「劇場版 幼女戦記」のあらすじ・ネタバレ・ラスト

アクション映画

「劇場版 幼女戦記」のあらすじ

カルロ・ゼン原作のアニメ化作品の劇場版になり、テレビ版の続編に当たります。

初めて世界大戦が起きたヨーロッパのような世界に、圧倒的な魔力を持つ少女・ターニャとして生まれ変わった元エリートサラリーマンの活躍を描いています。

圧倒的な戦闘力ゆえに「ラインの悪魔」の異名が付いてしまったターニャと、第二〇三航空魔導大隊は、ある時東方の連邦で、合州国義勇派兵部隊の少女メアリー・スーと戦うことになります。

主な出演者

監督:上村泰 声優:悠木碧(ターニャ)、早見沙織(ヴィーシャ)、三木眞一郎(レルゲン)、玄田哲章(ルーデルドルフ)、大塚芳忠(ゼートゥーア)、飛田展男(シューゲル)、濱野大輝(ヴァイス)、笠間淳(ケーニッヒ)、林大地(ノイマン)、戸松遥(メアリー)ほか

ターニャと第二〇三航空魔導大隊が東方へ

統一暦1966年に、連合王国にある教会では、帝国陸軍の技師だったアーデルハイド・フォン・シューゲルが記者の取材を受けています。

シューゲルの話によれば、「帝国が世界大戦に踏み切った理由は分からないが、世界大戦が起きたのは世界が帝国を恐れたため」とのことです。

 

過去を振り返り、統一暦1926年2月のこと、ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐と彼女の精鋭である帝国陸軍第二〇三航空魔導大隊(ピクシー大隊)は、南方大陸にありました。

ピクシー大隊は、分散した自由共和国軍の部隊の足止めを担当する予定でしたが、共和国軍は分散せずに帝国上陸軍の本隊へ向かっていました。

 

ターニャは欺かれたことを悟り、敵の隙を突き司令部を攻撃して、見事に南方大陸で勝利しました。

意気揚々と本国へ帰還したターニャと大隊でしたが、彼女たちの前に帝国陸軍参謀本部情報部のエーリッヒ・フォン・レルゲン大佐が現れて、帝国の隣にあるルーシー連邦へ偵察へ行くように言い渡します。

こうしてターニャと大隊は、帰還して間もなく東方の国境地帯へと旅立つことになるのでした。

ターニャとメアリー・スーが戦う

進軍したくなかったターニャはしぶしぶでしたが、連邦の国土に侵入しました。

連邦軍の部隊が展開されていたので司令部へ報告に行こうとしたところ、突如連邦軍から帝国への宣戦布告があり、攻撃されてしまいます。

ターニャと大隊は機転を利かせて連邦軍に奇襲攻撃をして、部隊を全滅させました。

 

司令部から任意の攻撃を命じられましたが、部下から指示を求められたターニャは、連邦の首都モスコーに攻撃をしかけることを宣言します。

部下たちは反対しましたが、ターニャは不敵に笑いました。

ターニャと大隊は、首都モスコーにある軍事施設を攻撃し挑発を行います。

 

その時、モスコーには帝国に対抗するために各国の部隊や兵士が集まっており、その場に居合わせた合州国義勇兵のメアリー・スーは、上官である連合王国中佐ウイリアム・ドレイクが止めるのも聞かず、出撃するのでした。

父親の敵である帝国への復讐をしたいメアリーと、目的を終えて撤退しようとする大隊が交戦になります。

「ラインの悪魔」と恐れられるターニャに劣らない戦闘力で肉薄するメアリーは、ターニャの持つ銃を見て父の仇だと悟ります。

結局はターニャが勝ち、メアリーは重傷を負ったものの、その魔力の強さにターニャは疑問を感じます。

ターニャ、メアリー・スーに苦戦する

善戦したピクシー大隊は、その夜に祝杯を挙げましたが、ターニャは一人メアリーの膨大な魔力への違和感について考え、ターニャにも干渉してきた「神」を名乗る存在Xの存在を疑っていました。

その後、撤退時に孤立したティゲンホーフ市から救援要請が出されたため、ターニャは夜中に部下たちを起こし、連邦軍に包囲されてしまったティゲンホーフを救出しに出向きます。

 

同時期に連邦軍や多国籍軍義勇兵にも招集がかかり、復帰したメアリー・スーも参戦することになりました。

ターニャは、戦闘機などの航空機部隊に加えて魔導師部隊の接近を確認したため、自ら魔導師部隊と戦うことを決めます。

戦闘の最中にターニャを発見したメアリーは単身で突撃し、ターニャは彼女の執念の深さに防戦を強いられます。

 

メアリーが「お父さんの仇」と叫んだので、個人的な理由で戦う彼女に一度は戸惑うターニャでしたが、徐々に冷静さを取り戻します。

ターニャは逃げると見せかけて攻撃に転じますが、メアリーの生死を確認しようとした際に、逆に吹き飛ばされてしまいます。

揉み合った結果、ターニャはメアリーを銃で撃ちますが、ウィリアムに妨害されて止めを刺し損ねます。

ターニャはやっぱり最前線

魔導部隊に勝利したターニャたちと、航空機部隊を壊滅させた部下たちの活躍により、ティゲンホーフ市の救出に成功しました。

戦いから10日が経ち、ターニャは作戦参謀次長のゼートゥーアとルーデルドルフに面会し、転属願いを出して後方勤務を願い出ました。

 

本音は安全にのんびり過ごしたいのが理由でしたが、建前上部隊運用の研究をしたいからだと主張し、転属願いはあっさり認められることになりました。

念願の後方勤務が認められ、ターニャは大喜びします。

しかし、それから2ヶ月が経ち、彼女にゼートゥーアから思いもかけぬ電話が入ります。

 

ターニャが提案した軍の再編・運用計画を採用することが決まった、という知らせでした。

とんとん拍子に希望が叶い、一旦は喜ぶターニャでしたが、試験的に作った戦闘部隊を彼女自身が指揮して最前線で研究するように、と言い渡します。

電話が切れると、目論みが外れたターニャは「どうしてこうなった!?」と一人叫ぶのでした。

映画ライターもじゃの一言

TVアニメの続編的な作品なので、いきなり映画から観た人はよく分からないかもしれません。

それなので、ぜひテレビシリーズを観ておくのがおすすめです。

いわゆる異世界転生モノですが、「配属先が思い通りにならない」という点は、現代のサラリーマン生活と似ていますね。

映画の結末は、本作ファンなら「やっぱりか」と言えるものでしょう。

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