「風と共に去りぬ」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

ヒューマンドラマ

「風と共に去りぬ」のあらすじ

ジョージア州のタラに土地を持つ大富豪である父の娘スカーレットは、幼馴染みであるアシュレーへ想いを寄せています。

しかし、南北戦争が勃発して叶わぬ恋となった末に、スカーレットは二度の結婚を繰り返します。

戦争が落ち着き、スカーレットが苦しんだ末に行き着いた先はアシュレーでも他の誰でもなく、自分ひとりだけでした。

戦争と愛をテーマに、強く生き抜く女性を描いた壮大なストーリーです。

主な出演者

ヴィヴィアン・リー(スカーレット・オハラ)、クラーク・ゲイブル(レット・バトラー)、レスリー・ハワード(アシュレイ・ウィルクス)、オリヴィア・デ・ハヴィランド(メラニー・ハミルトン)、トーマス・ミッチェル(ジェラルド・オハラ)、バーバラ・オニール(エレン・オハラ)、ほか

スカーレットの失恋と南北戦争の始まり

物語は1861年、南北戦争が始まる直前を舞台に始まります。

ジョージア州の郊外タラに、大地主ジェラルド・オハラと、その娘スカーレットが暮らしていました。

金持ちの家柄と美しい顔立ちを持つスカーレットは、幼馴染みであるアシュレーのことが好きでした。

しかし、あるパーティーにて、アシュレーとその従姉妹であるメラニーが結婚することをスカーレットは知ります。

 

想いを抑えることのできないスカーレットはアシュレーに思い切って告白をしますが、振られてしまいました。

アシュレーの心は、完全にメラニーに奪われていたのです。

その時、気力をなくしてしまったスカーレットの元に、チャールズトン出身の船長であるレット・バトラーが現れます。

 

初対面でありながら馴れ馴れしい態度のレットを、最初は受け入れませんでした。

遊び人で女たらしという噂も、スカーレットは聞いていました。

しかし、スカーレットは不思議とレットに興味を持ち始めます。

そしてその頃、世間では南北戦争が始まりました。

スカーレットは結婚するが未亡人となる

メラニーの兄であるチャーレズ・ハミルトンがスカーレットに求婚し、二人は結婚します。

結婚式にはアシュレーも出席して二人の結婚を祝福しますが、スカーレットは好きな人との恋が叶わないことに悲しみ、涙を流します。

しかし、その直後の戦場でチャールズは病により亡くなってしまいます。

未亡人となったスカーレットは退屈して、メラニーのいるアトランタを訪れました。

 

そして病院で看護婦を務めることになったスカーレットは、レットとの再会を果たします。

レットからの誘いを受けますが、スカーレットは断ります。

その頃、アトランタは北軍に攻められ、スカーレットがいる南軍は不利な状況下にありました。

その影響を受け、スカーレットはメラニーとその赤子を連れ、レットと共に故郷であるタラに戻ります。

しかし、タラも北軍の勢力に負け、悲惨な姿へと変貌を遂げていました。

二度目の結婚と揺らぐ気持ち

結果、戦争は北軍の勝利となり、軍隊は次々と南部へと帰省します。

アシュレーも戦場で生き残り、帰還しました。

そしてスカーレットはアシュレーにもう一度告白をしますが、アシュレーは妻と子供を捨てることはできないと言い、スカーレットを拒絶します。

しかしスカーレットにキスをします。

 

一方のタラが戦争に敗北した影響で、スカーレットら住民にも重い税金がのしかかっていました。

タラの土地を守りたいスカーレットはレットに金の助けを求めますが、断られてしまいます。

その頃、レットの妹の婚約者であるフランクが事業に成功し儲けている、という話を耳にします。

情報を聞きチャンスだと思ったスカーレットは、フランクに色目を使い始めます。

 

そして妹からフランクを奪い結婚します。

おかげで税金も無事に支払うと、フランクの事業を活用して金儲けを始めます。

スカーレットはアシュレーを部下として共に働きますが、未だアシュレーへの想いが残っている自分に気づきます。

愛していた人に去られたスカーレット

そんな中でフランクが亡くなり、スカーレットはレットと結婚して娘のボニーを産みました。

スカーレットの気持ちがまだアシュレーに向いていると知ったレットは、娘のボニーをこよなく愛します。

しかし、ある時ボニーが乗馬を二人に披露していると、落馬して死んでしまいます。

愛情を注いできた娘のボニーを亡くして、レットは悲しみに浸ります。

 

またレットとスカーレットを唯一つなぐものがなくなったのも、この瞬間です。

そこにメラニーが二人の仲を取り戻そうと間に入りますが、体の弱さと過労によって倒れ、死亡してしまいます。

死の直前、スカーレットはメラニーから息子とアシュレーを頼まれ、レットには優しく接するように伝えました。

レットは、スカーレットがアシュレーのところへ戻ると想い、チャールズトンへ帰ります。

 

しかし一方で、レットに去られたスカーレットは彼を愛していたことに気づいてしがみつきますが、レットは答えようとしませんでした。

ひとりになったスカーレットは、故郷タラが自分にとって一番大事であることを思い出し、タラへと戻ることに決めました。

映画ライターななの一言

一見すると、自分の欲望によって人々を振り回し最終的にひとりになってしまった令嬢の様子が鮮明に描かれているように見えます。

しかしその一方で、戦争と愛に悩まされる環境の中で必死に生きていくスカーレットが、ただのお金持ちの娘から成長していく姿も見え、観る人に勇気を与えてくれるような作品だと感じました。

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