「セーラー服と機関銃」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

アクション映画

「セーラー服と機関銃」のあらすじ

1981年に公開された、薬師丸ひろ子主演の日本映画です。

赤川次郎原作の同名小説を映画化した作品です。

ある日、父親を亡くし天涯孤独となってしまった女子高生・泉は、遠縁に当たるやくざの親分の跡目を継ぐことになってしまいます。

たった4人の子分と共に、泉は父親の死に絡んだ謎を追い、大きな暴力団組織と決着を付けるために奮闘します。

『陽炎座』の脚本で知られる田中陽造と、『翔んだカップル』の相米慎二監督がタッグを組んでいます。

主な出演者

監督:相米慎二 出演:薬師丸ひろ子(星泉)、渡瀬恒彦(佐久間真)、風祭ゆき(三大寺マユミ)、大門正明(目高組トリオ・政)、林家しん平(目高組トリオ・ヒコ)、酒井敏也(目高組トリオ・メイ)、三國連太郎(太っちょ・三大寺一)ほか

泉の周りに謎の人物たちが現れる

女子高校生の星泉は幼い頃に母親を亡くして以来、父親が男手一つで育ててくれました。

しかし、たった一人の肉親である父親が交通事故に遭い、彼女は天涯孤独の身になってしまったのです。

父の葬式の日に、泉は見慣れない男が焼香を上げていることに気が付きます。

葬式の後、疲れた体を引きずるようにして自宅マンションに帰ると、知らない女が待っていました。

泉は彼女を警戒しますが、彼女は一通の手紙を泉に見せました。

 

それは「自分に何かがあった時には泉のことを頼む」という旨が書かれた、父からの手紙だったのです。

泉は、マユミの風貌が父親の恋人には到底見えないと感じました。

しかし、彼女はマンションに転がり込んできて、一緒に生活することになりました。

次の日に泉は、自分が通う高校の門に黒スーツで身を固めた男たちが、ズラリと並んでいるのを見かけます。

男たちは、何と泉を待っていたというのです。

その中には、父親の葬儀の際に見かけた男・佐久間もいました。

泉がやくざの4代目組長を継ぐ

父親の葬儀に現れた謎の男・佐久間のボロボロの車に乗せられて、泉はとある汚い事務所へ連れて行かれます。

そこは目高組というやくざの事務所でしたが、構成員は4人しかいませんでした。

佐久間と仲間たちは、泉に目高組の4代目組長を継いでほしいと頼みます。

 

彼が言うには目高組の3代目組長が先日亡くなり、「自分の跡目を継ぐ人間を血縁者から選んでほしい」という遺言を残していたのです。

そして泉の父親が先代組長の血縁者だったのですが、父親も亡くなっているため、娘である泉に次の組長になってほしいと言うのでした。

 

初めは申し出を断る泉でしたが、佐久間と政、ヒコ、メイの4人の子分たちの熱意に押されて、4代目組長を襲名することになってしまいました。

その後4代目を引き継ぐことになった泉は、子分たちと共に大組織の元締めである浜口のところへ挨拶に行きます。

しかし、およそ組長らしくない女子高校生の泉を見て、浜口は笑って馬鹿にしました。
一方の子分たちは、至って真剣でした。

子分がやられ、泉が太っちょに捕まる

父親を亡くしてから、あまりに多くの出来事があり過ぎて疲れ果てた泉は、自宅のマンションへ帰りました。

しかし、部屋の中は何者かに荒らされており、同居人のマユミもいなくなっています。
困惑する泉の前に、黒木と名乗る刑事が現れました。

彼は、泉の父親が生前ヘロインの密輸に関与していたことを話し、泉はショックを受けます。

さらに刑事は、マユミは札付きの悪だと告げました。

結局マユミは家に戻らず、後日目高組の子分であるヒコの死体が事務所の前に転がっていました。

しかし、その後暫く経ちマユミから電話が来ました。

 

泉はマユミと会い、彼女の父親が「太っちょ」の通り名で知られるやくざの大親分だという話を聞かされます。

太っちょは、あの浜口も一目置く人物でした。

その後、泉の自宅マンションはまたもや荒されてしまいボディガードであるメイが殺され、泉は太っちょの所へ拉致されてしまいます。

太っちょは、泉に麻薬を渡すように詰め寄ります。

泉はまたひとり残される

麻薬のことなど知らない泉はピンチに陥りますが、そこへマユミが現れて麻薬のある場所を教えるので泉を解放するように頼み、泉は自由の身になりました。

さらに刑事の黒木が来て、実は彼がヘロインの密輸をしている黒幕であることが判明します。

黒木は、刑事でありながらヘロイン取引をしていましたが、麻薬取締官に見つかったため、ヘロインを隣に居合わせた泉の父の荷物に紛れ込ませたのでした。

 

黒木の愛人だったマユミは麻薬を探し、水に溶かしてローションの瓶に入れておいたのでした。

彼女の報告を受けマンションに回収に行った黒木は、麻薬を浜口組に横取りされ、殺害されてしまいます。

泉は、佐久間が連れ出したので無事でした。

2人を追いかけようとした太っちょの前にマユミが現れ、父親である彼を銃で撃ちました。

泉は機関銃を持ち、佐久間と政と共に浜口組へ乗り込みます。

 

浜口は、泉に「麻薬が手に入った代わりに目高組の縄張りを広げてやる」と言いますが、泉は麻薬の入った瓶を機関銃で壊しました。

ひと悶着あり政が命を落とし、泉と佐久間は2人だけの目高組を解散して、佐久間は故郷に戻りました。

しかし、彼はその後喧嘩の仲裁に入り刺殺されたと警察から聞いた泉は、彼の遺体を確認します。

泉は佐久間にキスをして別れを告げます。

映画ライターもじゃの一言

この映画が公開された当時は、ものすごい人気だったそうですね。

主演の薬師丸ひろ子さんが、機関銃をぶっ放すシーンで顔を負傷したにもかかわらず気付かずに演技を続けた、というエピソードは有名です。

色々と「こんなのあり得ないだろう」というお話ですが、エンターテインメント作品として楽しめると思います。

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