「ショーシャンクの空に」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

ヒューマンドラマ

「ショーシャンクの空に」のあらすじ

銀行で働いていたアンディーが、無実の罪で投獄されたショーシャンク刑務所。

そこには暴力をふるう厳しい刑務官や荒くれ者の囚人、そして殺人による終身刑で長年服役して希望を捨てた、調達屋のレッドがいました。

アンディーは塀の中で囚人や刑務官に理不尽な仕打ちを受けながらも希望を持ち続け、次第に周囲にも影響を与え始めます。

様々な困難にも屈せずに生き抜くアンディーが起こす奇跡が描かれた物語です。

主な出演者

監督:フランク・ダラボン 原作:スティーヴン・キング「刑務所のリタ・ヘイワース」 出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ボブ・ガントン、ウィリアム・サドラーほか

二人が刑務所で出会った最初の夜

銀行の副頭取をしていたアンディーは、妻とその不倫相手を銃殺した罪に問われます。
裁判で無実を訴えたものの、終身刑を言い渡されました。

 

アンディーが収容されることになったショーシャンク刑務所では、新入りがやって来ると他の囚人たちが口々に罵声を浴びせてからかい、誰が最初に泣き出すかという賭けを楽しんでいました。

終身刑を受けて既に20年服役している調達屋のレッドは、新入りの顔ぶれを見て弱々しい印象のアンディーにタバコを賭けます。

 

消灯後、独房に入った新入りたちを囚人がからかい始めると、一人の大柄な新入りが泣き出しました。

すると騒がしい声を聞いて刑務官たちが駆け付け、泣いて助けを求めた新入りは、ハドレー刑務主任に激しい暴力を振るわれます。

その様子を見て新入りたちをからかっていた者も一気に静まり返り、ハドレーはまた騒いだら全員を同じ目に遭わせると警告して去っていきます。

アンディーは泣くこともなく静かだったため、レッドは賭けに負けるのでした。

刑務所で孤立していたアンディー

アンディーは刑務所内で孤立していました。

しかし投獄されてひと月ほどが経った頃、趣味の鉱物収集をまたやりたいとロックハンマーの調達を頼んだことから、レッドと交流し始めます。

一方でボグズという囚人に目をつけられて度々襲われるようになり、抵抗すると暴力を振るわれるため生傷も絶えなくなっていました。

 

ある日工場の屋根修理に人手が募られ、応募者が殺到する中、レッドやアンディーを含む仲間たちが選ばれました。

作業中、ハドレーが兄の遺産を継ぐことになったものの、相続税を徴収されて手元に残る金額が少ないことを、他の刑務官たちに話しているのが聞こえます。

アンディーは銀行員時代の知識からハドレーに助言をし、見返りとして仲間にビールを配らせたことで周囲に一目置かれるようになりました。

 

アンディーがボグズからの暴力で半殺しにされた際も、ハドレーによってボグズが車椅子が必要になるほどの重傷を負い、アンディーが襲われる心配はなくなります。

彼の知識や実績は所長のノートンにも買われ、やがて刑務官たちの所得申告などを引き受けるようになります。

希望を捨てないアンディーと諦めるレッド

50年服役しており、アンディーが助手を務めていた図書係のブルックスが仮釈放されます。

住まいと仕事も与えられますが、長年塀の中にいたブルックスは外での暮らしに戸惑い、自ら命を絶ってしまいました。

 

アンディーは州議会に手紙を送り続けた結果、刑務所の図書室への予算と寄贈図書が送られます。

一緒に入っていたレコードを無断で放送して懲罰房へ入れられたアンディーは音楽は人から奪えない、心の豊かさは失ってはいけないと仲間たちに話しますが、レッドは塀の中で希望を持つことは危険だと反論しました。

 

その後もアンディーは手紙を書き続け、更なる予算が計上された図書室で囚人たちは読書や勉強をするようになります。

ノートン所長は囚人たちを塀の外で働かせて社会に尽くさせると言い、その裏では人件費や業者からのピンハネ、他の業者からの賄賂で不正に金を得て、アンディーに会計係をさせていました。

アンディーはスティーブンスという書類上の架空の人物を作り、ノートンの不正を隠すのに利用していました。

無実の手がかり、自由を手にした二人

ショーシャンク刑務所にトミーという青年が収容され、囚人たちと仲良くなりアンディーも勉強を教えます。

そんな中、彼が以前いた刑務所で出会った男が、アンディーの妻と不倫相手を殺した真犯人だと解かりました。

ノートンに訴えるものの聞く耳を持たず、アンディーは懲罰房に入れられ、トミーはノートンとハドレーに殺されます。

 

アンディーはまたノートンの会計係として働きますが、様子がおかしい彼をレッドたちは心配します。

ある朝、点呼に出てこないアンディーの独房に刑務官が入ると、既に姿を消していました。

小さなロックハンマーで19年もの間、壁に穴を開け続け、その穴をレッドが度々アンディーのために調達した女優のポスターで隠していたのです。

 

脱獄したアンディーは、架空の人物であるスディーブンスになりすましてノートンの金を引き出し、新聞社に不正を告発します。

ハドレーは逮捕され、ノートンは自殺しました。

 

その後、仮釈放されたレッドはブルックスと同じように塀の外で毎日恐怖に苛まれていました。

一度は自殺をするように考えましたが、脱獄する前のアンディーの言葉を思い出します。

そしてアンディーがいると思われたメキシコへ向かい、二人は再会を果たすのでした。

映画ライターなかむの一言

冤罪で投獄され、理不尽な目に遭いながらも希望を持ち続けるアンディーに心を動かされました。

レッドを始め、アンディーに巻き込まれて心の豊かさを見出していく囚人のシーンも印象的です。

トミーの死はショックでしたが、ノートンやハドレーの悪事が暴かれる場面はスカッとします。

その後のレッドとアンディーが幸せに暮らしていたらいいな、と想像せずにはいられません。

かなりの感動作ではありますが、よくあるお涙頂戴作品ではなく、夢と希望を与えてくれる作品でした。

コメント