「最強のふたり」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

ヒューマンドラマ

「最強のふたり」のあらすじ

ドリスはお金も職もなく、仮釈放のための書類をもらうために、就職活動をしていました。

どの面接でも全く相手にされなかったドリスですが、内容も解からずに受けた採用試験で、何故か採用されます。

その仕事は、身体障害のある大富豪(フィリップ)の介護でした。

フィリップに対し、気を使わずに接してくれるドリスに対して、徐々に心を開いていきます。

友達のように心から楽しませてくれるドリスは、フィリップにとってなくてはならない存在となり、大きな絆が生まれていきます。

こちらは実話を元にして作られた話です。

最強のふたり主な出演者

監督:ニール・バーガー 出演:ブライアン・クランストン(フィリップ)、ケヴィン・ハート(ドリス)、ニコール・キッドマン(イヴォンヌ)、ゴルシフテ・ファラハニ、アヤ・ナオミ・キング、テイト・ドノヴァン、ほか

フィリップとドリスの出会い

黒人男性のドリスは、スラム街の出身です。

逮捕歴があり、仮釈放のための書類にサインをもらうために、様々な面接を受けていました。

そこで仕事内容を全く知らないまま、フィリップのオフィスへと向かいます。

 

ネクタイをしめた面接者が集うなかで乱暴に面接に割り込み、仮釈放のための書類にサインしてくれと頼みます。

横着な態度に驚くイヴォンヌでしたが、フィリップは媚びることのないドリスの姿に心奪われ、採用を決めるのでした。

 

その夜、ドリスはスラム街に住む家族に会いに行きます。

子供と母親に突き放されたドリスは、翌日サインをもらうために再度フィリップの家に向かうのでした。

生まれていく絆と友情

ドリスは住み込みでの生活を始めることになりました。

自分ひとりだけのベッドと自分の部屋、今までの生活からは想像もつかない環境でした。

ドリスの仕事は、身体障害を持つフィリップの介護です。

 

ベッドから起こして食事を与え、お風呂に入れます。

2週間も持たない人が後を絶たない中で、ドリスは淡々と介護をこなしていきます。

首から下の動かないフィリップに対して電話を手で渡したり、タバコを吸わせてくれたり、障害があることを忘れたかのように接します。

 

ある日の夜、フィリップは夜中に突然発作を起こします。

落ち着くまでそばに付き添い、早朝の散歩に連れ出してくれるドリスに対し、フィリップは信頼を感じていくのでした。

一人の人間として接してくれる喜び

今までフィリップの周りにいた人々は彼に気を使い、顔色を伺いながら生活する人ばかりでした。

そんな中、ドリスはフィリップに対して新しい世界を見せ続けてくれるのです。

 

それまで使っていた車椅子用のワゴンからスポーツカーに乗り換え、音楽を爆音で飛ばしながら走り回ります。

オペラを観劇した時には笑い転げ、性欲を満たすために美女のマッサージ師を呼んでくれたりもするのです。

常に気を使わずに友達のように接してくれる彼に対し、フィリップは心を開き、笑顔が溢れるようになりました。

 

娘に対しても心から向き合ってくれるドリスに、フィリップの周囲の人々も彼を受け入れるようになります。

そしてフィリップには、長年文通をしていた女性がいました。

文章よりも電話の方が楽しいと言って、ドリスは文通相手のエレオノールに電話をかけるのです。

 

そこから電話でのやり取りが始まり、より深い仲へと発展していきます。

一度会う約束を取り付けますが、障害を持った自分に自信がなく、彼女が来る寸前にお店を出てしまいます。

そして自身が障害を持ち、妻を失った原因となったパラグライダーに、ドリスと共に再び挑戦するのです。

誕生日パーティーと別れ

毎年のフィリップの誕生日パーティーは、イヴォンヌが計画します。

親戚が集い、クラシックの演奏会を楽しむというものでした。

ドリスは退屈に感じ、自分の好きな音楽を流してダンスを始めます。

すると周りの人たちも踊り出し、最後にはダンスパーティーが始まるのです。

 

今までは気を使って楽しんでいるフィリップでしたが、皆が楽しそうに踊る姿を見て喜び、初めて自分の誕生日パーティーを心から楽しむことができます。

そんなある日、ドリスの弟が彼を訪ねて助けを求めにやってきます。

フィリップはドリスの家庭事情を目の当たりにして、この仕事を辞めるように告げました。

 

そしてドリスは、スラム街へと帰っていきます。

ドリスを失ったフィリップは、また抜け殻のようになってしまいます。

 

彼の状態を見かねたイヴォンヌはドリスを呼び戻し、再び彼のそばへと戻りました。

そして再度笑い合うようになるのです。

ドリスが車を走らせて向かった先のレストランには、以前会えなかったエレオノールが待っていました。

映画ライターTOMの一言

白人と黒人、大富豪とスラム街に住む男性という複雑な人種差別をテーマにしながらも、そんなことを感じさせない二人の姿があります。

本来ならば出会うはずのない二人ですが、人種差別を感じさせない絆と、本気でぶつかり合う二人の姿を感じることができます。

実話を基にしたストーリーで、今でも二人は深い絆で結ばれているそうです。

まさに「最強のふたり」といった題名がピッタリ当てはまるストーリーで、心温まる感動作でした。

コメント