「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

SF映画

「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」のあらすじ

銀河共和国と分離主義勢力によるクローン大戦の始まりは、前作「エピソード2クローンの攻撃」で描かれていました。

この戦いで、双方が戦うことで銀河が混乱の世界になるよう画策した暗黒卿シスが本来の姿を現し、銀河帝国が誕生するまでが描かれています。

 

スターウォーズシリーズの中では、爽快なアクション映画というよりは暗闇へと落ちていくアナキンの姿が描かれ、全体を通して重い雰囲気がありますが、劇場版第1作のエピソード4新たなる旅たちに繋がる重要なストーリーになり、スターウォーズサーガを知る上では大きな分岐点となる作品です。

アナキンがダースベイダーとなる経緯、ルーク、レイアの誕生から、離れ離れになる経緯、共和国の崩壊、帝国の誕生など、重要なエピソードが満載でファンならずとも大変興味深い作品となっています。

主な出演者

監督:ジョージ・ルーカス 出演者:ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー)、ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)、ナタリー・ポートマン(パドメ・アミダラ)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ケニー・ベイカー(R2-D2)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ)、サミュエル・L・ジャクソン(メイス・ウィンドゥ)、フランク・オズ(ヨーダ(声))、ジミー・スミッツ(ベイル・オーガナ)、クリストファー・リー(ドゥークー伯爵/ダース・ティラナス)、イアン・マクダーミド(シーヴ・パルパティーン/ダース・シディアス)、ほか

首都コルサントにてドゥークー伯爵との戦い再び

共和国のクローントルーパーと、分離主義勢力のバトルドロイド部隊による激しいクローン戦争は開戦から3年以上を経過し、戦局はますます悪化の一途を辿っていきます。

分離主義勢力の強大な指導者であるグリーバス将軍は行き詰った戦況を打破するために、首都コルサントへと侵攻し、最高議長のパルパティーンの身柄を拘束することに成功します。

 

パルパティーン救出の命を受けたのはオビワンとアナキンで、果敢にも将軍の旗艦へと突入します。

船内でドゥークー伯爵と再び対峙しますが、ジェダイとしての強大な力を身に着けたアナキンは、伯爵を相手にせず撃破します。

 

パルパティーンの指示により伯爵を処刑した直後、グリーバス将軍と交戦になり、旗艦が墜落する寸前に将軍は辛うじて脱出します。

一行はアナキンの優れた操縦技術により、コルサントに何とか不時着することに成功します。

シスマスター ダースシディアスの正体 アナキンの葛藤

アナキンは久しぶりに妻パドメと再会し、彼女が妊娠していることを知り、喜びを爆発させます。

しかしその頃から、妻が苦しみながら死んでいく悪夢を見るようになったアナキンは、ヨーダとパルパティーンに相談をします。

ヨーダは執着心を捨てよと助言しますが、パルパティーンはフォースのダークサイドの力により、愛するものを救うことができる、とダークサイドへとアナキンを誘惑します。

 

パルパティーンが権力の座に居座り続けることに疑いを持ったジェダイ評議会は、アナキンにパルパティーンの身辺の調査を命じます。

ジェダイ評議会に対して不満を募らせていたアナキンはパルパティーンに接近し、彼がシスの暗黒卿ダース・シディアス本人であることを知ります。

パルパティーンが暗黒卿であることを知っても、パドメを救うためにはダークサイドのフォースが必要と説かれたアナキンは、パルパティーンを殺害することはできませんでした。

アナキン・スカイウォーカーから暗黒卿ダースベイダーに

オビワンはグリーバス将軍討伐に向かい、出撃前にアナキンと会話をしますが、この時がジェダイとしてオビワンとアナキンが対面するのが最後になる、とは知る由もありません。

オビワンはウータバウで、グリーバス将軍の4本のライトセイバーによる攻撃に苦戦しながらも、ブラスターにより撃破します。

 

その頃パルパティーン逮捕に向かったメイス・ウィンドゥは、シスの暗黒卿としての本性を現したパルパティーンと対峙します。

その戦いの最中に現れたアナキンは、ダークサイドのフォースの力に抗うことができず、メイスの腕を斬り落としてしまい、力を奪われたメイスはパルパティーンの電撃により命を落とします。

ジェダイの殺害に加担したアナキンは後戻りすることができず、ダース・シディアス(パルパティーン)の弟子となり、暗黒卿ダースベイダーへと生まれ変わります。

 

暗黒卿となったアナキンは、幼いジェダイの弟子たちを容赦なく殺害していきます。

その頃、ダース・シディアスはクローントルーパーにジェダイ抹殺指令を発令し、至る所を敵に囲まれた各地のジェダイの多くが、非業の死を遂げていきます。

アナキンVSオビワン師弟対決そして悲劇の結末へ

オビワンもジェダイ抹殺指令により命を狙われますが、元老院議員のベイル・オーガナにより、ヨーダと共に救出されます。

コルサントに戻ったオビワンとヨーダは、ジェダイ聖堂のデータからアナキンがダークサイドへと転落したことを知ります。

ヨーダはパルパティーンとの対決へ、オビワンはアナキンとのけじめをつけるために、それぞれが向かうことになります。

 

パルパティーンはジェダイを反逆者としてでっち上げ、自身を銀河帝国初代皇帝と名乗り即位します。

自身の野望のために利用していた分離主義勢力が不要になったパルパティーンは、アナキンに幹部の粛清とドロイド軍の機能停止を命じます。

幹部が潜む灼熱の惑星ムスターファに向かったアナキンの後をオビワンとパドメが追い、物語はクライマックスへ向かいます。

 

パルパティーンとの一騎打ちを挑んだヨーダは、ダークサイドの強大な力によって敗北し、ヨーダは辺境の惑星に潜伏することを決断します。

分離主義勢力の幹部を発見したアナキンは一人残らず抹殺し、その姿を目にしたパドメはアナキンが自らが愛した夫ではなく、暗黒卿となったことを知って絶望します。

 

皇帝パルパティーンを倒して銀河を支配しようと誘うアナキンをパドメが拒絶した時、オビワンが姿を現します。

感情をコントロールできなくなったアナキンは、フォースの力でパドメの首を絞めて気絶させます。

戦うはずのなかった師弟の対決は、アナキンの強力なフォースに苦戦しながらも、オビワンが感情的になっているアナキンの隙をつき、片腕と両足を切断して勝利します。

 

とどめを刺さずオビワンがその場を立ち去った後、皇帝がアナキンを助け、生命維持装置とマスクをつけたダースベイダーとして蘇らせます。

その頃、パドメは双子の赤ん坊を出産し、男の子はルーク、女の子はレイアと名付けられました。

しかし絶望の状態のパドメは生きる意志を失い、そのまま亡くなってしまいます。

二人の子供が、後に銀河全体の救世主となることは、この時には誰も解かっていませんでした。

映画ライターmasakiの一言

強大なフォースを操る力を持つジェダイのアナキンがジェダイの掟を破り結婚をしたことから、ダークサイドへの誘惑を断ち切れず、暗黒卿ダースベイダーへと生まれ変わっていく姿が、この作品では描かれています。

いつものようなスピード感溢れるアクション映画というよりは、人間が心を乱しながら転落していく姿を描くダークな作品と言え、スターウォーズシリーズの中で他のエピソードとは一線を画した物語になっています。

 

しかしスターウォーズシリーズ全体で見たときには、銀河帝国の誕生、ジェダイの衰退、第2期の主役となるルーク、レイアの誕生など、後の出来事が全てアナキンと繋がっていることが分かります。

悪の道に導かれていくアナキンの姿は辛くもありますが、ダースベイダー誕生の瞬間には震えが止まらない傑作であると思います。

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