「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

アクション映画

「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」のあらすじ

三浦建太郎作の人気漫画「ベルセルク」の映画化、その最終章となるのが「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」です。

ガッツとグリフィスが決別し、グリフィスは喪失感から王女を襲い反逆者として拷問の刑を受けていました。

そしてグリフィスとガッツを失った鷹の団の隊員も、全員が反逆者として王国から追われる身となっています。

その後、辛くも襲撃から逃れた鷹の団の前に、何も知らないガッツが姿を現します。

こうなった原因はお前にあるとキャスカに詰め寄られるガッツですが、一行はグリフィスを救出するために王国を目指すのでした。

主な出演者

監督:窪岡俊之 声優:岩永洋昭(ガッツ)、櫻井孝宏(グリフィス)、行成とあ(キャスカ)、梶裕貴(ジュドー)、松本ヨシロウ(コルカス)ほか

ガッツの帰還、キャスカと結ばれたガッツ

鷹の団は隊長であるグリフィスが反逆者の烙印を押されたことから、王国から追われる身となっていました。

何とかグリフィスを取り戻す為に尽力する一行ですが、そこに何も知らないまま鷹の団を去っていたガッツが姿を現します。

グリフィスの隣に真の友として立つために鷹の団を離れて修行していたガッツは、鷹の団の現状に目を見張りました。

 

キャスカはグリフィスが謀反を起こした原因はガッツにある、と詰めよります。

ガッツは自分が去った事でこのような事態になる事は一切予想できておらず、大きな衝撃を受けました。

そしてキャスカはグリフィスのガッツへの思いの強さを思い、自らの無力さに嘆き、帰ってきたガッツに後を託すと崖下へ投身自殺を図りました。

 

キャスカは、すんでの所でガッツに腕を取られます。

再び助けられた事実に改めてガッツを憎く思いながら、惹かれていた自分の心情を見つめなおしました。

グリフィスという、共通のかけがえのない友を持つ二人は、そこからお互いに惹かれあうようになります。

グリフィスの救出、変貌したグリフィスの姿

キャスカと結ばれたガッツですが、不意に何者かの気配を察知して眼を覚まします。

気配は骸骨の姿をした謎の人物でした。

彼はガッツに一つの予言を与えます。

これより後、人の身では購い切れぬ狂気の豪雨、死の嵐が吹き荒れるその予言を与えた後、男は姿を消しました。

 

そしてガッツが戻った鷹の団は、本格的にグリフィス救出へ乗り出します。

グリフィスが投獄される原因となった王女シャルロットは、グリフィス救出のために鷹の団を手引きして、彼がとらえられている牢屋までガッツ達を案内しました。

 

一行は、その中で度重なる拷問によって変貌したグリフィスと対面する事になります。

両手足の腱、舌を切られたグリフィスの姿を見たガッツは激怒し、襲い来る衛兵たちをなぎ倒しながら、なんとか無事にグリフィス奪還を成功させました。

 

王宮から逃げ延びた鷹の団一行は、既に再起不能の身となっていたグリフィスの絶望は深く、キャスカに縋り付く姿からは以前の面影は一つも追うことができませんでした。

キャスカはグリフィスの元に留まることを決意しますが、ガッツには自分の夢をかなえる為にここを離れることを、かつてグリフィスが言った言葉を借りて伝えました。

しかしその言葉は、横たわるグリフィスの耳にも届いていました。

 

絶望の中で改めて自らの夢をかなえる為に動こうとするグリフィスは馬車を操ろうとしますが、自らの体を支えきれずに倒れ伏し、哀れにも腕はへし曲がってしまいました。

グリフィスは、そうして自殺する勇気も持てない自分に笑いがこみ上げてきます。

自らの運命に絶望したグリフィスと舞い戻った覇王の卵

グリフィスが自らを嘲笑したその時、自らの腕に過去失った覇王の卵が巻き付いていることに気が付きました。

ガッツは、グリフィスが倒れているのを見て駆け寄ります。

グリフィスはガッツに助け起こされる事を拒絶しますが、舌を切られたグリフィスの声は届かず、ガッツはグリフィスの体に触れてしまいます。

その時にグリフィスの精神は壊れ、それに呼応した覇王の卵は世界を大きく変容させてしまいました。

 

グリフィス含め、鷹の団の全員が謎の異空間へ飛ばされてしまいます。

戸惑う一行の周りでは、不気味な人影たちが大きな歓声を上げていました。

そしてそこに現れたのは、ゴッドハンドと呼ばれる4人衆でした。

 

彼らはグリフィスに、ゴッドハンドに転生するように持ち掛けます。

その代償が鷹の団の隊員たちの命であるという事もあり、グリフィスは葛藤します。

しかしいつの間にか自分の夢よりも大切なものになっていたガッツの姿が目に入ると、一言「げる」と呟きました。

 

その瞬間グリフィスの姿は消え、隊員たちの体に生贄の刻印が刻まれました。

人影は姿を怪物へ変貌させると、すぐさま隊員たちに襲い掛かります。

成すすべもなく虐殺されていく隊員たち、その中でも隊員たちはなんとかキャスカだけを元の世界へ戻す事に成功しました。

転生したグリフィス、全てを奪われたガッツ

ガッツが目覚めた時、その周辺には仲間の死体が無残にも転がっていました。

そこへゴッドハンドが、新たなるゴッドハンドが誕生した事を継げに来ました。

同時に、ガッツの前に転生して異形の姿となったグリフィスが降臨します。

その目の前には逃げ延びた筈のキャスカがいます。

グリフィスは怪物に腕を咬まれて身動きの取れないガッツの目の前で、キャスカを犯し始めました。

 

目の前で恋仲になっていたキャスカを、目標としていた友に蹂躙される様を見たガッツは、怪物に捕らえられた腕を自ら切り落とします。

そしてグリフィスに一矢報いようとしましたが、再び押さえつけられてしまいました。

なすすべも無いままに咆哮するガッツは、その時に目の前に突然骸骨の騎士が現れてガッツとキャスカを抱えると、どこかへ飛び立っていきました。

 

グリフィスから逃れ目覚めた二人でしたが、キャスカの心は既に壊れてしまっていました。

そしてガッツの周囲には、霊たちが集まり始めていました。

骸骨の騎士が現れ、ガッツに忠告をします。

生贄の刻印を付けられたものは闇の者たちの供物となる、とガッツは騎士の持つ剣を奪うと霊たちを薙ぎ払いました。

襲撃をやめない霊との戦いは、明け方まで続きました。

そして全てを失ったガッツは、奪った者への復讐の旅に出る事を決意するのでした。

映画ライターhatiの一言

三部作で構成されたベルセルクの映画でしたが、黄金時代編という事で漫画の中でも特に楽しい部分を丁寧に描いた作品になっていたと思います。

ただしこの三部作を見ても原作の物語の「始まり」に過ぎないので、映画しか見ない方にはストーリーとして物足りない終幕だったかもしれません。

後味が悪い終わり方にはなっています。

コメント