来がある」が、キャッチコピーです。

タイムリープできるようになった主人公が力を使って、次々と運命を変えてしまいます。

タイムリープで知った真実や想いに心が動かされるようになり、主人公は少しだけ大人になるという物語です。

1983年公開の実写映画の20年後を描いています。

主な出演者

監督:細田守 声の出演:仲里依紗(紺野真琴)、石田卓也(間宮千昭)、板倉光隆(津田功介)、原沙知絵(芳山和子)、谷村美月(藤谷果穂)、垣内彩未(早川友梨)、関戸優希(紺野美雪)ほか

タイムリープが使えるようになった真琴

紺野真琴は、クラスメイトの間宮千昭と津田功介の3人で、仲良く遊んでいました。

ある日、真琴は理科実践室で謎の人影の正体を知ろうとして転んでしまい、光るクルミを肘で割ると突然異次元に移動してしまいます。

そして気が付くと、理科実験室に戻っていました。

そこで黒い人影を見つけましたが、すぐに逃げて行ってしまいます。

 

タイムリープの話を千昭と功介に話すと、何を言っているのかと笑われてしまいます。

その後、真琴は魔女おばさんと呼んでいる叔母の和子に会うため博物館に向かう途中、自転車で坂を下っているときにブレーキが故障してしまい、電車に突っ込みそうになり死を覚悟します。

しかし目覚めると、真琴は事故の前に戻っていました。

その話を聞いた魔女おばさんに、「それ、タイムリープよ」と教えてもらいますが、真琴は信じられずにいました。

タイムリープはいいことばかりではなかった

その後、タイムリープの仕方を覚えて味を占めた真琴は、自分の都合でタイムリープの力を好き勝手に使います。

タイムリープを使いこなしていることを叔母の和子に話すと、真琴がいい思いをしている分、嫌な目に遭っている人がいるのではないかと言われます。

その言葉を真琴はよく理解できずにいました。

 

ある日、功介が後輩である藤谷果穂に告白されますが、勉強を理由に断ります。

その帰り道、真琴は千昭に交際を持ちかけられますが、驚いた真琴はタイムリープをして告白自体をなかったことにしてしまいます。

千昭と付き合うということを、真琴は想像できなかったのです。

 

このタイムリープによって、千昭と親友の友梨が急接近して付き合うことになり、その後、果穂と功介が付き合うようになります。

真琴はタイムリープによって、未来の運命を変えてしまったのです。

千昭が友梨と付き合うことに少し胸が痛みますが、自業自得だと受け止めます。

タイムリープの代償

ある日の放課後、功介はケガをした果穂を病院に連れていくために、真琴の自転車を借りたことをメールで知らせます。

真琴はあることに気が付きます。

この日は、真琴がブレーキの壊れた自転車で衝突事故を起こした日でした。

 

真琴は功介を助けるために慌てて踏切近くまで走りましたが、幸い事故は起きていないようでした。

その時、千昭から電話で「タイムリープしていないか」と聞かれて動揺します。

真琴は最後の1回のタイムリープを使い、数分前に戻りこの話をなかったことにします。

そして功介と果穂の事故直前の時間に戻りました。

 

直後、功介と果穂が乗っている自転車とすれ違った真琴は必死で自転車を追いかけますが、ブレーキはきかずに遮断機に突っ込んでしまいます。

しかし、功介と果穂は無事で、そこには千昭がいました。

その瞬間、真琴は千昭もタイムリープできるのだと悟ります。

 

千昭は未来人だと言い、真琴にすべてを打ち明けます。

そして真琴がなぜタイムリープできるようになったのか、という謎も明かされました。

未来に戻るために残していた能力を、真琴の悲しむ顔を見たくないという一心で、使ってしまったのです。

ルールを破った千昭は、明日から姿を消さなければならなくなり、真琴は落ち込んでしまいます。

未来からきた千昭との涙の別れ

翌日ふと腕を見ると、タイムリープの残りが1回に戻っていました。

千昭のタイムリープの影響で、真琴は最後の1回を使う前の時間に戻っていたのです。

最後のタイムリープを使い、千昭がタイムリープを使える前に戻ります。

 

自分の望んだ未来へ変えるために、自転車に乗らないように功介と果穂に忠告して、友梨に自分は千昭が好きなんだと打ち明けます。

そして、これから起きる出来事を千昭にすべて話します。

 

話を聞いた千昭は、最後のタイムリープの能力を使い、未来へ帰らなければなりません。

別れの時、千昭は泣きじゃくる真琴に「未来で待ってる」と告げます。

真琴もそれに、「すぐ行く。走っていく」と答えます。

「time waits for no one」と黒板に書かれていました。

映画ライターsakuraの感想

切ないクライマックスで胸が締め付けられました。

私も人生がやり直せたらなと夢見たことがありますが、それによって不幸になる人がいる、という言葉にハッとしました。

いろいろと考察がされていて、何度見ても面白いなと思います。

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